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林業再生への切り札になる「都市の木造化」

2013年05月11日 | 期待の技術
 

少し前になりますが、先月、NHKの「クローズアップ現代・進む都市の木造化」という番組が放送されました。
日本の木の文化の復活とも思えるような、未来の都市の形が見えて来ました。

技術革新で木材の不燃化ができるようになったことにより、2010年から大型の建築物に関しても、木造で建てることが可能になりました。
そういえば、鳩山内閣の民主党政権下で、山田正彦農林副大臣(当時)が、国産材の利用で減税すると、コメントしていたのを思い出しました。

証拠写真(2010年当時のテレビニュースより)
  ↓





木材の不燃化の加工技術が生まれたことにより、木造による大型の建築物・・「木でできたビルディング」が可能になり、日本の林業が活性化する。
これこそ絵に描いたような「コンクリートから自然へ」(笑)。

当時は、私のそれらへの期待値もかなり高まって、わくわくしていましたが、その後どうなったかなあと、気になるところでした。
それが、この番組によって、着々と実現されている事を知り、本当に嬉しい限りです。(東京には、めったに出ないので、最近の街の様子はとんとわかりませんでしたから。)


進む都市の“木造化”
~林業再生への挑戦~




1000㎡を超えるオフィスビルやショッピングセンター、5階建て集合住宅…。日本で半世紀以上、建設されていなかった都市部の大型木造建築物が、今年、相次いで完成する。かつて戦争や自然災害で多くの木造家屋が焼失した経験から、国は1950年代に都市部の大型木造の建築を禁止。それが近年、耐火・耐震性能等が急速に高まったため、建築が進んでいるのだ。背景には木材がCO2を固定する環境先端素材として見直され、2010年に公共建築物の木造化を推進する法律が制定されるなどの林業振興政策の転換がある。歴史の空白が生んだ人材やノウハウの不足を乗り越え、地域資源を活かして新たな木の文化を復活させようとする現場の模索を伝える。

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耐震や強度の問題もクリアして、大型の木造建築物が作られることによって、日本の林業の可能性も広がります。
木でできた建物は、心身にとっても、やわらかな癒しの効果もあって、とてもいいなあと思います。
太字に示したように、短い期間でしたが、民主党政権の時に蒔かれた種が、こんな所でも実を結んでいました。

★参考サイト
 菅首相が「成長戦略」披露 「林業で地方再生」が柱に浮上
 (2010/7/30 Jキャストニュース)


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