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「人間は、微生物にはかなわない」by大村智氏

2015年10月10日 | 期待の技術
「微生物にかなわない」=創薬の力、大村さん語る―ノーベル賞
時事通信 10月9日(金)16時58分配信

 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった大村智・北里大特別栄誉教授(80)は9日、時事通信社などのインタビューに応じ、熱帯で数億人を救った抗生物質「イベルメクチン」をつくり出した微生物の力について、「人間は微生物にはかなわない」と語った。
 受賞が決定した5日夜の記者会見で、「微生物の力を借りているだけ」と謙虚に語った大村さん。微生物は砂糖を一晩でアルコールに変えるなど、「考えられないようなことをしている」と強調した。
 大村さんは「今ある薬の過半数は微生物がつくった」と解説。微生物は感染症の薬をはじめ、脂質異常症の薬や抗がん剤などを生んできた。大村さんも、静岡県内の土壌に含まれていた放線菌がつくる物質の中から抗生物質を見つけ出した。
 微生物を探し、生み出す化学物質の効果を見極めて薬にする創薬は時間がかかる。現在は石油などから膨大な化合物を合成し、薬の候補となる物質をコンピューターで見つけ出す手法が主流になった。
 大村さんは主流の方法だけでは十分でないと指摘し、微生物の利用が「見直されるのが楽しみだ」
と締めくくった。 



意識レベルが高いと大丈夫。というのは、キネシオロジーテストをするようになって実感したことなのですが。
木村秋則さんのりんご畑の土は、900を超えていた。だからこそ、無農薬で栽培種のりんごができるようになったのだと、私どもは理解しています。

地球の意識レベルは、16万という、とてつもない数値でしたので、この地球の創造物を有効活用することで、私たちは持続可能な未来につなげていけるのじゃないかって思うのです。

大村さんは主流の方法だけでは十分でないと指摘し、
微生物の利用が「見直されるのが楽しみだ」と締めくくった。


微生物とは、顕微鏡でしか見えない生物。(そのまんまだけど)
地中のバクテリアや、菌も。
身近では、日本酒や納豆、味噌、醤油その他、微生物のおかげで、日本人は豊かな食生活がおくれますが、発酵食品には、薬効もありますよね。


除菌殺菌ばやりの昨今ですが、どこかに人に有用な微生物が隠れているかもしれません。
見た目がきれいでも、大事なことが台無しになりませんように。これからの時代、視点を変えて微生物の有効活用を。
腸内細菌(腸内フローラ)が人間の体のみならず心にも影響を与えることがわかりだした現在、大村先生ではありませんが、「見直されるのが楽しみ」です。


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6 コメント

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私も楽しみ♪ (ひろみ)
2015-10-10 23:38:31
前にも書きましたが、私が、微生物に興味を持ち始めたのが、5年前の春。。。
その後、東日本大震災があり、お米のとぎ汁で乳酸菌液を作り始めました。
これが、面白いのです。
腐敗と発酵に興味を持ち始めたのは、この頃からで、今でもまだ続いています。
フルーツミックススムージーやガスパチョを作るときには、自家製、乳酸菌液を混ぜて、元気な乳酸菌を毎日飲んでいます♪
おかげで、私も子供も風邪も引きにくく、元気いっぱいです。

発酵に進むか、腐敗に進むか、二つに一つしかないんです。
どちらも微生物の働きによりますから、腸内が発酵するか腐敗するかは、腸内フローラの微生物のバランス。
大地も、同じ。。。

化学合成された物質では、できないことを生きた微生物たちが、私たちの見えないところで、働いてくれているのに、感謝しなくてはいけないのに、私たちは、除菌・滅菌、衛生的に・・・って神経質になりすぎて、腐敗を促がす微生物だけでなく、発酵を促がす有効な微生物までも、殺してしまっているんですよね。。。
まるで、人体でも、がん細胞と戦うといって、抗がん剤で、健康な細胞まで攻撃してしまって、免疫力を落としてしまう治療をしているみたいに。。。

科学が発展しているのに、人間は、何をやっているんでしょうね。。。
大村氏のような、自然の力を上手に利用して、役に立てるのが本当の科学だと私は思います。
ひろみさんへ (金木犀)
2015-10-11 18:24:37
ひろみさんが乳酸菌液と出会えたように、菌があらゆる場面で見なおされていること、良かったなあと思います。
(不思議ですが、これも作る人の意識レベルで結果が違うことがありますよ)
ある時期やたら、抗菌殺菌グッズが流行ったりしましたが。
清潔も大事だけど、度を越したら、逆に必要な免疫が作られず、アレルギーが出やすくなったり、不自然すぎる清潔は間違った方向だと思います。

