はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

定期健診

2015年06月27日 | 日々のよしなしごと
 先日、夫の会社の配偶者向け健診に行って来た。通常の健診に加えて、子宮頸がん健診と乳がん健診の費用も、会社の健保が全額負担してくれる。まことに有難いことである。

 因みに自己負担となれば、婦人科健診だけでも17,000円もかかる。会社の健保からすれば、それだけの費用をかけても、早期発見で早めの治療を行えば、医療費の抑制に繋がるのだろう。それ以前に、予防医学の観点から、通常の健診を定期的に行うことで自身の体調を把握し、各自で健康維持に努めて貰いたいと言うことなのだろう。

 そう考えると、夫が定年後のことが心配である。現在は毎年、会社の健保から健診の知らせが届き、半ば強制的に健診が受けられるようになっているが、夫が定年後、会社の健保から国民健康保険に切り替わると、それもなくなる。現在は健康でさえ会社に守られているのが、定年後は心構えと言う点でも、費用の面でも、より自律的に健康管理をする必要が出てくる。

 そうなって初めて、夫が会社員であることのありがたみが、しみじみと胸に迫って来るのだろうなあ…

 しかし、それにしても、胃のレントゲン撮影の為にバリウムを服用するのが辛い。バリウム(と発泡剤)を口にした後は数日経っても、お腹の調子が悪い。このバリウムに関しては、何年経っても、何度経験しても、一向に身体が慣れないようだ。先日、偶然目にした記事によれば、バリウム服用によってアナフィラキシー・ショック(アレルギー反応の一種)を起こし、死亡した例も稀にあると言うから、健診の為とは言え、身体に異物を入れると言う事は常にリスクを伴うものなのだと改めて思った。

 また、数年前にたまたま予約の日程的な問題で健診先を変えたのだが、それで以前の健診先と今とを比較して、今の健診センターの方が、胃のレントゲンにしても、マンモグラフィーにしても、断然丁寧であることを知った。これは変えなければ分からなかったことだ。費用的にどう違うのか不明だが、より精度の高い検査を受けられるのなら、素人目には現在のところが良いように見える。それとも無駄に放射線を浴びているだけなのだろうか?


 健診は朝の9時過ぎから始まって、12時半頃終了。バリウムと発泡剤でお腹が張っている状態ではあったが、朝食抜きであった為、とにかく何か軽めの野菜中心のメニューを食べたいということで、駅ビルのレストラン街にある「さんるーむ」と言う自然食レストランへ。

 そこで食べたのが写真の「夏の京のおばんざい御膳」。小皿に、もずくの酢の物、京野菜の煮物、京漬物の三品、メインは米ナスの味噌田楽と揚げ出し豆腐。そして雑穀米に麦とろろと昆布の佃煮が付いている。量も少なめ、カロリーも控えめの野菜尽くし。朝から少量の水とバリウムと発泡剤しか口にしていなかった身体が喜ぶ品揃えだった。何となくヘルシー…?!税込みで1,300円超え(自然食だから、このボリュームで、この値段なのか?)

 この店、味、ボリューム、コスパに世間でも賛否両論あるようだが、一応おいしくいただきました。ごちそうさま!
 

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