母はふるさとの風

今は忘れられた美しい日本の言葉の響き、リズミカルな抒情詩は味わえば結構楽しい。 
ここはささやかな、ポエムの部屋です。

花の香

2022年05月18日 | 
花にはほのかに香りあり
心に残る香りあり
花の香りはいのちの香
いきものの
命の源から出るもの
命の源はこの宇宙の
うつくしく優しき永遠のもの

生きる幸せを知らせるものに
こころ離れたときは不幸せ

香りはひそかで謙虚である
この天上の香
心和む
花の香を争う人に届けたい
一輪の白い花を届けたい
荒ぶる人が人を取り戻す花の香り
この香り一輪の花
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2 コメント

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花の香り (紫苑)
2022-05-19 07:33:56
みどりさん
すごく素敵な詩ですね。花の香りはいのちの香り~~
加齢臭もありそうですが(笑)、よきいのちの香りを漂わせたいものです。
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ありがとうございます。 (はな)
2022-05-19 10:16:43
紫苑さん。
そうですねヒトに花の香り薄まるときは、せめてaromaなど焚きこめましょう。 

今年は、ご多忙のようですね。 
返信する

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