>まるで、人体でも、がん細胞と戦うといって、抗がん剤で、健康な細胞まで攻撃してしまって、免疫力を落としてしまう治療をしているみたいに。。。

本当に・・・。本当に。

>大村氏のような、自然の力を上手に利用して、役に立てるのが本当の科学

大村先生は、今現在、愛のパワーを持ってらっしゃる科学者です。
科学者でありながら理性の壁を超えていらっしゃるのは、大いなる自然に対する謙虚さと尊敬、他者への慈愛の気持ちをもっていらっしゃること、に尽きると思います。
こんばんは (スピカ)
2015-12-01 22:42:05
この間は返信ありがとうございました。

私はもともと祖父が農家で
祖父の他界とともに農業の方へ趣味が移りました。
2013年より微生物での発酵資材を作るようになってからというもの、最近ではスピリチアルな方向へと思考は進んでいます。

休みの日は度々発酵ほかし肥料を作っては畑に投入しています。









スピカさんへ (金木犀)
2015-12-03 15:55:39
こちらこそ、コメント頂きありがとうございます。

農業は、自然と最も身近に感じる仕事に一つですよね。
うちでも、庭のコンポストにEM菌を一度入れたら、いい感じに増殖して、ミミズも増えて、ありがたいです。
化学肥料は使わずにすんでいます。

スピリチュアルって、やや遊び半分にオーラとか前世とかの部分ばかり強調されますが、視点を変えて、人智を超えた自然の営みを知ることが、そうなんじゃないかって思うこともあるのです。
自然の中で生かされていること、すべての存在とつながっていること、それらを謙虚に受け止めることで、この世界に自分が生まれてきた意味を知ること、なんて・・・ちょっと大げさですが(笑)
大村智氏が開発した抗寄生虫薬 (ひろみ)
2020-04-11 06:51:22
数日前の報道ですが、嬉しいお話なので、古い記事を発掘しました!

ノーベル賞・大村智氏開発の薬 新型コロナに“抑制効果”
https://www.fnn.jp/articles/-/29373
ノーベル賞を受賞した大村智氏が開発した抗寄生虫薬が、新型コロナウイルスの抑制に効果があることがわかった。

オーストラリアのモナシュ大学の研究チームは、寄生虫による感染症の治療薬として使われる「イベルメクチン」を、試験管の中で新型コロナウイルスに投与したところ、48時間以内にウイルスが増殖しなくなったと発表した。

イベルメクチンは、ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智北里大学特別栄誉教授が開発した抗寄生虫薬で、研究チームは今後、臨床試験を急ぐ方針。

wikiによると、
静岡県伊東市内のゴルフ場近くで採取した土壌から、大村智により発見された新種の放線菌「ストレプトマイセス・アベルメクチニウス」(Streptomyces avermitilis)が生産する物質を元に、MSDが創薬

すごいですよねー。
微生物の世界は、本当に奥が深い・・・。

wikiには、すでに、上記の新型コロナウイルス抑制効果のことも書いてありました。
仕事が早いというか・・・。

大村氏とは関係ありませんが、こんな記事を先ほど見つけました。

新型コロナ患者の9割を漢方で治療 中国
https://afpbb.com/articles/-/3277223
漢方薬の金花清感顆粒はインフルエンザ患者の発熱時間を短縮し、チーリー強心膠嚢(カプセル)は心臓の機能を改善することが分かっている

また感染症学会で3月に寄稿された文章があります。
COVID-19 感染症に対する漢方治療の考え方
http://kansensho.or.jp/uploads/files/news/gakkai/covid19_kanpou_0319.pdf

新型コロナウイルスは、西洋医学の対処法の限界を人類に突き付けているというか教えてくれているのかもしれませんね。。。

服薬や添加物、食生活の乱れやストレスなどで腸内細菌のバランスが崩れてしまっている人たちが、感染したらサイトカンストーム(免疫の暴走)が起こりやすく、重篤化しやすいようですから。
漢方薬や、微生物起源の薬で、抑制効果があり、治療できるなら、体の負担も少なくて済むでしょうから、検証を進めて、治療薬として承認されたらいいですよね。

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ひろみさんへ (金木犀)
2020-04-11 18:53:43
大村先生のイベルメクチンの件、記事にしようと思っていたところへ、この記事にコメントいただいていました。
ありがとうございます。
シンクロしちゃいましたね!

うちでも、この30年、ほぼ漢方薬以外飲んでいないので、中国では漢方が結果を出していたとしたら、うれしいです。
新記事にも書きましたが、「地球由来」はこれからの時代のキーワードになるかもしれません。
チャールズ皇太子は、真偽のほどはわかりませんが、アーユルベーダとホメオパシーでコロナから回復したという情報もあります。

でも、イギリス王室がホメオパシーを利用していると言うことは昔から有名ですね。
ホメオパシーは、かすかな揺らぎのような治療方法なので、電磁波飛び交う現代社会では、効果がなくなってしまっているみたいです。
でも、王宮の中は、広くて特別だから影響を受けていないのでしょうか。
エリザベス女王のご長寿が物語っているようです。

感染症学会の漢方のサイトはリンクが切れちゃったみたいですね。残念。

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