虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

デジタル教育の低年齢化が「怒り・不安・恐怖・無気力」を醸成する

2023年03月29日 | ジョブズの呪い

スティーブ・ジョブズも自分の子どもたちには、iPadを使わせなかったのですね。
誰よりも仕組みをわかっているからこその理由があったのでしょう。

下記のリンク先は小学校の校長先生からの「校長室便り」です。
こういう校長先生がいらっしゃる学校は、健全だと思います。
     ↓
 スティーブ・ジョブズは,なぜ自分の子供に iPad をあたえなかったのでしょうかより
   
答えは簡単です。
スティーブは誰よりも、
それらの機器がもつ害や危険性を知っていたからです。


東京新聞の以下の連載記事、大変興味深く、読み応えもありました。

ジョブズは、自分の子どもと同じように、世界中の子どもたちに14歳以下で使うべきではないと、なぜ言ってくれなかったのでしょう。


毎晩9時。自宅のWi—Fiが強制的に切れ、ゲームができなくなると、長男は「あと30分延長して」と求めてくる。断る夫と口論になり、やがて暴れるようになった。
2階からいすを投げ落とす。居間のテレビ、台所のクッキングヒーターと、手近の物をたたき壊す…。
(中学の入学祝いでもらったPCでオンラインゲームにのめり込んだ少年)
 
   ↓
「警察を呼んでくれ」夫は叫び、妻は遺書を書いた 低年齢化するゲーム障害「さらに加速する」と専門家:東京新聞 TOKYO Web

「警察を呼んでくれ」夫は叫び、妻は遺書を書いた 低年齢化するゲーム障害「さらに加速する」と専門家:東京新聞 TOKYO Web

<ネット依存 コロナ禍の子どもたち①> きっかけは小学6年の春休み。中学の合格祝いに与えたパソコンだった。 埼玉県の奥村幸恵(45)=...

東京新聞 TOKYO Web

 

   
幼稚園からタブレットを買い与え、昨年からスマホを持たせてきた。
懸念に輪を掛けるのが、1人1台の学習用端末を配布する国の「GIGAスクール構想」。長女は毎日端末を持ち帰り、アプリのドリルなどの宿題に取り組んでいる。
「首を突き出し、目を画面に寄せて固まっている。注意しても、悪い姿勢にすぐ戻ってしまう」(視力0.2の小2女子の母親)

     ↓
「視力がどんどん落ちている」小2で視力は0.2 頭痛に無気力も…子どもを襲う心身の不調:東京新聞 TOKYO Web

「視力がどんどん落ちている」小2で視力は0.2 頭痛に無気力も…子どもを襲う心身の不調:東京新聞 TOKYO Web

<ネット依存 コロナ禍の子どもたち②> 「視力がどんどん落ちている。タブレット端末やスマートフォンを見る時間が長くて心配です」 さいた...

東京新聞 TOKYO Web

 



今の子どもは、インターネット上の他人の文章を切り取る「コピペ」や、アプリで資料をきれいに仕上げる術すべにはたけている。
「でも、そこに自分の思考が積み重なっているように見えない鉛筆で文字をしっかり書けない子どももおり、自ら文章や意見を紡ぎ出せないと感じる」51歳の小学校ベテラン教諭

           ↓
鉛筆で文字が書けない、考えずに答えを選ぶ‥‥ 急速に進むデジタル学習に高まる現場と保護者の不安:東京新聞 TOKYO Web

鉛筆で文字が書けない、考えずに答えを選ぶ‥‥ 急速に進むデジタル学習に高まる現場と保護者の不安:東京新聞 TOKYO Web

<ネット依存 コロナ禍の子どもたち③> 子どもの学びの成果を国際的に比較する経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査。2018年分...

東京新聞 TOKYO Web

 


心身の成長期に及ぼす電子機器の影響の怖さを、ジョブズは知っていたのに、なぜ伝えなかったのか。

2019年当時の柴山文科大臣が、「小中学校へのスマホの持ち込み禁止を見直して、持ち込みできるようにする」と言い出して、あきれ果ててしまったことがある。
 →正気なのか?小中学校へのスマホ持ち込み国が検討


あれから4年。「GIGAスクール構想」名前はかっこいいけど、イメージ優先なのか、便利さ優先なのか、どこかの教育産業が税金にたかって利益を得るのか知りませんが、どんどん進んでいるけれど、成長期の心と体が、突然、大人と同じに変身するわけもありませんから。

「子どもの頃は、悪いことから、見ざる言わざる聞かざる、で育てよ」
日光の三猿の教えは今も生きていると思っています。
それはネガティブな情報もありますが、キネシオロジーテストでは、タンタルなどのレアメタルの含まれている電子機器は、毒物や麻薬と同じで手に持っただけで、とても悪い反応をします。
なのに何の対策もせずに、成長期に四六時中それらに触れていることは、恐ろしいこと、良くないことだとずっと書いてきました。


自公政権、マイナスフォースのやることは、「良いが悪い、悪いが良い」と逆に反応するので、本当に疲れる。
いちいちたてつくのは面倒くさいし、このブログでは微力すぎるけど、批判しないと国民が巻き込まれると思って・・
いつか変わる日を信じてブログ書き続けているようなものです。


★関連記事
 急性内斜視、若者に多発?スマホの長時間使用が影響か
 吐き気めまいも・子どもに増える「IT眼症」
 読解力・中3の15%が短文も理解困難
 
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SNSうつ病

2019年08月04日 | ジョブズの呪い

若者でも簡単にうつ病になってしまう現代ですが、時代が違うって言えばそうなのかもしれないけど、今の中高年世代、昭和の10代は、周囲を見渡しても、うつ病になる人なんて知らなかったし、そういう病気は、文豪とか芸術家とか、特別な知識階級の人がなる病気だと私は本気で思っていた。

今の10代、スマホに毒されすぎてかわいそうにも思えてくる。
自分の過去を思い返しても、10代のときの全能感と無力感の交錯、挙げ句に「ま、いっか」とリセットされてノーテンキで笑っちゃうの、若者の特権だったのになあ。(インテリは知らないけど)

10代のうつ病の増加、これは世界的な傾向だという。原因はSNSとテレビという以下の研究記事。
昭和のテレビっ子としては、テレビの影響でうつには、やや違和感もあるが、情報の洪水が押し寄せてくる現代はSNSとの相乗効果もあるのかもしれない。
たしかにアナログな昭和には、SNSどころか、ケータイすら存在しなかったからね。
(電磁波や化学物質など、目に見えない体へのストレスだって今とは比べ物にならないくらい少なかったし。)

人と自分を比べるのは意味がない。
幸せそうに写真をアップしている人だって、中身は本当に幸せかどうかなんか、それだけじゃわからんですものね。
以下、記事抜粋。



10代のうつ病が増加傾向。原因はゲームではなくSNSであるとする研究結果(カナダ研究)
2019年07月18日(カラパイア)

前略


SNSとテレビはうつ病を増加させる
 『JAMA Pedatrics』(7月15日付)に掲載された研究では、2012~2018年に中学1年生から高校2年生までの3800人の若者の行動データを収集した。

 被験者には、その週にSNS、ゲーム、テレビを見た時間を自己申告してもらい、このデータと病院の臨床データとを比較し、うつ病との相関関係とが分析された。

 すると、SNSおよびテレビを見る時間と、うつ病の増加とには相関関係があることが明らかになった。


もっとも有害なのはSNS

 まず画面を見る活動で一番有害だったのはSNSだった。

 コンロッド教授らの主張によると、うつ病の増加は、インスタグラムのようなSNSを通じた活動と関係しているという。

 そうした場では、やたらと華やかな写真ばかりが目に触れる。だが自分の生活を振り返ると、そんな華やかさとはちっとも縁がない。すると自己嫌悪に陥ってしまうというわけだ。

 そこは「悪循環を引き起こす反響室のようなもので、うつ症状を悪化させてしまう物事に常にさらされる結果になります」とコンロッド教授はいう。

 ちなみにSNSをやることで、運動などのうつ病を緩和する活動が行われなくなる可能性も考えられたが、今回の研究ではそうしたことはないという結果だった。

中略

SNSが心身に及ぼす影響はまだ未知数

 最近では直接的な人間関係にかわり、ネット上での人間関係が増えてきている。特に10代の若者の場合、1日平均で6~7時間画面を見つめて過ごしているといわれている。

 このような状況だが、研究チームの1人であるエルロイ・ボーアズ氏によると、ネット上の人付き合いが人々に与える影響をきちんと調べた研究はまだ少ないのだそうだ。

 彼はこの状況を70年代の喫煙になぞらえている。当時、タバコの有害さは今ほど知られておらず、人は自由に喫煙をしていた。しかし、現在の喫煙に対する風当たりの強さはご存知の通りだろう。

 SNSも最近でこそ、その心に与える悪影響を指摘する声が増えているが、今のところ子供であっても比較的自由に利用することができる。


 うつ病は年齢にかかわらず発症するが、若いうちに発症した場合、薬物の使用、自尊心の低下、対人スキルの悪化といった、社会生活を困難にする状況につながりがちであり、特に注意が必要だ。

 未来を担う大切な若者であるからこそ、健全なSNSの使い方を教えておくべきなのかもしれない。

------------------------


記事のコメント欄より

●自分の子供のころにSNSとかなくて良かった。クラスで浮いててもあえて無視して子供時代すごしてたけど、皆が何考えてるのか文字になったやつを見たりした日には、たぶん、心折れてどうなってたかわからんわ

●日本は未成年者の自殺率が増加していて、SNS上で仲間外れにされたり悪口を言われたりする事が要因のひとつだと言われている。SNS上であれば公開処刑と同じだから辛いよね。企業は会社の事を書いては駄目というルールのあるところが多いが、学校はそういう教育をしているのかな?

