愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

いい女の定義2

2019年02月22日 | 美容

キャリアウーマンは仕事のためには結婚も子供もなし、DINKSは子供はなしなど、どちらかといえば持たない流行だったが、今は何でも欲しがり、仕事、美貌と、持てば持つ程、他人から羨ましがられる風潮になっている。

 

 

 

 

かつてはごく一部の特別な女性たちの立場が、いつの間にか「あなたにも出来ますよ」と姿の見えない誰かの甘い言葉にのせられて、それが「人並み」になる。

 

 

 

 

ここ2~3十年で女性の「人並み」の基準がものすごく底上げされてしまった。

 

 

 

 

流行を基準にした「人並み」を求める女性達が、あれもこれもと欲しがるのを見ると、いったいどうやって全てを管理しているのかと不思議でならない。

 

 

 

おまけに働く綺麗な母たちの憧れでもあるらしい、美しい年下男との不倫なんかが加わったとしたら「いったい、どうなってるんですか」と言いたくなる。

 

 

 

 

一方、家事をこなす専業主婦は「生活」「暮らし」に目を向けられるようになって、後ろめたい気分も少しは解消されたことだろう。

 

 

 

雑誌を見ても、きれいに家を片付け、料理も手作りし、子供の可愛らしい服も縫い、昔の母の姿が復活しつつある。

 

 

 

しかし、母は綺麗でないといけないから、「かあさんの唄」のように、手にあかぎれを作って、生味噌をすりこんだりしてはいけない。

 

 

 

家事をしていても、ネイルアートとまではいかないまでも、キチンと、おてての手入れくらいはしておかないと、失格なのである。

 

 

 

 

リネンが風にはためき、木製のテーブルには素朴な雰囲気で食器がセッティングしてあって、可愛い○○ちゃんもお手伝いといった具合に、麗しい母と子の家庭での愛がグラビアで表現されている。

 

 

 

 

「なるほどねぇ」とページをめくりながら不思議に思うのは、そこに子供の父であり、彼女の夫である男性の存在が全く感じられないことだ。

 

 

 

素敵なお部屋の中で母子の姿だけで完結している。

 

 

 

「で、パパはどこに・・・??」とパパが一緒に住んでいる匂いを写真の中から探そうとしても、それは一切、抹殺されてると言っていい。

 

 

 

パパは居ますというだけで実体が感じられない。

 

 

 

まるで綺麗なシングルマザーの家のようだ。

 

 

 

レースやリボンが好きで、家中を綺麗に飾っている母もいたが、母子がそういう室内にいるのは絵になるけれど、夫はさぞかし、そのような家で暮らすのは恥ずかしかろうと少なからず同情した覚えがある。

 

 

つづく

 

 

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