虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

敦賀原発2号機再稼働不可能に、規制委員会は政治の圧力に負けなかった

2024年08月04日 | 脱原発

「敦賀原発2号機再稼働不可能に」

新聞見出しが潔くて、良かった。

敦賀原発2号機が再稼働不可能に 原子力規制委員会が初めて不適合審査書を取りまとめへ :東京新聞 TOKYO Web

 日本原子力発電(原電)敦賀2号機(福井県)の原子炉直下に活断層が通る可能性があるとして、原子力規制委員会は2日、再稼働に向けた申請が新規制基準に不適合だとする審査書の作成を決めた。
 東京電力福島第1原発事故後に策定された新基準で不適合となるのは初めてで、再稼働はできなくなった。原電は新たな証拠を探して再申請する考えを示したが、結論を覆すのは困難だ。

東京新聞 TOKYO Web

 


東日本大震災のあと、当時の菅(かん)政権肝いりの第三者機関「原子力規制委員会」が生まれた。それまでは、経産省内にある「原子力安全委員会」が原発の安全性を守ると言っていた。しかし、推進するところと規制するところが同じでは意味がないので、純粋な独立機関として規制委員会は誕生した。

それだけでも民主党に政権交代した意味はあったと思う。

しかし当初こそ期待が大きかったが、その後、自民党に政権が変わってからは、第三者機関としての存在が危うくなり、政権寄りの委員が参加したり、与党からは再稼働の圧力が常にあったようだ。
今回も、自民党からの圧力はあったが、活断層があるのに、ないということはできない。政治の言いなりにはならなかった。良かったと一安心しました。


またまた、「寅に翼」のエピソード、不勉強で私は初めて知ったのですが、太平洋戦争に突入する前に、日本の30代の優秀な人材を集めて、模擬内閣を作り、アメリカとの戦争のシュミレーションをさせた。それが「総力戦研究所」。
そこで、何度シュミレーションを繰り返しても日本は完全負けという答えしか出てこなかった。しかし総力戦研究所がそれを伝えても、時の内閣は、その答えを無視。「政府の方針とは何ら関係ない」「やってみなければわからない」と無謀な戦争に突入してしまったのだという。

(そう言えば、東京に生まれ育ち、当時としてはハイカラだった義母も、周囲の人たちとこっそり「アメリカさんと戦争したら勝てるわけがない」と言っていたという。国内でもわかる人はわかっていたのだろう)




アメリカとの戦争に突入した無謀さは、なんとなく科学を無視して地震国日本に原発を導入した無謀さと似ているなあと思っていた矢先、以下のようなXを見て、またびっくりでした。
なんと原発も同じようなことが現代でも起こっていたとは・・


原子力行政に関して。

04年経産省の官僚たちは、"使用済核燃料サイクルの再処理は困難だと試算し告発"までしたのに、
その声は封印され原子力行政は捻じ曲げられて来た  

   ↓


戦争と原発、科学を無視した権力者の思惑で、国家の方向はゆがめられ、失敗した。
そして、たいてい真っ先に犠牲になるのは、国民。

この国の不幸は、声の大きい権力者たちに、弱い人たちは押しつぶされてきたことだと思う。
結果、マルチの会社の社長やカルト教団の幹部や反社の皆さんが、大手を振って、桜を見る会にご招待されたり。
こっそり裏金をもらって、脱税する国会議員がいたり。もう、モラルは消えて、やりたい放題。国の柱が食い荒らされてぐらぐらじゃないでしょうか。

流れぬ水は腐る。今一度政権交代しないと、よどみきってすくいようがなくなりそうです。




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不幸中の幸い、作らなくて良かった珠洲原発

2024年01月23日 | 脱原発

福島第一原発、事故が発生してからの福島原発周辺の人々の避難状況は、悲惨だった。
津波や地震にも耐えた家を離れ、もうふるさとには帰れなくなった人たち、放置され餓死していった牛などの家畜や動物たち、思い出すとかわいそうで胸が苦しくなる。原発は、自然災害の延長線にある深刻な人災となるリスクがある。
もう二度と同じ事を繰り返してはいけないと思う。


能登半島の先端の珠洲市(すずし)で、珠洲原発建設の反対運動が起こり、珠洲原発ができなかったのは、本当に不幸中の幸いでした。
22日の東京新聞。反対運動の中心的存在だった僧侶・塚本真如(まこと)さん(78)が語った。

「珠洲原発があったら…もっと悲惨だった」 能登半島地震で孤立した集落、原発反対を訴えた僧侶の実感:東京新聞 TOKYO Web

「珠洲原発があったら…もっと悲惨だった」 能登半島地震で孤立した集落、原発反対を訴えた僧侶の実感:東京新聞 TOKYO Web

能登半島地震は22日で発生から3週間になる。被災地では道路が寸断され、多くの集落が孤立した。かつて「珠洲原発」の予定地だった石川県珠洲...

東京新聞 TOKYO Web

 


珠洲(すず)原発計画 関西と中部、北陸の電力3社が1976年に構想を発表した。関電が高屋地区に、中部電が寺家(じけ)地区にそれぞれ100万キロワット級の大型原発を建てる計画だったが、住民らが反対運動を展開。電力需要の伸び悩みもあり、2003年に凍結された。

 (記事抜粋)

◆仏様は無事だったが、集落につながる道はすべて土砂崩れ

 高屋地区で代々続く円龍寺(真宗大谷派)の20代目住職である塚本さんは1日午後4時すぎ、自宅の居間で最初の揺れを感じた。本尊の様子が気になり、居間とつながる本堂へ向かった。「仏様は無事やな」。ホッとした直後に本震が起きた。すぐ戻ると、居間が崩れていた。下敷きになった妻の詠子さんを助け出せたが、足には大けがを負っていた。
 車庫もつぶれて車が出せない。本堂も傾いていた。「ここにおったら危ない」。2人で家を出た。

 100人ほどが暮らす高屋地区は平地が少なく、住宅は海岸線と急斜面の山との間に並ぶ。集落に通じる道は3方向あるが、すべて土砂崩れで断絶。海岸線は数メートル隆起し、船も出入りできない状況になった。
 大半の家屋は倒壊。無事な家や、避難所となるはずの集会所は土砂崩れに巻き込まれる恐れがあり、住民の多くは車中泊を選び、約20台の車列ができた。塚本さんも知人の小型車の中で、大人4人で過ごした。


