虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

生き方の選択「まちのねずみといなかのねずみ」

2012年05月31日 | 絵本が好き
まちのねずみといなかのねずみ」 ポール ガルドン (著) 木島 始 (翻訳)


息子が3歳の頃、図書館で借りた絵本。ポール・ガルドンの絵は、なんともしゃれていてセンスのよい作家。
もう絶版になってしまったとおもいきや、また、再刊になったそうで、嬉しい限りです。

イソップ寓話の有名な話だけれど、当時残していた絵本ノートを開いたら、今に通ずる言葉が出て来て、はっとした。


「ねえ、きみ。
 きみのすばらしいくらしが、たえずびくびくしたり、
 あぶないことで はらはらしてばかりいるのだったら、
 ぼくは いなかの たべものと、しずかなこやに かえったほうがましだよ。
 あんしんが なくっちゃ、じょうひんさなんて、なんだ?
 ものがいっぱいあったって、どきどきしながらじゃ、
 なんの やくにたつんだい?」



大飯原発のある、大飯町町議会が、賛成多数で再稼働を望んでいるのは、安全ではなく経済の問題。
首の上まで原発に浸かってしまった街になってしまったから、今さら、やめるわけにはゆかないという。

古代ギリシャに作られたイソップ寓話のねずみの言葉が、時空を超えて現代の日本に突き刺さる。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 菅前総理、原子力ムラの解明... | トップ | トキの巣立ちに思うこと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

絵本が好き」カテゴリの最新記事