続・こころレッスン

うつ病(双極性障害Ⅱ型)と診断されています。こころのことを中心に、いろんな思いを綴っていく予定です。

両親との関係

2011-02-17 04:24:02 | こころのこと
残念ながら、花舞妓の育った家庭は、円満ではありませんでした。
とはいえ、親が離婚したというわけでもなく、傍目にはごく普通の家庭に見えたと思います。

でも、いつもどんなときも、気持ちがすれ違ってしまいます。
よくいう反抗期のときのものだけじゃないな、と感じていたように、それは現在も続いています。

書きたいことは山ほどあるけれど、要するに、相性が合わない、との一言につきるのでしょう。
親子だから、仲がいいとは限らない。
そう今は思うようにしています。

親との思い出は、楽しかった思い出より、辛かったことのほうが多いです。
花舞妓は、親の言動が理解できないかわりに、親にとっても、花舞妓の言動の理解ができないようです。
責任がどちらにあるというわけではないと思います。

親子関係も悪かったですが、父と母の関係も最悪でした。
高校まで18年間、一緒に暮らしましたが、家にいるときだけ、ウツ状態になっていました。
学校に行くと、一時だけ治る・・・。
それを毎日繰り返していたのだから、気が狂いそうでした。
17歳の夏休み、真剣に死を考えました。
でも、死に場所を見つけられず、毎晩ひとりで泣いているうち、夏休みが終わりました。
2学期の始業式、学校の体育館で、「あぁ、生き延びた・・・」と思ったことが忘れられません。

幼いころからかかえていた情緒不安定ですが、大人になっても、治る気配はありませんでした。
でも、医者にかかるという発想もなく、これは性格の問題だと、ずっと我慢し続けました。
おかしい、おかしい、と一人悩んでいたのですが・・・。

それが、いろんなストレスから一気に爆発したのが、8年半前。
自殺未遂などで、親にも精神的ストレスをかけさせ、何度も迷惑をかけました。
なので仕方ないのですが、今でもたまに電話すると、まず、「何?何か用?」と、普通の会話ができません。
親のほうから普段電話がかかってくることは、ありません。
親戚が亡くなったときだけ、「弔電打って」とだけ電話がくるので、親からの電話=親戚が亡くなった、になっています。
寂しい話ですね。

なので、花舞妓には、普通の親子関係が、よくわからないままです。
M君は、「おやじもおかんも、大好きや!」と言い切りますが、花舞妓はとても、言えません。
好きである心境が、読めません。

悲しい人間だなぁと思います。
誰のせいでもないのだけれど・・・。

どうしてもうまくいかない人って、いるものだ。
そういう人と正面からぶつかっても、さらに悪化させるばかりだ。
それがたまたま、親だったというだけの話・・・

花舞妓がこう思っているように、親は親なりに思っていることはあると思います。
「あんたは、生きているだけでいい」と親に言われています。
花舞妓も、「両親は、生きていてくれるだけでいい」と思うよう、こころの距離をおかなければと思います。