◆電気もガスも、電話もネットもダメ

 住民で食料を分け合った。水は地下水を確保したが、「電気やガスはダメ、ガソリンは足りない。電話もネットもほぼ使えない。情報が何もなかった」。割れた瓦で港に「SOS」を作る住民もいた。
 3日になってドクターヘリが到着。詠子さんと、妊婦が病院へと運ばれたが、塚本さんらの車中泊は続く。7日に山側の道が復旧し、高屋地区は石川県の孤立集落リストから外れた。しかし、実際に通れたのは、車高の高い自衛隊車両のみ。10日に自衛隊が一般車も通れるよう道を整備し、11日には大半の住民が避難を決意。塚本さんも知人の車で金沢市内に向かい、2次避難先に指定された同県加賀市のホテルに着いた時には12日になっていた。
 もし高屋に原発が造られていたらー。塚本さんは揺るぎない口調で語った。「もっと悲惨な状況になっていたやろうな、としか言いようがない。止めて本当に良かった」


◆地盤隆起で配管損傷→原発冷却不能の可能性も

 原発の避難計画に詳しい環境経済研究所の上岡直見代表は「今回の地震で珠洲原発予定地は地盤が数メートル隆起した。原発があったら、配管などが壊れて冷却が全くできず大事故となり、逃げられない住民は福島原発事故以上に被ばくした可能性は否定はできない」との見方を示す。


 孤立集落が相次いだ能登のように国内には半島に位置する原発も多く「四国の伊方原発が象徴的だが、住民避難の観点でもリスクが大きい」と強調。「屋内退避など指針の前提も崩れた。真剣に避難を考えるほど、原発は動かせないという結論になる

ーーーーーーーーーーーーー


自然災害によって、半島で原発が事故を起こしたら、海ルートも山ルートも閉ざされて逃げられないし、家が壊れれば屋内避難もできない。

今回、ひどい災害に遭ったとはいえ、塚本さんやご家族の生命のご無事は何よりだったと思います。
しかし、もしそこに原発があると、二次災害、三次災害の可能性が出てきます。
特に、記事にもありますが四国の伊方原発。半島の原発は、いの一番に考え直すべきと思います。

2030年代、原発ゼロ

安倍政権からこっち白紙撤回されてしまったけれど、民主党政権時代に決めたこと、もう一度2011年の教訓を思い出しましょう。

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志賀原発への危機感

2024年01月17日 | 脱原発

地震から16日後の1月16日夕方、また、石川県の志賀原発のある、志賀町で、最大震度5弱の地震があった。




韓国のニュースを日本語訳してくれたXがあった。
日本のマスコミ報道より詳しい。
今回の地震では、韓国は、隣国であるだけでなく、原発に対して同じ海を共有する当事者としてのスタンスもあるのだろう。
    ↓


東日本大震災の時に思ったのですが、日本海側の原発に何かあった場合、韓国だけでなく、中国、ロシアなどからも風評被害どころか、現実に賠償責任を求められるだろう、ということ。

これを契機に、やはり日本に原発は無理だという意識が再燃して欲しい
自公、維新、国民は、原発維持の立場。
だから「脱原発依存」を口にした菅直人政権は、当時野党だった自民だけでなく、民主党内の電力会社の労働組合である電力総連の関係議員からも攻撃されて潰された。
あのときの選択が今につながっている。
愚かな選択だったと今でも思う。


志賀原発から1キロメートル地点での道路の亀裂だそうです。
   ↓



災害は常に想定外が起こるなと、改めて思いました。

こちらもすごい。
志賀原発は、津波対策で、敷地の高さ11メートルに加えて4メートルの防潮堤、15メートルの高波に備えていたが、
https://www.rikuden.co.jp/anzentaisaku/taisaku/tsunami.html
能登半島日本海側、海沿い、逆に4メートルも隆起して海岸線が遠くなった。
   ↓



あのとき、当時の菅直人総理大臣がいった言葉。
安全な原発を考えるほどにわかったことは、「一番安全な原発は脱原発」だったと。

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命よりカネを優先させる原発政策

2024年01月11日 | 脱原発


石川・志賀原発で想定超える揺れ 規制委、新知見を既設原発適用も(共同通信) - Yahoo!ニュース

石川・志賀原発で想定超える揺れ 規制委、新知見を既設原発適用も(共同通信) - Yahoo!ニュース1/10(水) 19:32配信

 原子力規制委員会は10日の定例会合で、能登半島地震の際に北陸電力志賀原発(石川県)で観測した揺れの加速度が、設計上の想定を一部でわずかに上回っていたと事務局から...

Yahoo!ニュース

 


メモのために全文。

 原子力規制委員会は10日の定例会合で、能登半島地震の際に北陸電力志賀原発(石川県)で観測した揺れの加速度が、設計上の想定を一部でわずかに上回っていたと事務局から報告を受けた。安全上の問題はないとしているが、地震担当の石渡明委員は「今回の地震は非常に規模が大きく、専門家の研究結果を今後の審査に生かす必要がある」と述べた。

 定例会合は、能登半島地震後初めて。今後、取り入れるべき新知見が得られれば規制に反映し、既設の原発にも適用する「バックフィット」も検討する。

 志賀1、2号機は停止中で、2号機は再稼働に向けて規制委の審査中。山中伸介委員長は会見で、震源となった海底断層は「新知見として審査に取り入れなければいけない」と指摘。バックフィットを実施するかどうかは、専門家による研究だけでも「年単位の時間がかかるだろう」との見通しを示した

 志賀原発で変圧器が破損して油が漏れ、外部電源が一部使えなくなっていることなど被害状況も報告された。山中氏は「原因をきちっと解明してもらう必要がある」と要望した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


なんだか、もう原発に関するあれこれの安全管理に関して、いつまで経ってもらちがあかないし、これらに対するコストは電気代に上乗せされるのだから、原発自体やめちゃうのが一番だと思うのみです。いくら安全性を重視したところで、想定外の天災は必ず来るわけだし、何より見切り発車で日本の原発、使用済み核燃料の始末さえ、いまだにわからない。
  ↑
同じ事、3.11以来何度かいたかわからない。
それもこれもカルト無能安倍スガ政権と経団連の悪巧みで、日本の時間を止めてしまったからですよ。
原発自体を廃炉にしたら、パックフィット?とかいうのもいらないし、そのコストも必要なくなる。

3.11の後、菅直人が提唱した二本柱「省エネ技術の確率と、再生可能エネの推進」を進めて、国家を挙げてクリーンなエネルギー技術や省エネ技術を研究開発していたら、今頃新しい技術が使われていたかもしれないのに・・

