風の電話
2014年07月18日 | 愛
夏草繁る廃墟の原に立つ
「風の電話」
風は海風を運び 太陽の力を受け止め 生き物を育て
草に覆われた広い原に
ダイヤルする人をを待つ
「風の電話」
あなた お元気ですか
私はこの故郷を仮に離れて
今も元気で生きていますよ
遠い街に住んでも
貴方と暮らしたこの海沿いの街をいつも思い出し
いつもまた戻りたいと思っています
茫々のはらっぱになっても
このまちはあなと生きたふるさと
大切な町 思い出あふれる土地
ダイヤルを回せば
海、山の風の音がするだけ
それでも電話を握りしめると
愛しい声がどこからか聞こえてくる
安心おし 私はそばに居て
何時もお前をみつめているよ
胸張り裂け
涙があふれるその声
これから私
何処に住んだらいいのでしょうか
どう生きればいいか
教えて守って下さい独りきりで
今は話す人もいない
でもここにきて
風の電話を躊躇いつつかけると
心の中に少しだけ
涼しい風が吹き悩ましい淋しい日々を忘れられる
ひとり生きて行かねばならぬ人々に
草むらを潮風が吹き渡り
遠くなった日日と同じ
夏の太陽が輝く
夏草繁るはらっぱに立つ
悲しみ癒す「風の電話」
「風の電話」
風は海風を運び 太陽の力を受け止め 生き物を育て
草に覆われた広い原に
ダイヤルする人をを待つ
「風の電話」
あなた お元気ですか
私はこの故郷を仮に離れて
今も元気で生きていますよ
遠い街に住んでも
貴方と暮らしたこの海沿いの街をいつも思い出し
いつもまた戻りたいと思っています
茫々のはらっぱになっても
このまちはあなと生きたふるさと
大切な町 思い出あふれる土地
ダイヤルを回せば
海、山の風の音がするだけ
それでも電話を握りしめると
愛しい声がどこからか聞こえてくる
安心おし 私はそばに居て
何時もお前をみつめているよ
胸張り裂け
涙があふれるその声
これから私
何処に住んだらいいのでしょうか
どう生きればいいか
教えて守って下さい独りきりで
今は話す人もいない
でもここにきて
風の電話を躊躇いつつかけると
心の中に少しだけ
涼しい風が吹き悩ましい淋しい日々を忘れられる
ひとり生きて行かねばならぬ人々に
草むらを潮風が吹き渡り
遠くなった日日と同じ
夏の太陽が輝く
夏草繁るはらっぱに立つ
悲しみ癒す「風の電話」