●私自身がうつ病だけど(10年越え)
ツイッターで同じような人達が集まって
経験者にしか分からない事も理解してもらえるし
パワーや希望をもらえる時もあるから、
SNSイコールうつ病に有害とは決め付けられないよ。

でも、些細な一言が最悪の結果を招く場面もこの目で見たし、
結局どうなんだろう…分からないや。

●なんかわかる気がするSNSはだめだわw
議論したってリアル以上に分かり合えないしとにかくすべてが虚構だからな
そこんとこ分かって楽しむならいいけどピュアな十代には無理かもなあ

●SNSは病むよな
なんであんなにやべーのか言語化できないけどすごい心がささくれる

●日本でもそうだけど24時間学校や友達気にする生活おくったら
誰だっておかしくなると思うわ
しかもグループに一人でも親から放置されてるようなガキがいたら
深夜までLINEやメッセージ送ってきて無視すると切れられたりとか
昔みたいに学校やクラスメイト友達と距離を置く時間が持てて
一人で日頃の人間関係見直したり一人の時間を味わうのも大切だと思うわ
世界規模で20歳以下のガキはSNS禁止にしてもいいと思う


---------------


コメント欄の意見、いちいちわかる。最後のコメント、言葉遣いはちょっと・・だけど、強く同感。
うつの正反対にも思えるけど、キレやすくなる、ということも同時並行である。

子どもにタバコ吸わせたらいけないように、心身ともに成長過程の、ある一定の年齢以下の子どもは、SNSもスマホも禁止にしたほうがいい。
個人レベルの禁止だと新たないじめの温床にもなりかねないし、資本主義社会では企業献金で政治家もほぼ役立たずだから、WHO主導で全世界で。人類のために。


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急性内斜視、若者に多発?スマホの長時間使用が影響か

2019年06月23日 | ジョブズの呪い
便利、楽しい、と言いつつも、出てきた当初100F(恐怖)だったスマートフォンも、ついにマイナスにまで下がってしまった。

ゲーム依存症、スマホ首、スマホ呼吸、スマホ腱鞘炎、若いのにスマホ老眼、スマホいじめ、記憶力・学力低下、歩きスマホ・ながらスマホで死亡事故まで、並べていくとマイナスの弊害が多くて、体にも心にも、本当はいいものじゃないと客観的に見ても思うわけですが。

今更、やめることはできないのでしょうけど、心と体の大事な成長期、せめて小中学生の間は使わないほうがいいと思うけど、社会レベルで圧力が強くて、個人で思っていてもどうしようもできない。
ついに今では、なし崩し的に乳幼児まで使っている現実。
学校への持ち込みを解禁というなら、国をあげて、せめてそのリスクの警鐘と賢い使い方の方向を示さない限り、子どもたちの心と体の両方が、だめになっちゃうと。これは杞憂ではない、臨床的事実です。


急性内斜視、若者に多発? スマホの長時間使用が影響か




 短期間のうちに片方の目の瞳が内側に寄って左右の目の視線がずれる「急性内斜視」が最近、子どもや若者の間で多発しているおそれがある。
日本小児眼科学会と日本弱視斜視学会が14日、浜松市で開かれる合同学会総会で調査結果を発表する。
スマートフォンなどの長時間使用が影響している可能性があるという。

 両学会は今年1~2月、小児眼科医ら1083人にアンケートした。2018年の1年間で5~35歳の急性内斜視の患者を診察した経験があるかを尋ねた。回答した371人のうち、4割以上の158人が経験していた。その8割近い122人はスマホなどのデジタル機器の使用が発症に関係したと考えられる患者がいたと答えた。37人は機器の使用をやめたら症状が改善した患者を診た。

 日本弱視斜視学会理事長の佐藤美保・浜松医大病院教授は

「急性内斜視は眼科医1人が数年に1人診る程度の珍しい病気だった。
4割以上が患者を診たことがあったのは驚きだ。
現場の医師は急性内斜視の若い患者が増えているとの印象を持っている」


と話す。

 スマホのような小さな画面を長時間見続けると急性内斜視が起こることは、韓国の研究チームの論文などで指摘されている。ただ、因果関係はまだ科学的には証明されていない。
 両学会は因果関係を明らかにし、治療法や予防法を確立するため、本格調査を今秋にも始める。全国約100カ所の病院で、5~35歳の患者にデジタル機器の使用時間や頻度などを聞き、使用を控えた後の症状の変化を追跡調査する。

■教室の時計が二つ見えた

 愛知県に住む高校3年の植松大樹さん(17)は2年前、高校に入学してスマホを手にすると、オンラインゲームにはまった。学校から帰宅すると5~7時間スマホに向かい、画面に顔を近づけゲームをし続けた。
 その年の秋、教室にかかる時計を見て驚いた。壁の右上の時計が、左下にも見えたからだ。何度まばたきしても消えない。左目を閉じると消えた。先生が黒板に書く文字も二重に見えた。手元にある教科書の文字はいつも通りだった。左目を閉じて板書を読み、両目でノートに写した。自転車通学では対向車が2台にだぶって見えた。左目を閉じて自転車に乗った。
 そんな状態が1カ月以上続いた。目が疲れ、頭が痛くなった。母亮子さん(46)に「見え方が変だ」と打ち明けた。近所の眼科を受診すると、「こんな症状は見たことがない」と言われた。大学病院に何度か通い、昨年春に「急性内斜視」と診断された。
 診断した医師の紹介で2018年8月、斜視の治療で知られた浜松医大病院を受診。佐藤美保教授はスマホの長時間使用が原因の可能性があると指摘し、「スマホの使用を控えたらそれだけで治る人もいるから、30分ごとに休憩を入れるように」と言った。

■「誰でも急性内斜視になり得る」

 植松さんのスマホ使用時間は、同年代の子どもに比べて特別長かったわけではない。内閣府の18年度の調査では、17歳男子の30%がスマホなどでネットを1日5時間以上使っており、平均使用時間は4時間だ。
 佐藤教授は「誰でも急性内斜視になり得る。画面から距離を置く、連続して見続けないなど気をつけた方がいい」と話す。
 これまで急性内斜視は、脳腫瘍(しゅよう)などが原因でまれに起こるとされていた。目の働きが未発達な10歳以下では、斜視側の目を無意識に使わなくなり、視力が発達せずに弱視になったり、うまく立体視できなくなったりするおそれがある。10歳以下は、症状を訴えなくても寄り目になっていたら眼科を受診した方がいい。
 治療は、スマホの長時間使用を控えるほか、プリズム眼鏡をかけることもある。治らなければ手術で眼球の向きを修正する。12歳以上は、眼球の周りの筋肉にボツリヌス毒素を注射する治療も公的医療保険の対象になっている。

----------------------


赤ちゃんでも平気で触らせる、わかれば理解の範疇超えるけど・・・
日本では子供へのケータイ・スマホへの警鐘もなく、使い放題・野放し状態だから、幼い子に使わせてもなんの危機意識も持たないのだ。
朝日新聞の記事は、最後まで読めない。
大事なことは警鐘のためにも、ケチらずにきちんと公開してほしいです。
 ↓



★関連サイト
 小中学校でスマホ解禁?!一方で子どものSNS被害は高止まり(ソニーネットワークコミュニケーション)

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WHO「国際疾病分類」最新版に「ゲーム障害」を承認

2019年05月26日 | ジョブズの呪い

暑い日が続きます。今世紀に入ってから、夏の異常気象は年々過激化しています。
本日26日、北海道・佐呂間で体温超えの39.5度を記録、5月史上最高だということです。
気象の影響は、人間だけでなく、農作物や家畜、また野生動物・植物など、生態系にもあまねく及びます。大変な時代です。
くれぐれも、ご自愛ください。