このヤフー記事についたコメント、5件しかないから、全部アップしちゃうぞ。どれもごもっともだ。



●山中委員長は、何を今さら寝ぼけたことを言っているのか。
10年以上も前から、大飯原発、東海第二原発、泊原発、川内原発、浜岡原発、志賀原発等々の運転差止訴訟の中で、「地震動の想定はバラツキが極めて大きく、頼るべき地震動データは数十年程度のものでしかなく、此の程度のデータで今後10万年間の最大地震動の想定をしようとすればその誤差は極めて大きい」「確実な科学的根拠に基づく想定は本来的に不可能」、従って「原発推進者が地震動の平均像で耐震設計をしているのは危険であり間違いである」との主張が何度もなされてきた。

今回の大地震は、日本全国の原発における基準地震動の想定方法に信頼性がないことを改めて明確にしたものであり、我が国にとって原発以外のエネルギー分野への展開が急務であることを示唆しているのではないか。



運転していたらどんな被害が出ていたかわからない! たまたま停止していたのでよかっただけです。運転を前提で点検をしていたら異常な箇所は見つけられない! 運転に都合の悪い箇所は隠す可能性が高い!
  |
●絶対、隠します。
経団連が再稼働しろとうるさく言っていますから、隠蔽する可能性は高いです。その様なことをすれば国民だけでなく世界から批判され、産業に影響します。
今が良ければの考えの経団連と自民党政権では、日本は生き残れないです。自分達の利益のことしか考えていない政財界だ。



●異様に高い震度検出したんでしたよね。
本当に活断層は無いということで良いのですかね。
知られざる活断層なんて事故った後で言ってももう通用しませんよ。


●>山中氏は「原因をきちっと解明してもらう必要がある」と要望した。

なにを他人事のように。この原発の審査してゴー出したのは、あなた方ですよ。



死者が出ても止められないワクチン政策といい、目先の利益しか見ない原発政策といい、安易に命よりカネを優先させるから、こうなる。
そしてよけいにコストがかかる。犠牲になって泣くのは国民。

日本列島に原発はとても危険、絶対にいらない!!


あ。今の日本は今の国民が作ったのか・・



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新しい年に

2024年01月02日 | 脱原発



煙龍
PHOTOGRAPH BY TIM PEAKE, ESA, NASA


年明け一月一日に起こった能登半島地震、深刻な被害が次々に報道されています。

4つのプレートがぶつかり合った日本列島の成り立ちを考えると、この列島のどこにも安定した地面など見つからないのだろう。
そして常に少しずつ、あるいは大胆に大地は今も変動し続けている。
大きな天災が起こるたびに、自然の力の強さに、打ちのめされます。
自然が本気を出したら、人間なんかひとたまりもない。


志賀原発は、本当に、ぎりぎりでした。一歩間違えば福島第一原発の二の舞だ。



    ↓
  資料拡大



せっかく脱原発の気運が高まってきたのに、安倍政権からこっち、本当にひどくなった。
命よりカネ。ここにも人間のおごりがあります。
この地震は、地球意識の警鐘だと言っても過言ではない。

この列島のどこにも原発は作ってはいけないと当たり前のことを再認識した新年の幕開けでした。
 
人間はもっと、自然に対して命に対して、謙虚にならなければいけない。
何度も何度も学ばされているのに、まだ気づかないのかと天が言っているようです。

   
   


 亡くなられた方々のご冥福を祈ります。
 被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。


■1月7日追記

当初、情報が錯綜してましたが、志賀原発の変圧器爆発してたわけでは無く、油漏れがあったようです。
青木理さんの発言にいつもうなずく。とりあえず稼働していなかったことは、本当に良かった。



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洋上風力発電で賄賂3000万円の秋本真利議員

2023年08月06日 | 脱原発

“3000万円疑惑”秋本真利衆院議員 風力発電の入札評価基準の見直し、資金受け取り後に国会で質問

“3000万円疑惑”秋本真利衆院議員 風力発電の入札評価基準の見直し、資金受け取り後に国会で質問

秋本真利衆議院議員が洋上風力発電をめぐり、風力発電会社側から賄賂を受け取った疑いが持たれている事件で、秋本議員が資金を受け取った後に、入札の評価基準を見直すよう...

日テレNEWS

 


自民党の中では、当初は河野太郎とともに、珍しく脱原発の立場だった、秋本真利議員。
この人は、脱原発を掲げ2012年に初当選。最初に計測したとき400を超えた理性のパワーだった。

しかし、兄貴分の河野太郎が閣僚になり、この人もその恩恵を受けたのかどうかは知らないが、いつの間にかフォースに下がっていた。
自民党の脱原発なんかは、マイナスフォースがリーダーの政権ではあっという間に飲み込まれてしまうんだなと、つくづく思っていたのだけど。


それでもかつては、地道に、原子力行政の無駄を追求したりしていたのにね。
脱原発本も出していたのにね。
 自民党発! 「原発のない国へ」宣言 2050年カーボンニュートラル実現に向けて | 秋本 真利 |本 | 通販 | Amazon


途中から河野太郎とともに残念な感じになった。
朱に交われば赤くなる、自分党の自民党に交われば、自分党になるということを、体現した。


自民党にクリーンエネルギーを期待しても、やっぱり裏切られるんだなあと。
(わかってはいたけど)
それにしても例によって、あっという間に離党させ、尻尾切りの早業、お見事ですね。
(褒めてない)



とはいえ、自民党に復党したところで、党内では脱原発はかなわないだろう。
あのときの志は地に落ちて、ついでに河野太郎も地に落ちた。

この勢いで、統一教会と関係の深い議員は、議員辞職させたら少しは支持率上がるかも?
(もう無理)


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福井県・日本最古の原発再稼働の無謀

2023年07月29日 | 脱原発

4Kスペシャル 福井 - 岩合光昭の世界ネコ歩き

4Kスペシャル 福井 - 岩合光昭の世界ネコ歩き

今回は福井県、東尋坊の岩場やワカメ漁の浜のネコ。まき絵工房では親子ネコ。ネコ寺では大仏とネコ。そして三方五湖では二つの湖のネコを撮影。メガネ店、神社、農園でも。...

