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17年目の金木犀

2023年10月11日 | 自然からのメッセージ




2006年10月6日、このブログを立ち上げた日、町中にふんわりと金木犀の甘い香りが漂っていました。
そのまま家に帰ってから、金木犀の記事を書いて、成り行きでハンドルネームを金木犀にしてはや、17年たちました。
年ごとに思うけど、月日の経つのは瞬く間なんだな、と。
・・人生もきっとそうなのかもしれないですね。


ブログのせいか、金木犀の花の時期は、どうしても気になります。
ここ数年くらいは特に、花の時期がどんどん早くなって、9月の中旬くらいから、甘い香りが漂うこともありました。
良い香りだけど早すぎる・・と少し不満に思っていたら、昨年なんかは、10月に再び花をつけて、二度咲きという展開になってびっくりでした。


人間の作ったカレンダー通りには行かない。
気候変動とお天気。ままならない気温にも負けず、植物には植物のペースで、一生懸命花を咲かせているのでしょう。


今年は9月になっても夏の気温のままだったから、金木犀は咲く時期が遅れてしまったのか、10月6日を過ぎても、少しも香ってこないなあと思っていたところ。

今日、ほのかに香りました。

勝手に標準木にしているご近所さんのお庭の金木犀をチェック。つぼみが、だいぶ膨らんできたようです。
明日あたり、一斉に咲きそうです。
雨戸を開けたら、またあの香りが、窓からやってくる・・。
そう思うだけで、なんとなく幸せになります。


世界を見ても、世間を見ても、ひどいこと悲しいことがいっぱいある。

久し振りに、老子のいっていた「小国寡民」の思想を思い出しました。

「小国寡民(しょうこくかみん)」とは・・
 http://manapedia.jp/text/3841

国民が昔ながらの生活をし、食事や着ている服、住んでいる家や習慣に満足をしている。
このような環境下であれば、例え隣国が目と鼻の先ぐらいの距離にあったとしても、国民は自分たちの国に満足をしているので、わざわざ他国まで出かけて行くこともない。
結果的に、他国と比べることがなくなり、自分たちに無いものを求め、自分たちよりも持っている人たちを妬み奪おうとする心が芽生えなくなる。
また、領土を拡大しようとする欲求も生まれない。そんな世界が理想である。



老子がいったように、花の香り一つで幸せになれる、そんな日常をずっと守っていきたいです。

「我ただ足るを知る」ブログ初心に戻って、この言葉をもう一度、かみしめています。


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 金木犀の香り(2006/10/6)
 

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