 


以下は、今朝の東京新聞1面トップの記事より。

 前々からこの日を待っていたのですが、WHOは、テレビゲームやオンラインゲームなどへの過度の依存により日常生活が成り立たなくなる状況に対して治療が必要な疾病「ゲーム障害」と認定した。

 また、性同一性障害は障害ではないとし、精神疾患から外れたことがWHOの見解として発表された。

 そして、『伝統医学』の章が設けられ、かつては、民間療法の一つくらいにしか思われていなかった『東洋医学』の漢方・ハリ・灸などで治療する病名が加えられたという。
外科的な治療は、西洋医学の独壇場ではあるけれど、部分ではなく、全体を良くするという考え方の東洋医学が向いている病気もあるだろう。



ゲーム中毒のイラスト。byなんでもあるよ「いらすとや」


「ゲーム障害」は依存症 WHO承認 22年施行、治療期待
東京新聞 2019年5月26日

 【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)総会は二十五日、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」を新たな依存症として認定した「国際疾病分類」最新版を承認した。アルコールやギャンブルなどの依存症と並んで治療が必要な疾病となる。新疾病分類は二〇二二年一月から施行され、世界中の医療関係者が診断や調査で使用する。

 スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、世界各地でゲーム依存が広がり、睡眠障害の例が報告されるなど問題化している。WHOは国際的な標準となる病気の分類に加えることで診断例が増えて研究が進み、治療や予防法の確立につながると期待している。

 ゲーム障害は、ゲームをしたい衝動が抑えられなくなり、日常生活よりゲームを優先し、健康を損なうなど問題が起きても続けてしまう特徴があると定義された。家族や社会、学業、仕事に重大な支障が起き、こうした症状が少なくとも十二カ月続いている場合に診断できる。

 日本では厚生労働省が、依存症の専門治療を行っている国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)に委託し、今年一~三月にゲーム障害の実態調査を実施。分析結果を踏まえて今後の対策を検討する。



 この日の総会の討議では、日米韓三カ国がゲーム障害に言及。韓国代表は「健全なゲーム文化を育む上で喜ばしい」と表明したが、医療現場での適用には慎重な対応が必要だとした。日本は科学的な研究の進展に期待を示し、米国はゲーム障害の定義などについて「一層の調査研究が求められる」と強調した。

 総会は二十日、スイス・ジュネーブで開幕した。会期は二十八日まで。


◆性同一性障害は疾患除外
 【ジュネーブ=共同】WHOの「国際疾病分類」の最新版からはこれまで精神疾患の扱いだった「性同一性障害」が、「性別不合」として性の健康に関連する分野に加えられた。

 WHOは、性別不合を「個人が経験する性と、割り当てられた性の間の、明らかで持続的な不一致」と定義。障害とは認められないとし、精神疾患から外した。

 これまでは医療機関で性同一性障害と診断されると、希望に応じてカウンセリングなどの精神療法やホルモン療法、性別適合手術が段階的に行われてきた。

 最新版ではこのほか、伝統医学の章が初めて設けられ、古代中国を起源とし、日本や中国、韓国に広がった「東洋医学」の漢方や、はり・きゅうで治療する病名が加えられた。

<国際疾病分類> 世界保健機関(WHO国際疾病分類)が作成している疾病、傷害および死因の統計分類で、病気の分類では国際的な標準となっている。世界中の医療従事者や研究者が診断や調査に使用しており、政府の人口動態調査などにも用いられている。国際統計協会の「死因分類」を1948年にWHOが引き継ぎ、以来改訂を続けており、現在、使われているのは90年に採択された10版。最新版となる11版には約5万5000の項目がある。 (ジュネーブ・共同)




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「自分狂ってるな」ゲーム依存、9年間で8回入退院…男性の苦悩

2019年05月14日 | ジョブズの呪い
ヤフーニュースから、メモのために。
のめり込んでいった最初のきっかけは、寂しさからだったのか。考えさせられました。


「自分狂ってるな」ゲーム依存、9年間で8回入退院…男性の苦悩
西日本新聞 2019年5月10日

 20畳ほどの一室に10~40代の男女20人が集まり、誰からともなく口を開く。「スマホがないと不安で」「高校を辞めることにしました」…。ふてくされた表情の中学生や、体を前後に揺らし続ける男性もいる。

 福岡県久留米市にあるのぞえ総合心療病院の「集団療法室」。インターネット依存の低年齢化に危機感を抱き、2012年から集団療法を採り入れた。入院、通院の患者同士が語り合うことで、自分を見つめ直す心理療法の一つだ。

 入院患者の3分の1近くを占める未成年も、多くがゲームや会員制交流サイト(SNS)との付き合い方に問題を抱える。親にゲームを取り上げられ、包丁を振り回したり灯油をまいたりして連れてこられた子どももいる。

 数カ月間の入院でパソコンやスマートフォンから離れ、心身を休ませ、規則正しい生活を取り戻す。自分の考え方を振り返り、ネットとの付き合い方を考える。「家庭や学校、地域の機能が落ちていることが背景にある。安心できる居場所がゲームしかない状態だ。依存は一種のSOSではないか」と堀川公平院長(67)は話す。

 「自分が病気だという自覚はある?」。進行役の精神科医が、集団療法室で静かに耳を傾けていた健介(30)=仮名=に話を振った。健介は淡々と答えた。「自分の意思と関係なく行動してしまう。あっ、自分狂ってるな、と思います」


オンラインゲームに没頭し始めたのは高校1年

 健介がオンラインゲームに没頭し始めたのは高校1年のとき。ネット上で出会った名前も知らない人とチームを組み、敵を銃で撃ち倒すゲームにはまった。

 〈助かった〉〈スーパープレー〉。仲間からチャットで褒められると、胸が弾んだ。画面の向こうに人がいる。独りぼっちじゃないと思えた。高校の誰にも言えなかった親の離婚を、ぽろっと打ち明けたのも、ゲーム仲間だった。一緒に暮らす看護師の母は、家を空けることが多くなっていた。

 夜は電灯を消し、午前3時まで熱中した。昼夜逆転で遅刻や欠席が増えた。高校は何とか卒業したが、その後は飲食店のアルバイトを辞め、ひたすらパソコンの前に座り続けた。1日1食のご飯がおいしいと感じられなくなった。母に話しかけられても無視。ゲームに負けると「こんちくしょう」と大声を出し壁に穴を開けた。


9年間で8回入退院を繰り返す

 日中は苦しかった。同級生が学んだり働いたりしている時間で、後ろめたさがあったのだろう。夜になると気持ちが落ち着いた。

 病院を訪れたのは20歳の時。病気という自覚はなかったが、困り果てた母に連れられた。3カ月の入院中は順調だったが、退院して1人暮らしを始めた途端、再発。主治医や母に「ゲームしてない」とうそをつき、インターネットカフェに入り浸った。家賃が払えなくなった。バイトも続かなかった。結局、9年間で8回入退院を繰り返した。


治療を始めて10年

 健介が治療を始めて10年。今も週に1回、病院で診察と集団療法を受けている。仕事に就くため、職業訓練施設にも通い始めた。妻子と暮らし、かつてのような孤独感はない。でも再発の怖さを常に感じる。

 「ゲームを触るとスイッチが入る瞬間がある。そうなると時間を忘れ、周りが見えなくなる。自分を止められない。いつになったら大丈夫になるんだろう」

    ◇   ◇

 子どもや若者のオンラインゲームへの依存は「現実世界(リアル)がしぼんでいく病気」といわれる。その実態は。どう向き合えばいいのか。ネット社会の影を見つめ対応策を考える。


中高生の7人に1人 5年で倍増

 インターネット依存はネットやオンラインゲーム、会員制交流サイト(SNS)などを使い過ぎる状態。日常生活に支障が出て、暴力や引きこもり、うつ病などの合併症や脳の障害を引き起こす恐れがある。厚生労働省は2018年8月、病的なネット依存が疑われる中高生は5年間で倍増し、推計93万人に上ると発表した。全体の7人に1人に当たる。半数前後がネットのやり過ぎで成績低下を経験していた。

 このうちゲームへの依存について、世界保健機関(WHO)は同年6月、「ゲーム障害」として新たな疾病に認定、国際疾病分類の最新版「ICD-11」に追加すると発表した。分類上はギャンブル依存症などと同列になる。

 最新版は19年5月の総会で採択し、22年1月に施行予定。
(1)ゲームをする時間や頻度などをコントロールできない
(2)日常生活の中でゲームを最優先する
(3)問題が起きてもゲームを継続、またはエスカレートする