4Kスペシャル 福井

 


大好きな岩合光昭のネコ歩き、録画して2日に分けて見たんですけど、福井県って良いところだなと、猫ちゃんを通して再発見しました。
自然豊かで、きれいな鉱物もとれて、地形マニアも納得の地域。
苦手な政治家がいるので、どこか偏見で福井県を見てたかもしれないと、深く反省しました。本当に良いところでした。

我が家の周辺は、猫は完全室内飼いしてくださいと市政便りに書いてあるような土地柄ですが、「ネコ歩き」に登場する猫さんたちは、神社、お寺、旅館、港の漁師さん、鯖江の眼鏡屋さん、自然が豊かということは、猫たちも昔のように外と内を自由に出入りできるわけで、うらやましかったです。

ただ、一つだけ怖いなと思ったのが、原発がたくさんある土地柄だから。
願いは、この穏やかな日常が、ずっと続いて欲しい、ただそれだけ。

本来なら、40年で廃炉にするはずが、突然、政治の力で60年までオッケーになったり。
日本海から、原発を狙ってミサイルが飛んできたら、あっという間に核攻撃ができてしまう。
ただでさえ、福島第一原発の汚染水問題で、いまだにもめているのに、日本海が汚染されたら、若狭湾の海の幸もあっという間。それこそ、風評被害どころではない、現実の被害が起こる。
使用済み核燃料棒の保管も、限界に近い。
だから、「福井県はもう原発やめた方が良いよね」と話していた矢先の今朝の東京新聞の朝刊1面トップ記事でした。タメイキ。

人間は何があろうと自業自得。でも、動物たちには罪はないのに巻き込まれてしまうのが、悲しくてたまらない。

12年前と全然変わっていないのだ。発想が進化しないのは与党が自分党の自民党だからでしょうね。




アップね。





ネット記事は28日の日付。
   ↓
国内最古の原発が再稼働…高浜1号機 使用済み核燃料の行き場は確保されないまま:東京新聞 TOKYO Web

国内最古の原発が再稼働…高浜1号機 使用済み核燃料の行き場は確保されないまま:東京新聞 TOKYO Web

関西電力は28日、運転開始から48年が過ぎ国内で最も古い高浜原発1号機(福井県高浜町)を、12年ぶりに再稼働させた。9月には2番目に古...

東京新聞 TOKYO Web

 


ワクチン、原発、リニア、マイナカード、何でもかんでも自民党は見切り発車しすぎでしょう。オリンピックも万博も、マイナスフォースは必ず失敗するから。
後々、絶対、困るってわかっているのに、止められない。
現政権が続く限り、ありとあらゆるところで、不都合が起こり、国民は巻き込まれて疲弊する。


このただでさえ暑い夏に、いろんなことで痛めつけられて、もうボルテージあげる気力も、日本人には残っていないんじゃないか。
思考も消えて、電気代安くなるからと、ありがたがって喜ぶの?家畜?


この12年、ほとんど再生可能エネルギーを民間に放り投げ、森林伐採の太陽光のトラブル増やしただけ。
無責任な政権のやりたい放題で、国が終わる。食い物にされてしまう。

そして福井の若狭湾の原発群は、京都のすぐそばだ。
これ以上、先の見えない人たちに、国を任せてはいけない。



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5年で実現、再生可能エネルギーと町おこし小規模地熱発電次々と稼動中

2023年04月28日 | 脱原発

ねー。



ねーー。

以前、純国産エネルギー源、地熱発電の可能性でも、ご紹介しましたが。

独自の技術革新で地熱開発して結果を出している業務スーパー創業者沼田昭二さんの仕事。
今度は北海道で。広がっていく、八面六臂の活動だ。パワーの人を見ていると励まされる。


売上高3600億円超!業務スーパー創業者が
北海道で地熱開発②10月8日放送



「次世代の子どもたちのために、再生可能エネルギーを本気でやらなければならない」

と言いきった沼田氏を、心から尊敬します。

「地熱」を選ぶ先見の明(地熱はエネルギーの中でも意識レベルがとても高いのですよ)
再生可能エネルギーと地域活性化を同時にやる、という心意気。
いろいろなアイデアで、コストカット、工期短縮。
次世代へつなぐ、現場主義の学校。自分の手と頭をフル活用できる人財を育てる。
何でもデジタルが優先される風潮、全否定はしませんが、それだけに頼っていたらあまりにも危ういんじゃないかと感じていた今日この頃、
こういうことをないがしろにしたらいけないんだと改めて思いました。
沼田氏に、励まされ、また癒やされました。


2012年12月安倍政権発足以来、日本の再生可能エネルギーに対して、ずーっと国は足踏み状態。
そして原発にはアマアマで、事故から12年目の今年になって、本来なら40年で廃炉にするはずの原発を「60年使用可能」という閣議決定がなされた。
マイナスフォース政権のマイナスフォースたるゆえんとも言えるけど・・


政治に何一つ期待できない今、新たな時代は、原発が無用の長物になるように、あきらめないで市井にいるパワーの人たちで、独自に動かしていくしかないのかもしれないですね。




★関連記事
 同じ蒸気発電するなら地熱蒸気発電と原発蒸気発電どっちがお得

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坂本龍一さんの訃報、今こそ彼のメッセージを

2023年04月03日 | 脱原発

音楽家の坂本龍一さん死去 71歳 がん闘病中 脱原発訴え、神宮外苑再開発にも反対:東京新聞 TOKYO Web

音楽ユニット「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO」)のメンバーで、世界的に活躍した音楽家・坂本龍一(さかもと・りゅういち)さんが...

東京新聞 TOKYO Web

 


ついこの間、東京新聞で、坂本龍一さんのメッセージ、日本の原発回帰と明治神宮外苑再開発への疑問を伝えた記事を、読んだばかりという印象がありました。
今思えば、坂本さんが東京新聞に託した日本人への遺言だったんじゃないか、と、そんな気がしてなりません。


坂本龍一さん 政府の原発回帰に「なぜ」「なぜ」「なぜ」 本紙に寄せたメッセージ全文:東京新聞 TOKYO Web

坂本龍一さん 政府の原発回帰に「なぜ」「なぜ」「なぜ」 本紙に寄せたメッセージ全文:東京新聞 TOKYO Web

音楽家・アーティストの坂本龍一さん(71)が、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から12年となったことに合わせ、本紙にメッセージを...

