母はふるさとの風

今は忘れられた美しい日本の言葉の響き、リズミカルな抒情詩は味わえば結構楽しい。 
ここはささやかな、ポエムの部屋です。

エネルギー充電

2020年06月23日 | Weblog
長袖の羊の毛のセーター
別珍の赤い足袋
眠るときは
舞妓さんの冬の定番の腕カバー
レッグウオーマー
古い帯揚げ襟に巻き
引っ張り出す羽毛ケット
せめて庭の萩を一輪差し
お汁粉に甘酒
大蒜たっぷり甘めの豚ロース焼
これらに護られ
それでも背中だけは丸めず
とんでもなく寒い梅雨冷えの日を
決して若くない体を引っ張り励まし
姪たちにしょぼしょぼと用件のみの文したため
張っていたものみんな緩め
ネコたちの体温想いうっすらと目を閉じ
ヒトは生きる日が
あるのです
嗚呼


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1 コメント

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Unknown (maronnoheya26)
2020-06-26 08:56:13
素敵‼︎👏
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