-といった症状が12カ月以上続いた場合にゲーム障害と診断できる。重症時は期間が短くても診断できる。

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4Gと5Gの通信にセキュティ上の欠陥が

2019年03月29日 | ジョブズの呪い
gooの編集画面がリニューアルされて、トラブルも増えて、長年gooブログを使っていたユーザーからも、不満続出で、スタッフは対応に追われているようです。
今日になって問題解消できたようですが、この数日は、スタッフもきつかったろうな。
 →https://blog.goo.ne.jp/staffblog/e/291cecc8b924c91df2d1a0855060d82d


ブログの編集画面くらいの問題ならまだいいけど、同じように、
「未来は、人工知能や通信システムがさらに進化&深化し、家電も車もコンピューター管理で任せて安心。電子決済で現金いらず便利だろぉ」
とか言われてもなんとなく胡散臭くて、そのシステムの意識エネルギーはなぜだか全然弱くて、それに頼る未来は、人間の生活にとって、また人間の心と体にとって、結構きついものではなかろうか、と思うわけで。


こんなニュースもあった。
以下は、素人には正直「ちょっと何言ってるかわからない 」っていう話だけど。



4Gと5Gの通信にセキュリティ上の欠陥、根本的な問題から解決できるのか
WIRED 2019.03.29 FRI 07:00

米国の研究グループが、4Gと5Gの通信規格でセキュリティ上の欠陥を見つけたことを明らかにした。この欠陥を突くことで、ハッカーは端末の位置を特定したり、電話着信やSMSメッセージを傍受したりできてしまうという。数十年ずっと未解決の問題もあるなか、業界は通信規格にセキュリティ面の欠陥がある事実を深刻に受け止め、解決策を見つけることができるのか。

この1年半、米国では通信事業者が第三者にスマートフォンの位置情報を売り渡していた事例が相次いで明らかになり、通信業界は改革を迫られた。しかし心配なことに(いまさら驚くことでもないかもしれないが)ユーザー保護のための具体的な対策は遅々として進んでいない。

さらには、仮にこうした問題に対する対策がまとまったところで、ハッカーによってスマートフォンの位置情報を追跡され、通話を傍受されるおそれが出てきた。4Gと5Gに新たな脆弱性が発見されたのである。


4Gと5Gで着信を利用した位置情報の特定が可能?

この脆弱性は、パデュー大学とアイオワ大学の研究者グループが明らかにしたものだ。その内容は、特に5Gの標準化が前述のようなハッカーへの対策に重点を置いて行われてきたことを考えると、大きな不安材料であるとグループは話す。

「5Gがセキュリティやプライヴァシー保護の強化を謳っているにもかかわらず、実際には高いレヴェルが保証されるわけではない点には驚きました。4Gにあった問題の起きやすいセキュリティポリシーやサブプロトコルを、5Gは受け継いでしまっているのです」。論文の共同執筆者のひとりで、パデュー大学のサイード・ラフュール・フセインはそう語る。「こうした弱点はハッカーにつけ入る隙を与えてしまいます」

グループは、18年に4Gに関する別の脆弱性も発見している。新たな論文で指摘したのはプロトコルの別の欠陥で、さまざまなサイバー攻撃に利用されるおそれがあるという。

研究グループが「Torpedo」と呼ぶ攻撃は、電話やメールが届く前にキャリアが端末を呼び出す「ページングプロトコル」に潜む欠陥を利用したものだ。

休止中のデヴァイスと最寄りの基地局の間では呼び出し通信が行われている。常に接続しているとバッテリーを消耗してしまうため、通信は一定間隔で実施される。しかし研究者たちは、一定ゆえに予期できてしまうこの通信パターンが、脆弱性につながることを発見した。

攻撃側は、標的の電話に短い着信を繰り返してページングプロトコルの内容をスニッフィング(ネットワークのデータを盗み見ること)することで、その端末が近くにあるかどうか確かめられるという。

4Gも5Gもこの手の監視に対する保護機能を備えているが、それでは不十分だと研究グループは指摘する。ページングメッセージのパターンを解析することで最寄りの基地局を特定し、ターゲットがその地域にいることを確認できてしまうというのだ。


電話着信やSMSメッセージを傍受される可能性

Torpedoを使えば、ハッカーは標的の端末のページングチャネルを操作してページングメッセージの追加やブロックを行うことができる。これによって、メッセージや電話による着信が妨害される可能性がある。また、この手法を使ってアンバーアラート(未成年者の誘拐事件や行方不明事件が発生した際に発令される警報)を装うなど、偽のメッセージを端末に表示させることもできるという。

さらに悪い話がある。Torpedoを応用すれば、ハッカーは標的のIMSI(国際移動体加入者識別番号。携帯電話のユーザーに固有の番号が割り振られている)を特定しやすくなるというのだ。IMSIがわかれば、ハッカーは端末を正確に追跡したり、「スティングレイ(Stingrays)」あるいは「IMSIキャッチャー」と呼ばれる不正デヴァイスを使用して、基地局になりすましてコミュニケーションを盗聴することもできてしまう。

スティングレイはここ数年でプライヴァシーを脅かすものとして認知されてきているが、いまだに米国中に存在している。なかには法執行機関が使用しているものもあるが、ハッカーなどが設置したものもあると言われる。こういった攻撃を防ぐために、IMSIは4G回線でも5G回線でも暗号化されているが、これも対策としては不十分だという。

さらに研究グループは「Piercer」というキャリア実装に関する問題を発見した。Torpedoとはまた別の方法で、4G回線でIMSIが特定される可能性があるのだ。具体的な社名は公表されていないが、研究者グループによれば、米国のあるキャリアは現在Piecer攻撃に対して無防備な状態になっているという。

「IMSIを特定できれば、位置情報を追跡したり電話着信やSMSメッセージを傍受したりと、より高度な攻撃を仕掛けることができます」とフセインは言う。「たいていのユーザーは、位置情報や個人情報を売買している悪意のある第三者に対して、プライヴァシーをさらすリスクを抱えているのです」


携帯通信事業者の業界団体からは結果に異議も

今回発見されたPiercer以外の脆弱性を解決するには、キャリアという枠組みを超え、GSMA(GSMアソシエーション)による取り組みが必要になるだろう。GSMAは携帯通信事業者の業界団体であり、4Gや5Gなどのデータ通信規格の発展を所管している。

GSMAは『WIRED』US版に対して、今回の発見は憂慮すべきものであり、問題点のうちいくつかについては対策を考えているという。一方で、そもそも指摘されている攻撃が実行可能かどうかについては疑問があるとも指摘している。

「今回の発見からわかるのは、ハッカーが複数のメッセージを短期間に送信し、ネットワークを監視して対象の端末のデータトラフィックを特定することによって、ユーザーのIMSIや固有の識別子を狙うことが理論上可能だということです」。GSMAの広報担当者は、『WIRED』US宛てのメールでこう説明している。

「しかしながら、これを実際に行うとなると、特定の時間帯を選び、トライアンドエラーを前提として実行する必要があります。成功させるには、かなりの労力と時間を費やさねばなりません。現在GSMAは3GPPと協働して、対策を練っています。また、今回の脅威が確かなものであるのか、そして規格に対して何らかの改善を行うことができるかについても熟慮を重ねています」

GSMAは、今回指摘された攻撃に対する5G回線の脆弱性について異議を唱えている。GSMAによれば、今回の研究は「古い規格に基づいて行われており、現在は規格が変更されています。それを見ていただければ、標準化に伴っていかにセキュリティレヴェルが向上し続けているかおわかりになると思います」とのことだ。

しかしながら、今回の論文を発表した研究者たちによれば、こうした改善も問題の解決にはならないという。「変更要求の内容にも目を通しましたが、新しい変更を導入しても5GにおけるTorpedoへの脆弱性は変わらないと思われます」とフセインは言う。

今回の発見によって、5Gの標準化が振り出しに戻るわけではない。セキュリティ性能も含めて、依然として5Gには多くの利点がある。5Gを導入することには重要な意味があり、生産的な結果につながるだろう。

しかし、通信規格にセキュリティ面の欠陥があるという事実は深刻に受け止め、解決法を見つけなければならない。

通信業界には、過去にもさまざまな問題に苦しんできた歴史がある。従来の標準規格であるSS7(共通線信号No.7)に見られるようなプロトコルの根本的な欠陥は、この数十年ずっと未解決のままであり、エンドユーザーの抱えるリスクは高まる一方だ。通信事業者には、こうしたセキュリティ上の欠陥の解決に向けて、もう少し危機感をもってもらいたいところである。



専門家と言われている人なら解決できると思っているのは幻想だ。すべては競争という名の見切り発車である。
そのシステムを突き詰めるほど、どんどんブラックボックス化して、出口があるのかないのかもわからない迷路に、人間を送り込むものかもしれないよ。

かつての農薬の過剰使用により、最も被害をうけるのは消費者ではなくて農家の人たちだった。
今は使用禁止のアスベストも、被害を受けたのは実際の作業員だった。
情報流出するなら末端ユーザーも被害を受けるだろうが、それとは別に情報を管理しているはずの人間が、まっさきに消耗していきそう。
その道には未来はあるのか疑問だ。あると信じて、やっているのはわかるけど・・。

「過ぎたるは及ばざるが如し」っていう言葉もありますからね。



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ゲーム依存症またはスマホゾンビ?