東京新聞 TOKYO Web

 



こちらも

「大切な故郷、東京が美しく魅力的な場所であってほしい」坂本龍一さんインタビュー詳報:東京新聞 TOKYO Web

(抜粋)

 反対ありきで運動したいわけではありません。生物多様性や自然環境を保全しながらの持続可能な開発はあり得ると思います。ただ現在予定されている開発案は、近視眼的な既得権者のためのものとしか思えません。

 青山通りを歩いたり、車で走っていると、あの場所はオアシスのようです。空が広がり、大きな樹木が都市の中にありうる自然の豊かな姿を見せてくれています。目先の利益のみに着目するならスクラップ&ビルドでどんどん建て替えることで短期的にはカネの循環を生みます。でも私はそんな場所に住んでいたくはない。

 100年たっても変わらずに歩ける街の姿を残せないものか。パリやローマはそのような都市で、観光資源としての大きな魅力があります。都市が長い年月をかけて獲得する風景を維持する。都市の中で自然環境を守ることは可能ではないかと考えています。

ーーーーーーーーーーーーーー


私自身、環境問題に気づいてから、無力感にさいなまれながらも、坂本さんの行動にはずっと励まされていました。

このところ有名人の訃報が続きますが、この訃報は私には、ちょっときつかったです。
おこがましいとは思いますが、勝手に同志だと思っていたので・・。

この時代の行く末を、最期まで見届けたかったのではありませんか。残念です。
この地球の命が、地球環境がこれ以上壊れていかないように、どうかあちら側から応援していただきたいです。
闘病の苦しいさなかでも、ぎりぎりまで、言葉を残してくださってありがとうございます。

心よりご冥福をお祈りいたします。


★関連記事

 「使用済み核燃料の捨て場所もない地震国に原発は建ててはいけなかった」日本全体、思い知らされ、脱原発の気運の高まった2011年6月20日・・・あの頃の記事です。
           ↓
坂本龍一さんのビデオメッセージ - 虹色オリハルコン

坂本龍一さんのビデオメッセージ - 虹色オリハルコン

6月12日の菅総理と有識者の自然エネルギーに関する懇親会を、youtubeにアップしてくださった方がいらっ...

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元原子力安全委の委員長「斑目春樹氏の訃報」に思う

2022年11月29日 | 脱原発

東日本大震災の時の原発事故で、政府の助言役だった斑目春樹氏が11月22日脳梗塞で亡くなっていた。74歳。
ご冥福を祈ります。

班目春樹氏が死去 元原子力安全委員会委員長:東京新聞 TOKYO Web

2011年3月の東京電力福島第1原発事故が発生した当初、国の旧原子力安全委員会の委員長として政府に対する助言役を務めた班目春樹(まだら...

東京新聞 TOKYO Web

 

(記事全文)
 2011年3月の東京電力福島第1原発事故が発生した当初、国の旧原子力安全委員会の委員長として政府に対する助言役を務めた班目春樹(まだらめ・はるき)氏が22日午前6時35分、脳梗塞のため埼玉県内の病院で死去した。74歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。
 10年4月から12年9月まで、原子力安全委の委員長を務めた。第1原発事故が起きた翌日の11年3月12日早朝、自衛隊ヘリコプターで第1原発を視察した菅直人首相(当時)に同行。原子炉建屋の水素爆発を予測できなかったことで菅首相らの信頼を失い、確執も取り沙汰された。

ーーーーーーーーーーーーーーー


今となっては、斑目さん、専門家とは言え、ご本人自身も起こっている事がよくわかってらっしゃらなかったのではないかと、思います。

菅さんの危機感が、あまり共有されず、原発安全神話に原子力村関係者一同すっかり自己洗脳されていたのではないでしょうか。
だから、安全ではなかったとわかったとき、どうして良いのか見当も付かず、ましてや、その時の総理大臣がイラ菅の菅直人だったから・・
菅直人に関しては、いろんな評価がありますけど、東電や役人の言いなりになるような人ではなく、必死で動いてくれたから、紙一重の幸運で救われたのだと思っています。

あの頃、真っ暗な中で聴いていたラジオから、「アンパンマン」の主題歌が流れてきて、その歌詞が福島第一で戦っている人たちと重なって、ボロボロ涙がこぼれたことを思い出します。

キネシオロジーテストでは、「菅直人が総理大臣だから、日本は大丈夫」という答えは出てきていましたが、それだけではなくて「菅直人意外ではだめだ」って、向こうからの答えがあった。(このことは今初めて書きましたが)
でも、基本ビビりなので、そんな答えが出たところで、内心は怖くてたまらなかったです。


斑目さんのウィキを読むと、立花隆氏は著作において、斑目さんへのきつい批判をしていたようです。
全部共感できるとも言えないですが、やはり、この一大事にあまりに彼は弱かったなあと思います。


班目春樹 - Wikipedia
(抜粋)
評論家の立花隆は、「証言班目春樹」(新潮社)、「海江田ノート」(講談社)に対する書評(「読書脳」文藝春秋)において、「菅(総理、当時)の性格の悪さも問題だが、班目の性格の弱さというか責任感の欠如はそれ以上に問題だ」「性格の弱さが致命的だ」「読めば読むほど、この人のダメさ加減にあきれてしまう」「この危機感の欠如、全くの不適格人物である」と、批判している。


斑目さんに象徴される原子力村に、私自身、今でも不信感しかありません。
でも、斑目さんもまた強いストレスのせいで、その精神的な弱さの転位行動として、場違いな発言や態度があったのかもしれない、本当に弱い人だったのだろうな、かわいそうだったなあと、それが悲しいです。





ところで、いつになったら、日本の脱原発はできるのでしょうか。
3.11当時は、2030年代原発ゼロのはずが、自民党政権下、水力や地熱というような安定と安全を目指す発電は進まず、今や原発依存の選択をした政府です。

喉元過ぎれば熱さを忘れる。危機感を忘れてしまえば、また第二第三の斑目氏のような無責任体質の責任者が出てきてしまいそう・・
ワクチンじゃないけど、「イケイケどんどん」は本当に怖いですよ。29日東京新聞朝刊。


廃炉進まないのにリプレース推進、停止中も劣化は進むのに運転期間除外…原発活用行動計画案がはらむ矛盾:東京新聞 TOKYO Web
 (抜粋)
 経済産業省は28日の有識者会議「原子力小委員会」で、岸田文雄首相の指示を受けて検討してきた原発活用策の行動計画案を提示し、大筋で了承された。原則40年、最長60年と規定された原発の運転期間については、審査などで停止した期間を運転年数から除外し、60年を超える運転に道を開く。廃炉が決まった原発を対象に、次世代型原発での建て替え(リプレース)を進める方針も打ち出した。東京電力福島第一原発事故後、原発依存度の低減を掲げてきたエネルギー政策が大転換を迎える



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 純国産エネルギー源、地熱発電の可能性


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同じ蒸気発電するなら地熱蒸気発電と原発蒸気発電どっちがお得

2022年08月25日 | 脱原発

政府が原発新増設「検討」と明示…福島事故から封印のはずが推進姿勢 運転期間の延長、計17基再稼働も:東京新聞 TOKYO Web

政府が原発新増設「検討」と明示…福島事故から封印のはずが推進姿勢 運転期間の延長、計17基再稼働も:東京新聞 TOKYO Web

政府は24日、2011年の東京電力福島第一原発事故後に封印していた原発の新増設を検討する方針を示した。原発の運転期間の延長を検討し、来...

