
小川沿い、畦道等に自生している「ミゾソバ」はタデ科の多年草で
茎は地面を横に這って根をおろし、そこから上に伸びて高さ30~80cmになり
茎には下向きに小さな棘が無数に生えていて、触ると痛みを感じる
「ミゾソバ」の花期は、晩夏から秋にかけて茎の先端で枝分かれした先に
直径 4~7mm位の大きさで、根元が白く先端が淡紅色の多数の花を咲かせる
しかし花弁に見えるものは 他のタデ科植物と同じく萼の部分であり
この花の蕾は、まるでお菓子の「金平糖」の様に見える事から
「コンペイトウグサ」とも呼ばれており、また葉の形が牛に似ている事から
「ウシノヒタイ」とも呼ばれているが、本来の名前の由来は
自生する場所が溝や湿地に繁茂していて、蕎麦に姿が似ている事から
そのまま「ミゾソバ」の名前が付けられたと云われている
数年前の散歩中に、爺やが見つけたこの「ミゾソバ」と「コスモス」の花が咲き
休耕田となっている秘密の場所へ、今年もそろそろ花が咲いているのではないかと思い
10月下旬に訪れたら、コスモスはやや見頃を過ぎていたが
この「ミゾソバ」の花が、今年も綺麗な花を沢山咲かせていた
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