2019年03月15日 | ジョブズの呪い

正直、見たくない光景を見てしまいました。

たまにコーヒーを飲みに行く午前中のコーヒーショップのチェーン店で。

一人の中年女性が座ってスマホでゲームをしていました。
両手を使って、画面を睨みつけながら、時折「チェッ」とか「くそー」とか言って。

服装も微妙に不潔な感じに乱れていて、座った姿勢もだらしなくて、家にいる気分なのか完全にゆるみきった姿。

思わず目をそらしましたが、スマホに電話がかかってきて、彼女はいきなり喋りだしました。
普通、外出先で電話がなったら、少しは周囲に気を使って声をひそめるとか、店の外に出るとかするんじゃないかって思うのですが、
彼女の場合は、周囲がびっくりするような大声で、喋りだしたんです。
学校の話をしているから、子どもがいるんだ。
聞きたくもないのに話の内容が、丸聞こえですわ・・
なんていうか、傍若無人とはこういう人のことなのだろうか。
ここはあなたの家じゃないって。っていうか、その前にあなたの家庭は大丈夫なのか?

明らかに不快そうな周囲の目なんか全然気にならないようなので、恥ずかしくもないらしい。見てるこちらは恥ずかしいけど。
そんな彼女の意識レベルがー10000Fだった。

ひとしきり大声で喋ったあとは、再びゲームに没頭。


  


スマホゲームに脳を憑依された「スマホゾンビ」・・・思わずそんな言葉が頭をよぎった。
見た目はゾンビじゃなくても、意識の中のゾンビみたいな感じ。
そんな人が今の世の中、増殖しているようだ。意識の二極分化の現象の一つとも思える。


★追記
「スマホゾンビ」って、この記事ではじめて書いた言葉ですが、検索したら「スマホゾンビ」っていうハッシュタグまであった。
知らなかったけど、やっぱりスマホゾンビは社会現象化しているんですね。びっくりした。

なんたってフリー素材の「イラストや」さんにもスマホゾンビのイラストがありましたからね・・

#スマホゾンビ


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吐き気めまいも・子どもに増える「IT眼症」

2018年06月20日 | ジョブズの呪い

ゲーム好きの方にはそそられるようなゲームの広告がテレビCMをはじめとして、そこかしこにありますが・・・それらに対するネガティブな情報はあまり目立ちません。スポンサーの名の下、情報はコントロールされている?
以下のようなニュース記事はとても貴重だと思います。



【特集】吐き気やめまいも… 子どもに増える「IT眼症」とは?
MBSニュース2018年6月14日

文部科学省によりますと、去年、視力が1.0未満の小・中学生が過去最多となりました。その原因のひとつとして、スマートフォンやゲームなどの利用時間が増えていることがあげられています。最近では、視力の低下だけでなく頭痛や吐き気などの症状を訴える子どももいるといいます。その実態を取材しました。


止まらない小中学生の視力低下

大阪市阿倍野区にある大手メガネショップのJINSでは、最近「あるもの」の売り上げが上がってきています。

「こちらが当店ご用意しているキッズとジュニアのフレームのタイプです」(店員)

小中学生以下を対象とした「子ども用のメガネ」。昔と比べてサイズやデザインも豊富になり、最近ではパソコンなどから発せられる「ブルーライト」をカットする子ども用のメガネも増えてきているといいます。

「ブルーライトがよく出ているものとしてスマートフォン、パソコン、液晶テレビのほかにゲーム機からも強く出ていると言われていて、親御さんがストップをかけるため使われる。最近では海外の方のお土産として、キッズ用のものを買われる」(店員)

スマートフォンやタブレットなどが身近になり、子どもが映像に接する機会も増えているようです。

<街頭インタビュー>
Q.お子さんはテレビとか映像とか見るのは好き?
「好きです。(NHKの)いないいないばあっ!とか、おかあさんといっしょとか」(母親)
Q.YouTubeとかタブレットで見せている?
「たまに見せています」
Q.どういうときに?
「電車の中とか、静かにしてほしいときにちょっとだけ」

「YouTube見せたりとかしています。YouTube Kidsとか、アンパンマンの遊べるアプリとか」(母親)


内閣府の調査によりますと、小中学生のスマホの利用時間は年々増えています。また文部科学省の調査では、視力が1.0未満の小中学生の数も増加傾向にあります。


「IT眼症」とは
こうした状況に警鐘を鳴らす人がいます。兵庫県姫路市の眼科医で、大学の客員教授も務める田淵昭雄医師です。

「iPadとかゲーム機とかスマホ、中学生みんな使ってますよね。それによる被害がないということは絶対ない」(川崎医療福祉大学 田淵昭雄医師)

最近では「視力が落ちる」という症状にとどまらない子どもも増えてきたといい、日本眼科医会はこう呼んで注意を呼びかけています。「IT眼症」です。

目の調節障害ですよね。それに引き続いて自律神経異常です。自律神経というのは、交感神経と副交感神経。それのアンバランスが出てくる。変なときに興奮したり、寝ないといけないときに眠れないとか。そういうふうな身体的な異常も伴ってくるのが『IT眼症』ですよね」(川崎医療福祉大学 田淵昭雄医師)


パソコンゲームに熱中…体に異変
相田亮太さん(仮名)岡山県倉敷市に住む中学2年生です。

Q.何やってる?
「PUBGっていうゲーム」(相田亮太さん)
Q.どんなゲームが好き?
「銃で戦うみたいな」
Q.おもしろい?
「おもしろいです。撃って倒せたときのうれしさ」


1年ほど前にパソコンゲームにはまり、いまでは帰宅するとほぼ毎日パソコンに向かっています。

Q.1日どれくらいする?
「1日1時間とか。休みの日は2時間とか」(相田亮太さん)


最近では敵をいかに攻略するかの参考にするため、タブレット端末でYouTubeの動画を見ることも増えました。
しかし、2か月前から体に異変を感じるようになった相田さん、先週、眼科医の田淵医師の元を訪れていました。

(田淵医師)「ゲームしてたらどうなる?」
(相田さん)「吐き気がする。体が熱くなる。頭が熱いというか、熱いのに伴って、ぐらっと気分が悪くなる」



そこで、光の量を調整する瞳孔や水晶体の動きに異常がないか、検査することになりました。その結果は…

(田淵医師)「やっぱり過緊張になっとんのかな。目の緊張状態。こっち側はちょっと赤い」
(相田さん)「赤いとどうなんですか?」
(田淵医師)「周波数が多い(=負荷が大きい)」

検査では、ピントを合わせるときに目にどれだけストレスがかかっているかがわかります
相田さんの場合、近くを見る時も遠くを見る時も濃い赤色になっていて、焦点を合わせるときに負荷が大きく、目に疲労がたまっていることを表しているといいます。正常な人の場合は、赤色はほとんど見られません。


リアルになった映像が負担に

田淵医師は、最近のゲームの映像がリアルになったことも目に負担がかかる要因になっていると考えています。

単に目の調節だけではなくて、3Dにするための機能を働かせていますからね。それだけ疲れやすい」(川崎医療福祉大学 田淵昭雄医師)

「IT眼症」を治すには、画面を見る時間を減らすことが一番だといいます。

「50センチ離れてしっかり見られるような字の大きさにしなさい。あとは50分以上は見ないように」(川崎医療福祉大学 田淵昭雄医師)

この結果を受けて、検査を見守っていた相田さんの父親は、これを機に今まで以上に気にかけていくといいます。

「栄養ドリンクを飲みながら、それでもゲームをしようとしていて、それで異状に気づいて。今まで親として口うるさくは言っていなかったんで、ゲームの時間とか親としても把握して、休みを取るように教育していこうかなと思いました」(相田さんの父親)
「ゲームやばいなと実感して、時間を減らしていこうと思う」(相田亮太さん)
Q.できそうですか?
「まあ、ゆっくり時間をかけて」