東京新聞 TOKYO Web

 


ちょっと、私の中でこのニュース聞いた瞬間に、怒りのボルテージが上がりすぎてしまったので、まずは冷静になって・・・一呼吸置いて、と。


意識のアセンションが起こっているから、原発に関しても、いまだ中途半端な状態から、決着をつけなければならないということだとこの件について、前向きに考える。
もちろん、キネシオロジーテストの選択は、原発はどんな原発であってもNOという答えしか出てこないけど。

この11年、自民党政権により失われた11年。自民党は、新規原発白紙撤回という民主党政権時代の決定を、また簡単に覆した。

気候変動、自然災害の激しい昨今。加えて地震国、火山国、日々動いている4つのプレートが重なり合った真上に成り立つ小さな列島という、特別な島国において、どこにも安全な場所はない。ということが大前提だ。
どこかから飛んでくるミサイルの危機よりもっと根源的なもの。


何度も書くけど、難しく思えるような、原発の発電原理は、水の入ったタンクに核燃料棒を入れてお湯を沸かし、その蒸気でタービンを回して発電するいう、わかればとてもシンプルなものだ。


こちら、原発のフリー素材「いらすとや」より 空冷塔と蒸気
    ↓



お湯を沸かして蒸気を常に出し続ける、ただそれだけのことに、危険な核を使うのだ。

事故の危険もあるけど、深刻なのは、使用済み核燃料を将来10万年にわたって、安全に保管できる場所が日本のどこにもないことだ。
原発はトイレのないマンションと言われるゆえん。
いまだに、10年前と同じ事をブログに書かなくちゃいけないのは悲しい。

そして失われた11年。当時の菅直人総理の脱原発依存宣言において示された二つの柱

1.再生可能エネルギーの促進
2.省エネ技術の確立


・・・これを国民がしっかり我がことと受け止めて、自民党を勝たせ続けなければ、今のばかげた原発依存など終わらせて、地熱や水力発電に舵を切っていたかもしれない。涙。


こちら、原発と似て非なる地熱発電のフリー素材(いらすとや)
    ↓

   
   
その1つめの柱・再生可能エネルギーの最有力候補「地熱発電」
地熱による蒸気でタービンを回す。
原発より、よほど安全な上、地球は請求書をよこさない。常に無尽蔵に無料で地熱を提供してくれる。
同じ蒸気で発電なら、核と地熱、どちらがいいか、言うまでもありませんね。

特例承認したワクチン推進のためには、安価な特効薬があってはならない、というコロナ対策にも似ていて、無視されたイベルメクチンのように、地熱発電は無視されてしまった。

火山国である日本。世界第三位の地熱の潜在的能力があるのに、なんだかんだといろんな理由をつけて、ごく一部の限られた地域だけで、日本全体としては、有効活用されず、足踏み状態が続いていた。
つまり原子力村と原発維持のため、地熱は、太陽光や風力と比べても、この11年間、ほぼ進まなかったからだ。


それもこれも、「桜を見る会」に招待された人たちが象徴的なんですけど・・
  こちらの記事の付記参照→今こそ「天網恢々疎にして漏らさず」です 

安倍晋三が、統一教会と創価学会、ネット工作員、反社の皆様などとタッグを組んで、どんな汚いことをしたって勝てば官軍とばかり、選挙に勝ち続けたためだ。

その結果、日本の中枢は、無知無能、売国、欲の皮の突っ張った魑魅魍魎のすみか と化した政党のものになってしまったことだ。


電力の3割が地熱 アイスランド、蒸気使い尽くす技

電力の3割が地熱 アイスランド、蒸気使い尽くす技

地熱発電の歴史は1904年、イタリアのラルデレロで始まった。出力は0.55キロワットで、その後は順調に拡大し1942年には総出力12万キロワットを超える規模に達したが、第2次世...

日本経済新聞

 


日本と同じ火山国、アイスランドは地熱3と水力7の発電で再生可能エネルギー100%。放射能もCO2も出さない。

しかもアイスランドの地熱用蒸気タービンは、優秀なのでほぼ日本製だという。

日本政府ができないことを、アイスランドはできている。

アイスランド 地熱」で検索してみて。

政治力のやる気の違いがわかるから。


■追記10月13日

『””10月12日について””』

またまたまたまた・・・過去記事のリブログ(転載)です。 今回は、2年前の記事。もともとは、6年前に書いた記事。去年もリブログ(転載)しています。””10月12…

「3匹の子豚との日々」と「人生、波瀾万丈」の別宅

 

    ↑
ひろみさんがブログ記事に、とてもうれしい動画といっしょに、当記事をリンクしてくださいました。
日本でも個人の努力で地熱発電に動きが出てきました。
ここで変わる、変わるべき。

【Jの追跡】世界3位の資源“地熱発電”最前線(2022年10月11日)
【山口豊アナが見たSDGs最前線】



阿蘇のふもと、小国町で地熱発電に人生をかけている沼田昭二さん(523P愛)の心意気が素晴らしくて、このような方がいらっしゃることに感動しました。
とてもとてもとても、うれしいです。



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地震と原発、女川原発再稼働や南海トラフ巨大地震の話

2021年03月24日 | 脱原発

先月、今月と東日本大震災の余震であるという、福島県沖、宮城県沖を震源地とする大きな地震があったけど。
ボロボロの原発は、今日も一生懸命耐えている。だけど、本当に大丈夫なのか。何かもう…涙。


自民党政権が危機管理能力ゼロなのは、ここ数年の災害の後手後手ぶりでよくわかっている。
そんな人たちが固執している、主要電源としての原発利用。
原発再稼働なんて言っている時点で、とてもじゃないけど信用できない。
     ↓

福島第1原発1号機の注水量増加 水位低下対策、毎時4トンに | 毎日新聞

 東京電力は22日、福島第1原発1号機の溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)を冷やすための原子炉への注水量を、毎時約3トンから約4トンに増やしたと...

