続・こころレッスン

うつ病(双極性障害Ⅱ型)と診断されています。こころのことを中心に、いろんな思いを綴っていく予定です。

覚せい剤について思うこと

2009-09-18 09:24:30 | 薬のこと
もちろん、花舞妓は使用したことはありません。
ただ、このごろ、覚せい剤・大麻などで検挙される数が、異常に増えている気がします。

ひとむかし前は、その筋の人たちのもの、というイメージだったのが、いまや高校生、大学生が、使用や所持、栽培までしていたりと、ショッキングなニュースが続いています。

でも、その背景は、あまり語られていない気がするのですが・・・
覚せい剤に手を染める人たちの目的は、何なのでしょうか?

例えば、興味本位で、子どもが喫煙にあこがれるような、「かっこいい」という感覚で始めたとか?
それとも、何か深い悩みがあって、それから逃れたくて、薬に頼ったとか?
または、栽培や転売で儲けようとしたか?

それぞれに理由は違うだろうけれど、どんな理由からなのでしょうね。
気になります。

さて、本題に入ります。
薬への依存の話です。

その薬が悪い薬というイメージを避けるため、名前は伏せますが、診療所で処方された安定剤を常時飲んでいたときがありました。
具合がものすごく悪かった時期です。
毎日が辛くて、毎日飲むたびに効きが悪くなり、薬の量が増えていき、MAX量を超えて、飲んでいました。

そして、どうにもならなくなり、入院。
閉鎖病棟に入院すると、薬の管理が、基本的に自分ではできません。
入院したときの処方箋には、その安定剤は入っていなかったので、急に飲むことができなくなりました。

どうなったと思います?
禁断症状です。
ぐっと胸を締め付けられるような、耐え難い時間。
苦しくて、薬が飲みたくて、でもそれもかなわず、じっと我慢しました。
これが薬の禁断症状だ・・・と気づきました。

幸いに、その薬は、なんといっても一般人に処方されるような安定剤なので、抜けるのも早く、3日目には、どうにか大丈夫になりました。

たったそれだけの話なのですが、覚せい剤ともなれば、いったいどのくらいの禁断症状になるのだろう?と考えただけで、恐ろしいです。
ダメだといわれると、やりたくなるのが人間の心理なのかもしれませんが、これだけはやめておきましょう。

興味本位や儲けなどで、人生をぶち壊してはいけません。

もし、こころが揺れてしまったら、心療内科や精神科という医療機関に頼ってください。適切な処方で、気持ちを楽にしてもらえるはずです。

捕まってから反省しても、遅すぎますしね。
快楽は、自分で探していきましょう。
覚せい剤にたよるべきものではありません。

2 コメント

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Unknown (TK)
2009-09-19 20:53:35
日本に流通する覚せい剤の多くは、アメリカ軍が外国から運んでくると言われています。
なので、米軍と暴力団、それを見て見ぬ振りをする警察。
全てグルです。

元締めを叩かず、ある意味被害者の、一般市民ばかりを取り締まるのは、異常な事です。

因みに、大麻は海外の研究で、アルコールなどよりもずっと毒性は低く、むしろ、様々な病気に効力が期待出来る植物だという事が分かってきていますよ(医療大麻)。

http://blog.goo.ne.jp/masada_sunrise
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Unknown (花舞妓)
2009-09-20 10:27:37
TKさん、コメントありがとうございます。
アメリカ軍が・・・そういうルートがあるとは知りませんでした。
警察では、もう口出しできない領域になっているのか、本当に見てみぬふりをしているのか・・・いずれにせよ、恐ろしいことです。

景気は悪いわ治安も悪化するわでは、蔓延するのは必須でしょう。
確かに、元締めを追及していかなければ、被害者が拡大するばかり。
苛立ちを覚えますね。

大麻が医療に役立つというのも初耳です。
これからの研究が注目されますね。

TKさんのブログ、辛口ですが、確かなことを言っていると思いました。
花舞妓は、ゆるゆるとした感じでブログを書いていますが、これからも気になったことがあれば、ぜひコメントくださいね。
よろしくお願いします。
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