楽しみが増えて画面を見る時間が増えた分、目を労わる時間も必要なようです。



達成感のあるときにでてくる喜びのホルモンのドーパミン。ゲームはストレスを緩和してくれる部分はあります。
しかしやりすぎて、ドーパミンが暴走して過剰分泌すれば、それは依存症へと変わります。
どこまで自制心が働くのか、一度ハマってしまったら、それは大人でもやめるのが難しいものです。
特に電子機器は、手に持っているだけで骨格に歪みが出て(自律神経に影響が出る)、吐き気やめまいの起る人もいることは、私どもは経験的にわかっています。
十分にお気をつけくださいませ。



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小中学生の視力過去最悪、スマホ影響か

2018年01月15日 | ジョブズの呪い
gooニュースからブログの編集画面へリンクが容易いので、よく利用するのですが、スマホ関係のネガティブなニュースは一切出てこないのですね。
gooは、NTTの関連だから、仕方ないんでしょうかね。

昨年12月、「小中学校の視力過去最低」というニュースがあったのですが、「やはりスマホの影響じゃろうな」という文科省の見解もあり、とてもニュースに出したくないってことなのでしょうか。

また、ライブドアニュースも面白いですよ。短くてわかりやすいんだけど、最後の方の太字にすべてがあるのぢゃ。

裸眼視力0.1未満の小中学生の割合が過去最高に スマホなど要因か
livedoorNEWS 2017年12月22日 23時23分

ざっくりいうと
✔ 文部科学省が2017年度学校保健統計調査を報告した
✔ 速報によると裸眼視力が1.0未満の小中学生の割合が過去最高になった
✔ 文科省はスマホの画面を近くで見るなど生活習慣の影響が考えられるとした

提供社の都合により、削除されました。
概要のみ掲載しております。


そんなわけで、東京新聞より全文。
耳の疾患を抱える子も過去最悪だということです。ネオジム磁石が使われている高性能のイヤホンを耳につけっぱなしも、気になるところです


小中学生の視力、過去最悪 文科省速報値 スマホ影響か
東京新聞2017年12月23日

 裸眼の視力が「一・〇未満」の小中学生の割合が過去最悪となったことが、文部科学省の2017年度学校保健統計調査(速報値)で分かった。小学校は3年連続、中学校は4年連続で視力が低下。文科省は「スマートフォンなどの普及で画面を近くで見る機会が増えた影響もあると考えられる」としている。一方、虫歯の割合は中高生で過去最低となり、肥満傾向児の割合も長期的な減少傾向を示した。

 文科省によると、視力一・〇未満の子どもは、幼稚園で四人に一人の24・48%、小学校で三人に一人の32・46%になり、中学校と高校ではそれぞれ56・33%、62・30%を占めた。いずれも統計を始めた一九七九年度から増加傾向が続き、三十年前(八七年度)の親世代の割合と比べても小学校で約13ポイント、中学校で約18ポイント上昇した。また、中高で視力〇・三未満の子どもは三割前後に上った。

 一方で、虫歯の割合は幼稚園や小中高校の全てで一六年度より下がり、中学校(37・32%)と高校(47・30%)では、過去最低となった。

 身長別標準体重から算出した肥満度が20%以上の肥満傾向児の出現率を学年別にみると、男子は高一の11・57%、女子は小六の8・72%が最も高かった。年齢層によりばらつきはあるものの、総じてここ十年間、減少傾向にある。耳の疾患を抱える子どもは小学校が6・24%、中学校4・48%、高校2・59%となり、いずれも過去最悪となった。

◆自然な発達を阻害
<日体大総合研究所の武藤芳照所長(身体教育学)の話> スマートフォンなどの普及により、子どもは普段の生活の中で目を酷使してしまっている。目は六歳ごろには、大人と同じようなサイズになり、視力も大きく発達するとされているが、調査結果は自然な発達が阻害される由々しき事態となっていることを示している。それなのに今のデジタル社会が子どもの健康を損ねているという弊害に関する認識が社会全体で欠けているのではないか。まずは大人が意識を変革して、子どもにスマホやテレビゲームを長時間させないなど具体的な行動につなげる必要がある。



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「ゲーム障害」を新たな病気として追加へ by WHO

2018年01月09日 | ジョブズの呪い
WHO(世界保健機関)が新たな病気とて認定する予定の新語「ゲーム障害」。ネットゲームをやりたい衝動を抑えられなくて、生活全般、人間関係まで支障をきたしてしまう人々のこと。
「ゲーム障害」よりかは従来の「ネトゲ廃人」の方が言葉としてよりリアリティがあるが…(汗)

ストレス状態にある時、心を平穏に保つ作用のあるセロトニンも不足の状態にある。それを補うためゲームの興奮で、脳内に快楽物質ドーパミンが放出されると、一時的に気持ちも楽になれる。それは楽しいに違いない。
ドーパミンは、達成する直前に一番分泌される。だからこそ、ゲームは、難しいほど深みにはまる。はまるように作られている。
ドーパミンは、ちょうど良い状態にあれば、意欲やポジティブな心の状態を作り出す。
しかし、セロトニン不足状態ではドーパミンは過剰分泌しやすいという欠点もある。過剰分泌すると、過食症、アルコール依存症など多くの依存症同様、ゲーム依存症への一里塚。
手元にあるが故に、簡単に快感を得られる気軽さで、ゲームをすればするほど、さらに過剰分泌してしまいゲームに依存してしまう悪循環だ。
(参考:「脳からストレスを消す技術」有田秀穂著)

何につけても、資本主義社会では、このような警鐘はカネの魔力に凌駕され、見えにくい、聞こえにくい、という状態にさせられる。
心して、はまりすぎないように、気をつけることが第一です。

以下、メモのために全文。



「ゲーム障害」を新たな病気として追加へ WHO
NHKNEWSWEB 2018年1月6日

生活に支障をきたすほどゲームに熱中する症状について、WHO=世界保健機関は「ゲーム障害」という新たな病気として「国際疾病分類」に加えることになり、世界で治療や実態の把握が進むか注目されます。

これはWHOが5日、本部のあるスイスのジュネーブで明らかにしたものです。

WHOは現在、病気や死因などの統計を国際的に比較するための「国際疾病分類」の改訂作業を行っていて、ことしの夏ごろに最新版が公表される予定ですが、これに新たな病気として「ゲーム障害」を加えるということです。

「ゲーム障害」と診断する基準として、WHOは、ゲームをしたい欲求を抑えられずにゲームを続けてしまう状態が1年間続き、家族関係や仕事を含めて生活に支障を来している場合と説明しています。

インターネットやスマートフォンの普及により、オンラインゲームなどに過度に依存する問題が世界各地で指摘されるようになりましたが、これまで国際的に統一された定義や統計はありませんでした。

WHOの「国際疾病分類」は、世界の医療従事者や研究者が指標として使用していて、これに「ゲーム障害」が新たな病気として加えられることで、今後、世界で治療や実態の把握が進むか注目されます。



★関連サイト
脳を変えるスマホ依存症の怖さ 10代の自殺率にも影響かより抜粋
https://forbesjapan.com/articles/detail/18925
スマホを毎日5時間以上使っている若者たちの約48%は、自殺について考えたことがあるか、またはその計画を立てたことがあった。それに対し、使用時間が1日当たり1時間の場合、こうした考えを持った、計画した、という人は28%だった。スポーツや宿題をする、友人と実際に会う、教会に行く、などに時間を多く費やしていた若者たちは、うつ病と自殺のリスクがどちらも低かった。
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「スマホ老眼」若者に急増中 & 追記「スマートフォンサム」

2017年11月08日 | ジョブズの呪い
以下、メモのために。
スマホの普及に伴い、スマホ首首の後ろの筋肉異常で、新型うつに)とか、スマホ呼吸(呼吸が浅くなる)とか、心身の不調が出てくる人が増えてきた。スマホ老眼なる現象と言葉もうまれた。何かと危険な道具である。
夜間の使用、長時間の使用などは、十分に気をつけたい。


「スマホ老眼」若者に急増 目の酷使で調節機能低下
東京新聞2017年10月17日

 まだ20代、30代なのに「手元が見づらい」「ぼやける」といった老眼のような症状を訴える人が増えている。スマートフォンを長時間使うなどして目を酷使することにより、一時的に目のピント調節機能が衰える「スマホ老眼」と呼ばれる症状だ。専門家は「重症化すると日常生活に支障を来す恐れがある。早めにケアを」と呼び掛けている。 (小中寿美)