毎日新聞

 

毎日新聞2021年3月23日

東京電力は22日、福島第1原発1号機の溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)を冷やすための原子炉への注水量を、毎時約3トンから約4トンに増やしたと発表した。
2月13日に福島、宮城両県で最大震度6強を記録した地震以降、格納容器の水位の低下傾向が続いていることへの対応で、水位回復を目指す。



いまだに根本治療ができずに対症療法で、ただただ水を流して汚染水を増やしているだけなのに、アンダーコントロールなど何もできていないのに、原発の再稼働なんて。


  


東日本大震災の発生からちょうど9年8カ月、2020年11月11日。
宮城県知事(マイナス消フォース)が東北電力女川原発2号機の再稼働に同意した。

女川原発の再稼働へ 「金が落ちるならしょうがねえ」 住民避難の不安は残したまま:東京新聞 TOKYO Web

東日本大震災で被災した東北電力女川原発の再稼働に原発が立地する宮城県、女川町、石巻市の3首長が11日、同意を表明した。周辺自治体の意見...

東京新聞 TOKYO Web

 



今年3月20日の宮城県沖地震の震源地は、再稼働を認めたその女川原発のすぐ近くだったようだ。
女川原発のある牡鹿半島の上にバッテンが…


画像毎日新聞



警鐘を無視するなら警鐘が続く、そんなスピリチュアルな時代です。


  


環境省のまとめで、南海トラフで巨大地震が起こった場合、災害ゴミは、東日本大震災10倍の三億トンという推計が出たそうです。

南海トラフ巨大地震の災害ごみ、推計3億トン 東日本大震災の10倍:中日新聞Web

南海トラフ巨大地震が起きた際、建物のがれきなど災害ごみが三十七都府県で計約三億トン発生するとの推計を環境省がまとめたことが分かった。東...

中日新聞Web

 


地震災害だけで、もう手いっぱい、このうえ、原発対応が加わったら、お手上げです。

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ETV特集・原発事故 最悪のシナリオ ~そのとき誰が命を懸けるのか~

2021年03月08日 | 脱原発

一つ前の記事で、

日本は当然のことですが、どの国であっても、地球からとんでもないしっぺ返しがいつ来るのかわからないということを、為政者は自覚して、国民のために「天災の最悪の想定」を常に忘れないようにしていただきたいものです。


と、書きましたが、その日の夜、偶然ETV特集で、 「原発事故 #最悪のシナリオ ~そのとき誰が命を懸けるのか~」を、途中からですが見ることができました。


どんな災害・天災であっても、最悪のシナリオを描けば原発の存在自体が国家の大きなリスクになることは、自明の理です。
だって、いったん暴れてしまったら、もう誰も止めることができなくなるのですから。

こちらのツイートで30秒の動画が見られます。
  ↓



細野さんもこのときの意識レベルは700を超えていた。原発事故に対して逃げずに本気だったから。。
今はとても残念な結果になっているけど、希望の党から自民党と流れて、どんどん下がって今は無力になっている。残念だし悲しいけど細野さんが自ら選んだことだから仕方ない。この番組を機に、再びパワーに戻ったらうれしいのだけど…

10年来、当ブログでも「脱原発」の記事を書き、菅直人さんの話など折りにつけ見聞きして、最悪のシナリオの作成は知っていたけど、以下は初めて知った。

自衛隊の人の衝撃的発言。例によって皆様のツイートを引用させていただきます。ありがとうございます。





当時の東電の会長、勝俣氏。自衛隊の偉い人を呼んで
「自衛隊に原子炉の管理を任せます。自衛隊にやってください」
とお願いしていた件・・最終的には自衛隊に丸投げにしようとしていたのか。

自分たちで管理できないなら、原発なんか持ってはいけないものだったのに。
もちろん自衛隊だって、専門知識もないし、そんな訓練もしたことない。
国家のためなのだから、自衛隊は死んでも仕方ないだろう、という上級国民のおごりも感じるから、ぞっとする。





話は変わりますが、今週の金曜ロードショーは「Fukusima50」を放送します。
10年前、続く余震の中で原発は大丈夫なのか、怖くて沈鬱な最初の一週間でした。最後まで逃げずに踏ん張った事故現場の作業員の皆さんには心から感謝したいし、今でもリスペクトの気持ちはあります。
でもこの映画は、「原発事故を乗り越えた英雄」というエンタメに仕上げられたノンフィクションの事実とは違う映画と知ってしまったから。
好きな役者さんたちが出ているのに、見たい気持ちがぜんぜん起こらない。

原作が日本会議や安倍晋三さんと親和性の高い門田隆将という人の手によるもので、試写会を見た方によれば、まるで菅直人が事故現場に邪魔をしに来たような描かれ方(安倍応援団がいつも言っていることだけど)だということです。

原因は、東電本店が現場の情報を囲い込み、官邸に流していなかったから、らちがあかず国として対応のしようがなかったため。
吉田所長は当然、本店が官邸に情報を伝えていると思っているから、総理が来たことに当初は、戸惑いもあったと思うが。 
しかしベテラン作業員は以下のように述べていた。

福島民友新聞(3月1日1面)東電の協力企業のベテラン作業員のコメント

「菅直人首相が視察に来たから作業が遅れたとされているだろ。でも全然そんなことない。俺たちは仕事をこなし『こんなところにも総理が来てくれるんだ』と感心したぐらい。批判は現場を見ない現場を知らない人たちの話さ」

菅直人の再評価



何度も書いてきたけど、多分に政治的に偏った事実と異なった描写は、まだ生々しい現実が現在進行形であるだけに、いかがなものかと思う。
彼らは当時から、原発事故すら政局に利用してネガキャンばかりで相手を貶めることのみに執着していた。自分たちの嘘を真実と思い込んでしまっているのか?自己洗脳だろうか。
その点が残念で、もちろん現場で戦ってきた方たちへのリスペクトの気持ちはそのままだけど、個人的には見る気が完全に失せてしまった。
来週の金曜ロードショーは、我が家では見ない。

 →「Fukushima50」は「事実の加工」をした現政権のプロパガンダ映画
 →続・元首相は映画『Fukushima 50』をどう見たか 菅直人インタビュー【2】


