続・こころレッスン

うつ病(双極性障害Ⅱ型)と診断されています。こころのことを中心に、いろんな思いを綴っていく予定です。

あ~、自立支援医療の更新忘れてた~!!

2011-11-05 00:26:57 | その他
何それ?という方も多いと思うのですが、実際、花舞妓もここで詳しく述べられるほど知識はなく、申し訳ない限りなのですが、ざっくりいえば、所得に応じて、負担金を公費負担しますよ、という、精神科にかかる者にとっては、たいへんありがたい制度なのです。

これは全国共通だと思いますが(違ったらご指摘ください)、ただ、そのありがたい制度には、かなり大きなリスクの落とし穴がありまして・・・

それは何かというと、「有効期限」があり、自動更新されない、ということなんです。

しかも1年に1回、有効期限の3か月前から更新手続きを、こちらからしなければなりません。
気の利く病院やクリニックでは、その手続きを、院内でしてくれるところもあるのですが、あいにく花舞妓は、他府県の診療所に通っており、自分でしなければならないんですよね~。

で、やってしまったんです。9月30日までの有効期限だったのに、すっかり忘れてて、10月に通院したとき、「これ、有効期限切れてますけど、更新されました?」と受付で聞かれ、「あっっ!!」と思いだし・・・・・・・・

大後悔ですよね。まったくね。

花舞妓のところは、普通3割負担のところ、1割負担(上限5千円まで)になっているのですが、10月に通院した分は、期限が切れているので、3割で払わなければなりません。

幸い、薬を前の月に2カ月分もらっていたので、その月は、薬代なしで、診察代のみだったので、お安くついて、ラッキーでしたが、でも、痛いのが、診断書代です。

有効期限内に更新しておいたら、診断書はいらないんです。確か。
更新扱いになるから。
それが、1日でも越えてしまったら、新規扱いになり、主治医の診断書の提出が必要になるんです。

診断書、高いじゃないですか~。
確か、うち、5千円くらいしたと思う・・・。
あぁ、うっかりで5千円は、痛い出費!


精神保健福祉手帳も有効期限があり、ややこしいのですが、なぜ精神だけこうなのかというと、「回復する見込みがあるから」なのだそうです。
治った人に、「新しい受給者証ですよ」と届けたら、失礼でしょう、という考え方からきているんですって。

でもね、手帳と、医療受給者証と、有効期限はそれぞれ違うし、今でこそ、かなり身動きとれるようになってきたから、区役所に出向くことも、まぁしゃあない、と思えるようになったけれど、ほぼ寝たきりの頃は、これが苦痛で苦痛で、泣きそうになりながら、毎回してましたね・・・。

せめて、葉書で、有効期限が切れるお知らせを送ってくれたら、そういうミスも減るのになぁ、と思うわけです。

そんな、薬が効いた状態で、ぼんやり過ごしてたら、今日がいつなのかすら、わからない状態で、それに期限が切れないようしっかりしとけ、という役所のほうが、間違ってると思うのですが。

「毎年やってることなら、ぼちぼち覚えたら?」と言われそうだけど、それが一年たつと、すーっかり忘れてるところが、やっぱり病気というか、薬効きすぎというか、できないんですよね・・・・。

は~ぁ~、新しい受給者証が届くのは、来年1月か2月ごろらしい。
それまで立て替えて支払うのかなぁ。そうだろうなぁ。
早急に主治医に診断書書いて~と送ってもらって、保健センターに提出してきたところです。
診断書の用紙をもらいに行くの1回、書いてもらった診断書を提出に行くの1回。計2回。
優しく対応してくれるけど、やはり、対人関係(友達とかは大丈夫なんだけど)がすっかり苦手になってしまって、知らない人とやりとりは、できるだけしたくないんだけどねぇ・・・。