 「目がしょぼしょぼして開けていられない」。神奈川県内に住むフリーターの女性(22)は八月、つらい症状に悩まされて眼科に駆け込み、スマホ老眼と指摘された。アルバイト先の飲食店では注文の入力や食材の発注でタブレット端末を頻繁に使う。さらに就職活動を始め、求人情報を探すためにスマホを毎日三時間近く見ていた。
 遠くを見るとぼやけたままで焦点が合わず、目の奥に痛みを感じ、頭痛や肩凝りも。処方された目薬を使い、スマホを見る時間をなるべく減らすと、症状は改善して楽になった。

 眼精疲労が専門の梶田眼科(東京)の梶田雅義院長(64)によると、スマホ老眼は医学的には「調節緊張」と呼ばれ、遠くがぼやけるだけでなく、手元が見づらくなることもある。スマホの普及に伴い、二〇一〇年ごろから二十代を中心に患者が増え、中には十代もいる。

 

 ピント調節がスムーズにできなくなる状態は老眼とよく似ているが、原因は異なる。そもそもピント調節はどう行うのか。カメラのレンズのような働きをする「水晶体」の厚さを、周りの筋肉の「毛様体筋」を動かして変える。近くを見る時は、毛様体筋に力を入れて水晶体を膨らませる。
 加齢とともに水晶体が硬くなったり、毛様体筋が衰えたりして起きるのが老眼で、一般的に四十代以降に始まる。スマホ老眼は、水晶体は軟らかいままだが、目の酷使によって毛様体筋が凝り固まることで起こるという。
 「患者の多いドライアイも実はスマホ老眼が原因のケースが多い」と梶田院長。放置すれば「めまいや吐き気、重症になると自律神経に影響を与え、不眠やうつにつながる可能性もある」と話す。

 調節緊張の患者はパソコンが普及した際にも増えたが「スマホの方が事態は深刻。文字が小さく、近い距離で見るため目にかかる負担は大きい」と指摘する。混雑した電車内では、顔のすぐ近くで画面を凝視している人も少なくない。

 

 すぐにできる対策は、定期的に目を休めて遠くを見ること。目安は十分に一回で、四~五メートル先を見る。目を温めて血行を良くし、毛様体筋の緊張をほぐすことも有効だ。温めるのは就寝前がよいという。


◆遠く見て休めて
 目の健康維持に関する啓発などに力を入れる眼鏡小売りの大手メガネスーパー(神奈川県小田原市)は、スマホ老眼かどうかなど目の状態を詳しく調べる検査メニューを開発し、昨年秋から全店舗で行っている。
 眼鏡を購入する際、客は問診票を記入。その結果、スマホ老眼が疑われる場合は専用の検査を行い、目の緊張をほぐす運動の方法も指導する。スマホ老眼とみられる客は全店舗合わせて月三千人に上り、症状が著しいときは眼科の受診を勧めている。
 検査の研修を担当する同社の堀川義晴さん(46)は「スマホの普及が影響している」と推測。「休憩時間に遠くを見るよう以前からアドバイスしてきたが、今はその時間にスマホを見ている」と嘆く。目を休める意識を持つことが大切だ。
 検査は有料。運動の方法などスマホ老眼対策は同社ホームページの「アイケアコンテンツ」で見られる。



★追記

そう言えば、以前見た「ガッテン」で、「スマートフォンサム」(スマホ親指)という現象が、全世界的に広がっているとか、警鐘っぽいものを鳴らしていました。
人の親指は、構造的に「物をつかむ」ということに特化して進化してきたのだが、スマホ使用の際、本来とは違う無理な親指の動きをさせることで、「腱鞘炎」になる人が増えているということです。
腱鞘炎は、もともとピアニストなど特定の職業の人の職業病だったものだったんだけど、ここへきて、まさかの全世界的病気となってきたそうぢゃ。

スマホトラブル、対症療法でも、治療できるものは、まだいいんぢゃよ。
もっと根本的な部分でジョブズの呪いが…かかってんのぢゃ。
怒りやすい人ほど、ネットの利用はほどほどに
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読解力・中3の15%が短文も理解困難

2017年09月23日 | ジョブズの呪い

下の新聞記事を「ジョブズの呪い」と単純に決めつけていいのかどうかはわからないけれど、「スマホを使う時間が長いほど勉強ができなくなる」という仙台市における7万人の子どもたちの調査結果に通じるものはあるような気がする。
中3の15%は、短文理解困難って、英語じゃなくて、日本語の短文なのですよ。
スマホは脳の機能に害があるby東北大加齢医学研究所所長


中3の15%、短文も理解困難 教科書や新聞で読解力調査
(東京新聞2017年9月23日)

 短い文章から事実を正しく理解する「基礎的読解力」について、国立情報学研究所の新井紀子教授や名古屋大学などのグループが、全国の小中高校生や大学生、社会人らを調べたところ、多くの中学生の読解力に問題があることが分かった。中学卒業までの読解力が将来に影響するという。

 調査では、中学や高校の教科書や、東京新聞などに掲載された記事など数百の題材をもとに問題を作り、コンピューターで無作為に出題した。
 三十分間でできるだけ多く解いてもらい、内容を正しく把握できているかを調べた。昨年から今年にかけて、全国の約二万四千人に実施した。問題はすべて選択式で、文章の意味が分かれば、知識がなくても解ける。
 その結果、中学三年生の約15%は、主語が分からないなど、文章理解の第一段階もできていなかった。約半数が、推論や二つの文章の異同などを十分に理解していなかった。
 また、基礎的読解力は中学では学年が上がるにつれて緩やかに上昇するが、高校では上昇しなかった。高校の教科書が理解できず、力が伸びていない可能性があるという。基礎的読解力と進学できる高校の偏差値との間には、強い相関があった。
 新井教授は「基礎的な読みができていないと、運転免許など資格の筆記試験にも困難を伴うと予想される。中学卒業までに中学の教科書を読めるようにしなくてはならない」と話した。
 グループは今後も調査を継続し、基礎的読解力に困難を抱える子どもの早期発見や支援策の検討に役立てる。分かりやすい教科書作りなども提言していく。 (小椋由紀子、吉田薫)
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もうすでに20年以上も前になるけれど、松居和氏の講演会で聞いた話が強く印象に残っている。

アメリカで起こることは、日本で10年後に起こる、と警鐘を鳴らしていたこと。
20年前のアメリカでは、家族関係で言えば、成長期に手本となる父親像が描けない、家族からの虐待、子どもの識字率低下、10代の早すぎる妊娠などを問題視していた。
今の日本でも思い当たるような事柄である。

勉強に関して言えば、アメリカでは、家に本が1冊もない家があったり、何年も学校に通っているにも関わらず字の読めない子どもがいる、とその時はにわかに信じられなかったのですが…もしかしたら日本も同じ道を辿り始めているのだろうか。
もちろん20年前のアメリカにスマホはなかったし、さすがに日本では識字率は限りなく100%に近いとは思いますが、ここにきて、相乗効果的な加速がかかっているかも。

勉強ができるできないが、人間としての価値という話ではないと思いますが、昔から言われる、基本的な「読み書き算盤」は、生きる上で必要なスキルだと思っています。
いくら字が読めても、書かれた内容がわからなかったら、人間関係でも誤解が生じたり、いらぬトラブルに巻き込まれたり、生活する上でも本当に困りますよね。

勉強や読書をするより、ネットで好きなゲームや動画を見ていたほうが楽しいのはわかりますが、まずは心身一人前になってからでないとリスクが伴います。
スマホをただ操作しているだけで、脳の前頭前野の働きが低下し、セロトニン神経が弱まることから、後天的な発達障害もどき?になる可能性もあります。
また、セロトニンによって制御されているノルアドレナリンのバランスが崩れて、過緊張や、イライラして落ち着かない、すぐキレる、何故か不安で仕方がないなど心の問題を抱えることにもなります。
成長期の幼い子供たちがそれらに触れるような事のないように、まずは自己規制が求められると思います。
法の規制を待っていたら、手遅れになるかもしれません。
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スマホは脳の機能に害があるby東北大加齢医学研究所所長

2017年09月17日 | ジョブズの呪い
こちらの記事、子どものスマホ・学力に差が出る?の、続きです。

東京新聞2017年8月23日家庭欄のコラムより

 
スマホ操作で脳の働き低下
川島隆太  
 
 スマートフォンを使う子どもたちに何が起こったのか?もやもやしたまま過ごされた方もいらっしゃるかもしれません。皆さんに、前回から今回の間に考えていただくために、わざと中途半端に終わらせました(すみません)。さて、私たちの解釈を述べたいと思います。

 自宅学習習慣のない子どもたちの成績が下るということは、学校で覚えたことが脳の中から消えてなくなったと考えられます。
生物学的な理由はよくわかりません。スマホ操作をしている時の脳活動を計測すると、前頭前野の働きは低下しますので、これが原因のひとつなのかもしれません。実際、スマホのアプリで音楽を聴こうと、動画を見ようと、ゲームをしようと、メッセージのやりとりをしようと、それらを使うとその使った時間に応じて学力が低くなるのです。