こういうツイートもありました。
  ↓






※10日深夜に再放送があるので録画してあらためて最初から見ようと思います。

10年前の3.11。最初の1週間は官邸に泊まり込み、ほぼ不眠不休だった当時の政権にいた人たちは、この10年、さぞかし歯がゆかったことだろう。

OGPイメージ

震災当時不眠不休の枝野氏が提言、危機管理庁創設を - 社会 : 日刊スポーツ

東日本大震災の発生当時、民主党政権で官房長官を務めた立憲民主党の枝野幸男代表(56)が、日刊スポーツのインタビューで復興への思いを語った。震...

nikkansports.com

 



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あの時、菅直人総理でよかった

2021年02月22日 | 脱原発



リアルタイムで見ました。
「総合的、俯瞰的」視点は政治家に必要だけど、加えて「具体的、納得できる説明責任」もそこにはなければならないと、菅直人さんの質問を聞いていてあらためて思った。
東日本大震災の時の「最悪の事態を想定する」という当時の菅政権の視点は、安倍スガ自民党の新型コロナ対策にはあったようには思えなかった。
逆に今でも、何かのブレーキがかかっているようにも感じる。


菅さんは、野党党首とも差しで会談すべきだと言った。枝野さんの意識エネルギーは、今、最強だから、是非実現したらいい。日本の変化を促すきっかけになると思う。それが、スガさんにできれば・・の話だけれど。
かつての一直線の刺すような攻めでなく、いい意味での老獪さも出てきた今の菅さんは、カツ丼を持ってきて犯人を落とす刑事のごとく、スガさんに迫っていた。


山岸一生さんのこのツイートに続く一連のツイートに顛末が。。




今となっては菅さんのライフワークでもある再生可能エネルギーについて、とても具体的で前向きな提案があった。
こちらもツイッターの皆様のご意見から。感謝。












私が政治に関心を持ったのは、環境問題がきっかけだったから、やっぱり菅直人とかアル・ゴアには、一目置いてしまう。

脱原発には、原発に固執する経産省ではなく、ウィンウィンのアイデアで農林水産省から道を通す。
広い視野と、したたかさも感じられて、久しぶりに明るい気持ちになった。良かったよ、菅さん。


震災の時は、自民党の原発政策のツケを払う形で、命がけで原発事故対応に追われたのに、デマを飛ばした安倍晋三を中心とする自民党や原子力村や電通に通じるマスコミとバイトのネット工作などで、徹底的に貶められてその座を追われた。同調するように国民も、サンドバックにみたいに菅直人を叩いていれば、いろんな腹立ちが紛れたのだろう。

そのときの悔しさを思うと、私なんかは、人間ができてませんから、いまだに気分が悪くなるのだけど…
菅さんにとっては、そんな個人的な恨みなんかどうでも良くて、一番大事だったのは、最悪の事態を免れた安堵の方だったのだと思う。
すべてのネガティブな感情など些細なことと思えるほど、本気の大きな大きな危機感と責任感を持っていたからこそ。
そのあとの自民党の総理大臣らの無責任で愚かしい、あれやこれやを知るにつけ、菅さんはとてつもなく、いい人だったと思う。今さらながら、あの時、菅直人で良かったと思う。


おまけ 今日は猫の日ですから。

そらちゃん、うみちゃんではなく、くうちゃん、かいちゃんと読みます。
名前の由来は、弘法大師空海から。菅さんは、四国お遍路に行かれましたし。
黒い方が、くうちゃんで、小笠原村で育った小笠原ネコプロジェクト!の保護猫さんです。かいちゃんは、くうちゃんのあとから飼われた女の子です。
菅さんちのことなら何でも知ってるわ(嘘です)

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ドイツは55%再生エネ達成、日本は原発をベースロード電源に

2020年08月24日 | 脱原発

ドイツの再生エネルギー55%に 石炭コスト高で過去最高
2020年7月11日
 【ベルリン共同】ドイツのフラウンホーファー研究機構は11日までに、国内の1~6月の発電量に占める再生可能エネルギーの割合が55.8%と過去最高(前年同期は47.3%)になったと発表した。風力発電が30.6%と最多。同国の伝統的なエネルギー源で二酸化炭素(CO2)排出量の多い石炭は、排出に課金する制度でコスト高になり、割合が大きく減った。
  ドイツ連邦議会(下院)は3日、温暖化対策として、今後の18年間で石炭火力発電所を全廃する「脱石炭」法案を可決したばかり。2022年末までの脱原発政策も進み、政府は50年までに電力の80%を再生エネで賄う政策を掲げている。




2011年の福島の原発事故のあと、脱原発に舵を切ったドイツ。今年7月に石炭火力を全廃する「脱石炭法案」が可決されたばかりというドイツ政府は、2050年までに電力の80%を再生エネでまかなう、という政策を掲げる。

反面、日本では、事故後脱原発のうねりが全国的に広がったが、原子力村の激しい抵抗と安倍自民のおごりが原発再稼働と原発維持に、時を逆行させた。

2012年12月の選挙公約では、国民には「依存しなくても良い社会を目指す」消極的ながら脱原発を言っていたのに、今では小泉元首相をして「安倍では原発ゼロはもう無理だ」と言わしめた。
 「安倍首相で原発ゼロ もう無理だ」小泉元首相が失望感:朝日新聞デジタル


このまま悪夢の自民党政権が続けば、天変地異、災害列島の日本において、また次の事故が起こるとも限らない。
また、10万年は、完全密封保管しておかねば安全にならない、原発の使用済み燃料棒(核廃棄物)の保管場所も、災害列島の日本では、いまだに見つからないのに、また核のゴミを増やし続けるのか。
ばかげたコロナ対応と同じく、原発政策も少し考えれば、それがどんなに馬鹿なことかすぐわかるのに・・。

ありとあらゆる場面で、評価できることは何一つない政権である。
安倍さんは体調が悪そうだ。

こちらの記事「私にとってのパワーかフォースか 2」で、

もう今までのようなことはできない。全部自分のしたことが、四方八方から自分の心と体に返って来る。
それはたとえ法律が罰することができなくても、社会的な制裁とともに、見えない本当の罰は、心身のストレスとなって、心と体がそれを受け止めなければならないだろう。自分たちが苦しめた人たちの苦しみを少しでも感じることができるだろうか。


・・と、私は書いた。

ここまで意識エネルギーが下がれば、本当に具合が悪くなるのも、仕方ないと思う。
しかし、自分では幕引きできないから、ドクターストップで仕方ないね、と終わらせるのかな。

何でもいいから、日本のために、早くこの悪夢が終わらないかと祈るばかりだ。

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