完全無農薬で「
奇跡のリンゴ」を作っている木村秋則さんは、よく言っている。
「私がリンゴを作っているんではない。リンゴの木のお手伝いをしているだけだ」と・・・。
我が家の小さな1本の
梅の木を見ていると、私もつくづく、そう思う。
去年の梅の土用干・去年はたくさん取れたので、梅干しどっさりと梅ジュース3瓶になった
梅の実には生り年(なりどし)というものがあるようだ。どうも我が家の梅は、1年置きに実をつけるのを休んでいるように思う。
木村家のリンゴ同様、農薬も化学肥料も使っていないから、ひたすら梅の木のお手伝い…といっても、木に対してちょっとしたオリハルコンヒーリング?をしているだけですが・・・
でも、それだけで、梅の木は、自分で虫をよける物質を出して、自立して実を生らしてくださっている。
エハンさんじゃないけど、「ありがたいこっちゃ」と思う。
しかし、去年ほどではないにしろ、花はたくさんついていたのに、今年は花自体がほとんど、落ちてしまったのだ。
ふと思った、これは雨風に負けて、花が落ちたのではなくて、木がわざと花を落としたのではないかと。つまりは、梅の木自らが木の本体を休ませるために…(と、ここまで書いて、「木」「本」「体」「休」は、同じ系統の漢字だと気がついた、どーでもいいことだけど・笑)
これは、今年取れた梅。少ない実にエネルギーを注ぎ込んだのか、1個の大きさが昨年よりどれも一回り以上大きい。だいだい、直径55ミリくらい。100円玉と比べるとこの大きさ。
今年は、この梅の実で、梅ジュース一瓶分作ることができたので、十分にありがたい。梅の木が休めば、私たちも休めます(笑)
今年は実は少なかったけど、その代りに今は葉がものすごい勢いで茂っている。光合成をして、葉っぱで栄養をどんどん作って、今年の夏は、来年に備えるつもりなんじゃないかと思う。
がんばったら、次に備えていったん休む。これが自然の摂理だろうか。