患者が、こんなに動きまわらなければならない制度は、おかしいと思います。
それに、制度自体、ややこしすぎます。
家族にやってもらうこと前提で作ってはるから、こんなことになるんでしょうね。
自力で動かにゃならん利用者もおるんや!ということ、もう少し、わかってほしい。

は~、力説したら、疲れたわ。
今回は仕方ないとして、来年のカレンダーには、「更新!」と書いておきました。

なぜ全国共通にならないのか、(診断書の用紙一枚にしても、都道府県違うし)、利用者にはわからないことだらけです。
この制度があること自体、知らない患者さんも多いと聞きます。
せっかく制度を作ったら、該当者にとって、わかりやすい形でサービス提供されることこそ、本当の制度だと思うんですが・・・
まだまだ、そこまで日本の福祉はいっていないようです。

うつ病者の孤立化を考える

2011-01-19 22:49:39 | その他
社会人になったと同時くらいから、もう十何年前の話ですが、手話を勉強し始めました。
なんとなく興味を持ったのと、職場関係で、講座が開かれるというので、参加し始めたのがきっかけです。
今も、そのなごりで、月一回の講座に、休み休みですが、行けるときには参加しています。
20代のころは、手話サークルに所属し、通訳者の問題研究会に顔を出したり、積極的に活動していました。

今日はその手話講座の日でした。
ある冊子を300円で募金のような形で購入したのですが、それを読んで、聴覚障害者の団結力のすごさに唖然とした次第です。
思わず、自分の置かれている精神障害と比べてしまいました。

全国的にも京都がさきがけとなり、「聴覚障害者にもきちんとした情報提供を!」という運動が起こり、それが全国へと広まって行った経緯があります。
なので、団結力でいえば、今始まったばかりではなく、長い年月の集大成といっていいものだと思います。

それを安易に精神障害者の場合と比べるのは、ちょっと無謀だと思うのですが、冊子を読んでいて、いかに精神障害者は弱い立場に置かれているか、孤独や死と隣り合わせになっているかということを感じました。

それはなぜか?
具合のとても悪い時は、とてもじゃないけれど、社会に訴えていく余裕がないことだと思います。
精神が不安定な者同士、団結していくのは、難しいことです。
リアルに症状を伝えあったり、団結できる仲間が集まれないことも原因だと思います。

現在は、具合が悪い=家に引きこもる=行動を起こせない、という図式が出来上がっています。
それに対して、医者は、「何もしたくないときは、しないでおきなさい」という指示が標準です。
ですが、現実、何もせずに生活していくことは不可能、お風呂ひとつ入るのも億劫な毎日を、やっとこさこなしています。
働き手となっている方の発病は、その後の生活に大きな影を落としていくことでしょう。

穏やかそうに見える花舞妓ですが、ささいなことで豹変してしまう自分も怖いし、それにM君も、いつまで気長にみまもっていてくれるかも心配です。

うつ病について回る「自殺」というリスク。
花舞妓も今はのんきにしていますが、過去に実行したことがあります。
この世への未練や、周囲の人への迷惑を思うと、思い切ったことができず、結局は失敗に終わり、事なきを得て現在がありますが、ひとつ間違っていれば、今この世にはいなかったでしょう。一度は失敗、もう一度は仲間に支えられて、回避できました。
命は助かったものの、その時の異常な精神状態から、ためらい傷のリストカットは、左手首や腕に無数の傷が生々しく残っています。

たまに、残された遺族が、遺書などを公開し、自殺に至った経緯を亡き人に代わって訴えている催しがされています。
けれど、花舞妓は、そういう辛い場所には、まだ行けません。
自分の辛かった経験を思い出し、リンクして症状悪化してしまうからです。

なので、生の声を上げる人が少ないのが現状です。
病気を克服した人は、よき理解者にはなれても、まずは自分の生活を軌道に乗せるため苦労し、病気で苦しむ仲間と少し隔たりができてしまう気がします。
精神障害は、障害なのか病気なのか、いまいち線引きがなされておらず、手続きも複雑、また実際に治るケースもありますし、花舞妓のように、しつこく治らないものもありますし、まだ発展途上、わからないことだらけの分野です。

