いよいよ決断
解体工事開始の日が決まりました
ひとりでやるわけではありません
夫と娘がいてくれます
お願いをした取締役工事部長さんが助けてくれます
しかし、工事開始の決断をするのは私しかおりません
何しろ私の祖父母、両親の遺した家とともに
大量の家財を処分するのであります
一人娘として育ち
それらを引き継いでしまった私
やっぱり誰にも託することができないのです
後生大事に持ち続けていても
まず、私自身が不自由だし
遺していく者へ迷惑をかけるだけです
おとなに囲まれ
気を遣って過ごした子どもの時代
私の中に愛をもらうために依存している
子どもが住んでいます
私の中の怖さと向き合います!
避けては通れない必要で大切な通過点です