 スマホを使うと、脳の機能に害があることはもはや疑いようがありません。スマホには習慣性と依存性があることは、皆さん自身が経験されていることと思います。過激ですが、子どもたちの未来を守るため、上手にリスクと付き合うことが出来る年齢になるまで、スマホの使用を法などで規制することもやむなしと考えています。
(東北大加齢医学研究所所長)    


ようやく、スマホ使用の年齢制限など法の規制提言を、大学の研究者の方が言ってくれた。
そうなんだ、もうこれだけ普及してしまったら、個人レベルの禁止では、周囲から浮いてしまって、逆にいじめに繋がるというジョブズの呪いだ。
ネットいじめの悪質化


先日、某健康番組で「スマ―トフォンサム」(=スマホの親指)と呼ばれるスマホによる腱鞘炎が、世界的に広がっていることを知った。
同様に、上記のような子どもの学力低下や、スマホ首(うつむく姿勢での首こりによる体調不良やウツ)、スマホ呼吸(使用中、呼吸が浅くなったり一瞬止まったりすることで起こる体内酸欠状態)、など、上げればいろいろなことが浮かぶ。
前頭前野の活動低下が認められるということは、大人でも依存症になってしまえば、認知症になるリスクが高く、早くなるのではないだろうか。
現代社会は、スマホによる人類無能化計画が密かに進行しているのだろうか・・(汗)

身体への影響とともに、電子機器を手に持っていると、前頭前野で他の神経伝達物質をコントロールしている幸福ホルモンであるセロトニン神経が弱ることもわかっている。

セロトニン神経が弱ると

●ワーキングメモリーの機能が落ちる(短期記憶力低下)
●意欲が落ちる(ウツ)
●気持ちの切り替えができなるなる(ストーカー)
●自制心がなくなる(キレる)
●共感脳が働かない(他人の気持がわからない)

など、心への影響もあります。

皆様、本当に、お気をつけくださいね。

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ネットいじめの悪質化

2017年09月08日 | ジョブズの呪い

一つ前の記事にも、書いたけれど、スマホの使用が1日2時間以上の若者・子どもは、不安や孤独を感じやすく、落ち込みやすい。
それだけでも、辛いのに、ラインやツイッターでのいじめが、聞いてみれば驚くような悪質なものになっている。
それはそうだ、はまり込んでいると、幸福ホルモン・セロトニンが出なくなるのだもの。意識レベル200未満の人たちは、どんどん意識レベルが下がり続け、些細な事でもイライラが募り、感じ悪くて嫌な人になっていく。そして、いじめられたほうは、同様に些細な事でもより深く傷つき、どんどん落ち込んでいく。

夏休みが終わった9月1日は、子どもの自殺が一番多い日なのだという。

私の子ども時代は大昔なので、9月1日に「宿題が終わらない、どうしよう」なんていう焦りはあっても、死んでしまおうなんて思い詰めたことは、なんにもなかった。
昔の子どもは強かった、なんて言わない。今の子供が弱いのだ、とも言わない。子どもは子どもなんだから。
子どものいじめや自殺を防止するために、いろいろな対策がとられているのに、一向に減らない。

大人の欲望のはて、便利・楽しいと与えれた結果、あまりにも痛々しいことが、次々に現実に起こっている。今年も不幸にして夏休み明けに自死を選んだ子どもたちが少なからずいた。
こんな異常な事態に慣れてしまうのが恐ろしい。

だったら、使わさなければいいじゃないか、なんて簡単には決して言えない。やめたくてもやめられない。
親がスマホを与えない、「ライン禁止」なんていうと、それもまたいじめの対象となるという。
やめたいのにやめられない。これも「ジョブズの呪い」だろう。

単なるいじめではなく、人権すら傷つけられる。ネットの中で起こることは学校では見えにくい。
下記記事の事例のような、犯罪行為とも言える悪質ないじめは、学校ではなく、専門家や警察に相談を、と記事は結んでいる。



無視や悪口もLINEを駆使 今時のネットいじめの実情

 学校内のいじめといえば、かつては教室で繰り広げられるものだった。しかし、今ではネット上でのいじめが増加している。その手口は巧妙で様々だ。特にいじめの舞台となりやすいのがLINEだ。

 たとえば、友達からIDとパスワードを聞き出し、そのIDで本人がLINEに入れないようにブロック。その後、クラスメートに悪口を送るなどし、“感じの悪い子”という印象を仲間内に植えつける。

 複数のアカウントが作れるツイッターならもっと簡単になりすましができる。加害者は、本人の偽アカウントを作って、友人や部活の先輩の悪口を書き連ねつつ、次々とフォローし、悪口を一気に拡散するのだ。LINEの場合は、専門家に相談すれば、なりすましをした相手を特定できる。ひとりで解決しようとしないことが大切。

 LINEは、メッセージを読むと「既読」マークがつく。既読マークがついたのに返信しないことを既読スルーといい、責められる原因になる。そこで、急いで返信するものの、いじめられている子のメッセージだけはみんなが既読スルーするという無視が一般的。また、知らないところでどんな悪口を言われているのか、コピーして本人に送りつけるケースも。スマホを与えない、LINEをやらせないと、逆にいじめの対象になるので要注意。

 恥ずかしい画像をLINEなどに流す事例も増えている。例えば、小学6年生の女子生徒が同級生の女の子の家に遊びに行った際、待機していた男女数人に取り押さえられて全裸にされ、その様子を動画に撮られてLINEのグループトークに流された。

 その後、LINEでは「また遊ぼうよ」など、第三者からは脅しに見えない表現で呼び出し、行くと再び襲われたという事例も。ネットに流されると完全にデータを消すのは難しい。こういう場合、学校ではなく、すぐに専門家や警察に相談をするべきだろう。

※女性セブン2017年9月21日号

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今さら言っても誰も聞いてくれないだろうけど、やっぱり小・中学生までは、ケータイ・スマホの利用を国をあげて、法律で禁止すべきではなかったか。


文科省いじめ相談窓口http://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm
「24時間子供SOSダイヤル」0120-0-78310(なやみ言おう)



★関連記事
 ネットいじめ、ネット依存の子どもたち

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スマホ使用時間は何時間まで?若者のうつ予防で専門家調査

2017年09月07日 | ジョブズの呪い

今や世界中に普及したスマホの利用で、心理的にマイナスな影響を受ける若者は、日本や韓国だけじゃなくなっているみたいです。
リンク先にイギリスBBCの動画があります。ぜひご覧ください。


スマホ使用時間は何時間まで? 若者うつ予防で専門家調査
2017年09月6日

スマートフォンが誕生する前の時代をほぼ知らない1995年から2015年にかけて生まれた世代を「iGen(アイジェン)」と呼んで研究する米国の心理学者、ジーン・トウェンギ氏は、若者たちがスマホに多くの時間を割くことは、不安感や抑うつなど心理的にマイナスな影響も与えていると指摘する。親たちはどう対応したらよいのだろうか。トウェンギ氏に聞いた。

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上記記事の動画を簡単にまとめると、米国の心理学者ジーン・トウェンギ氏によれば、アイジェン(物心ついた時からのスマホ世代)は、たった5年前に生まれた子どもたちより、孤独感や不安や落ち込みを感じやすく、苦しんでいる傾向があるという。最悪、自殺するというリスクもある。
しかし、時間制限で1日1時間以内の子には、影響はなかった、という。

時間制限は有効な解決策だが、スマホ依存症になってしまうと、時間制限自体が難しいのが現状だとも思う。

私どもからは、一つ前の記事のコメント欄にも書きましたが、夜には使わないということも加えます。
理由は、スマホのブルーライトが、脳内の快眠ホルモンのメラトニンを抑制してしまうので、不眠傾向になり、それもまた心身への悪影響にもなるからです。
また、脳内伝達ホルモンのセロトニンは、幸福感情を呼び起こすので、セロトニンが出るような生活(朝日を浴びる、軽いリズム運動、丹田呼吸する、利他愛を持つなど)を心がけることで、悪影響は少なくなります。

ある時期から、意識のアセンションが起こっていると、何度も書いていますが、それもちょうどスマホの普及とリンクしていたことに改めて驚きました。
意識レベル200未満の人が使い続けた場合、意識の低下が起こるのかもしれません。
意識レベル500以上の方だと、あまり影響を受けないということも、テストで答えが出ています。
それでも、長時間の使用は、避けたほうが良いと思いますが。


コメント (9)
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