まぁ、要するに、いちばんひどい状態のときに、国や市町村にどんどんアピールできたらいいのだけれど、引きこもりがちな生活うえ、それができません。
泣き寝入り、それがひどくなると自殺、という今の図式、どうにかしないといけないなぁと思います。

健康とは、肉体的精神的に良好な状態であること、と昔学校で習った覚えがありますが、正にその通りだと思います。

うつ病は、人間全員が悩むストレスが多くは起因しています。
でも、発病する人しない人、それぞれいます。
一過性の人も、慢性的な人もいますし、多岐にわかれていて、一つの大きな団体として、政府に対して物申すことは、難しいでしょうね・・・。

そう思うと、聴覚障害者の団結力は、すごいなぁと思わされます。
耳は聞こえなくても、行動力の面はパワフルだと感じます。

それにひきかえ、精神障害者は、今後どうなるでしょうね・・・。
年々増え続ける自殺者、うつ病者、その他精神疾患・・・
フォローしてくれる団体ができるまでには、まだまだ長い年月がかかりそうですね。

「ただ生きていてくれさえすればいいから」
幸か不幸か、花舞妓は今、わからずにいます。
自分の存在意義は何なのか、問わずにいられなくなります。

人を避けたくなる病気、それでは団結も何もあったものではありません。

身の回りのことがおおかたできて、まだ若いのだから、自分でやって。
今の行政の姿勢です。
ちょっとだけ、手を貸して。話を聞いて。
私たち精神障害者が立ち上がれない分、行政から手を差し伸べてもらえることを切に望んでいます。

自殺、うつ病の損失?!

2010-09-07 12:21:31 | その他
mixiにリンクされていた記事に、思わず目を丸くしてしまいました。


「自殺、うつ病の損失2.7兆円=09年推計―政府、作業部会を設置」
~自殺やうつ病に起因する経済的損失が、2009年の1年間で2兆6782億円に上ることが7日、国立社会保障・人口問題研究所の推計で分かった。自殺やうつ病がなくなれば、今年の国内総生産(GDP)を1兆6570億円引き上げる効果もあるとしている~


それに対しての感想としては、「命を金に置き換えるなんて!」アホらしい派と、うつ病は仮病として断固認めない派と二分されているようでしたが、前者のほうが数多く見受けられ、まだ救われた気がしました。

これだから、政府とか行政の言うことは、白々しくて聞いていられないんです。
ほーら、本音が出た、という感じでしょうか。

いちばんごもっともなのは”いくら人口がいても雇用がなければ同じだろ”という意見。
こんな人のこころを踏みにじるような統計出す暇があるなら、もっと真剣に雇用対策のことでも考えたら?と思います。

損失、とまで言われてしまっては、どうにも肩身狭くなる一方です。
国からここまで言われたら、どうせ働けないのなら、さっさと死んでおくべきなのか?という考えがよぎってしまうのも仕方ないでしょう。

いろんな病気がある中で、なぜこうしてうつ病だけ攻撃されなければならないのか。
ただでさえ人々の視線が厳しく、理解されないまま辛い思いをしているというのに。

金くい虫は、生きている価値もないのかな。
自信をなくしているこの頃に、ますます拍車のかかるこのニュース、考え込んでしまいます。

寝ているときの夢

2010-09-04 12:52:57 | その他
夢って、意識していることが現れるのでしょうか?

夜に、はっと目覚めたりする夢は、薬を飲んでいるせいか、ほとんど見ないのですが、ちょっと具合が悪いから、と寝ていたときには、よく夢を見ます。
しかも、浅い眠りのときが多いので、かなりリアルな夢が多く、目覚めた後、かなり嫌な気分になることもしばしば・・・。

思い出になった人が、よく出てきます。
懐かしい人が出てきたなぁ、と思うときもあれば、この人が出てくるのは何故だろう?とムカつくときもあったり・・・
でも、歳とともに、夢を見たあと、はぁー、とため息をついてしまうことが多くなってきているのは確か。
なんか、夢に振り回されています。

長いし。途切れないし。目が覚めているようで、いないような、あの感覚が辛い。

それに、こうして、さて夢について書こうと思っても、覚えているようで、大半すぐ忘れてしまうので、具体的にどうこう書けず、しかも覚えていることを書いても、ちょっと引いてしまうだろうし、夢は人に語るべからず、というところでしょうか。
夢の話をテーマにするのは、難しいですね。

心理学的には、やっぱり根拠があっての夢なのでしょうか。
以前カウンセラーは、花舞妓の夢を興味深く聞いていたりしたことがありますが・・・。

夢をコントロールする方法って、ないでしょうかねぇ。
疲れた、とか、嫌な思いをした、と思わなくて済むような方法があればいいのですが。

なんか、こう書いているだけで、これもかなり無意味な気がして、疲れてきました。
夢はやはり、語るべからず、なのでしょうね。

手続きはこれで完了!

2010-08-27 08:39:29 | その他
昨日のブログを書いた後、郵便ポストを覗いたら・・・、自立支援医療証書が来ていました。

はぁ?一昨日も来たし、連日なんで同じようなものが届くの?と、いぶかしげに中を見て、前日郵送されてきたものと見比べると、自己負担上限額と、有効期限が違っていました。

ただ、後から送られてきたほうは、来月が有効期限で、前日送られてきたのは、今年10月~来年9月末までの期限のもの。

あれ?んん?

これ、どうしてこうなったの?

わけがわからない花舞妓は、とりあえず両方持って、保健センターへ。

あそこは、なんで、あんなにゆったりしているんでしょうね?
のんきそのもの、っていう感じがただよってくるんですが・・・・。

まず、本命の診断書を提出すると、それはすんなりOK。

すると、センターの方が、「あぁ、○○さん、そういえば手帳の更新のお知らせを、今日出そうと思ってたんですよ。今日はんこお持ちですか?」と、やっぱりそうか、今日お知らせを郵送の予定だったのか~、と内心いらいらっ。

でも、大変のんきそうなその方に、もう怒る気もなくて、「はい。」とだけ言っておきました。

手続きには、はんこだけじゃなくて、証明写真もいるのにねぇ。

その前に、早めに相談しておこうと、自立支援医療の証書が、2枚連日で届いた訳を聞くと、その方もわかりかねて、「ちょっとお待ちくださいね~、係りに聞いてみます」と電話でやりとり。

あーだこーだと話している様子を前に、ほーら、役所の人間でさえ、ぱっとわからないんだから、素人がわかる訳がない、とあきれ顔でいると、10分くらい待たされた後、やっと電話が切れて、説明してもらえました。

結局は、9月末までは負担金なしでいけるけど、10月からは、自己負担金上限5000円支払えよ、ということでした。

はいはい、わかりました、わかりました、そうさせていただきますよ。

それで、最後に手帳をもらう段階になり、「あ、今日写真はお持ちですか?」

きたきたー、これがないと、話にならないんですよね。

持参した証明写真を出して、受け取りにはんこを出して、やっと手続き完了!
全部で25分くらいかかりました。。。

結果的に運よく一日で用事がすべて済んだのでよかったですが、もうちょっと余裕もってサービス受けさせてくれよっ!!て感じです。
こんなぎりぎり・・・・いやいや仕事しているか、ついでに仕事しているか、どっちかとしか、思えません。

こうみえて花舞妓は、そういうところはきっちりしたいほうなので、いらいらさせられっぱなしでした。
でも、しばらくこれで、保健センターに出向くこともないでしょうし、やれやれです。