愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

本物オーガニック認定コスメと出合う

2010年12月24日 | Weblog

人と人は縁があり出会ってしまう。
化粧品もそう・・。

以前から、更にピュアな物をずっと探し続けていた。
回りの者は結構、焦って探していたけれど、私は縁があれば
必ず、本当に良い物と出合う時が来ると思っていた。

そして・・・遂にその時が来た。

オーストラリアのオーガニック認定コスメがそれ。

 

オーガニック認定食品に課せられている厳しい条件を化粧品に於いてクリアした本物の、オーガニック認定コスメ。

まだ名前は伏せておくけれど来年から一斉に販売を開始するつもり。

オーストラリア在住の男性の方から何度も何度も電話で話を聞き
それこそ、しつこい位、質問の嵐をした。

その男性も私と同じ事を言われてた。
「日本はオーガニックもどきが多すぎる」っと。

何か、植物成分が雀の涙ほど配合されているだけで
自然派化粧品とか、ナチュラルコスメとか・・・。

騙されるのは無理もない。

全成分表示の何種類の成分を一般消費者が知っているのだろうか?
もちろん、化粧品の善し悪しは内容成分だけでは計りきれないけれど
それにしても、ひどすぎるメーカーが多い。

先週、オーストラリアから早速、サンプルを送って頂き、使ってみた。

 

正直言って、全く期待していなかった。と言うより、むしろ使用感やテクスチュアは悪いだろうと思っていた。

自然な物が、とろける様なクリームであったり、使った翌朝、肌にハリが出たりしたら変なのだ。

使ってみたのは、クレンジング、スキンコンディショナー(化粧水)モイスチュアライザー(クリーム)そして、ハンドクリーム。

全て森の香りがする。それだけでも幸せ気分。
化粧水はトロミがあるジェルの様な感じで肌につけるとサラサラしている。そして直後に肌がパーンと張った様な感じ。ヒアルロン酸をつけたような感じかな?

その突っ張った感じの肌の上にモイスチュアライザーをつけると、しっかりとした保湿がされているのが感じられる。

化学合成物てんこ盛りの化粧品を使い続けて来ている人は、きっと、翌朝、肌がシワシワになり、「なに?この化粧品?!」っと思う事だろう。

本物のオーガニックは即効性などあり得ない。

毎日、使い続ける事で肌が段々、健康になり、我々が本来、持っている
自然治癒力を高めてくれる。

現に使い続けて1週間になるけれど、私の肌は以前よりツヤがあり
それでいてキメも細かくなってきている。

来年から少しづつ、お客様に伝えて行こうと準備中。

楽しみにお待ち下さい!!

シミ、シワ、タルミ専門店

SOU創顔エステティックサロン

http://sougan.main.jp/

 

 


名医と出会う。

2010年12月08日 | Weblog

先週、紅葉も最後だろうと見に行った嵐山の光景をバックに
生まれて初めて名医と言い切れる医者と出会った話をしようと思う。

我が母は92才の高齢ではあるが、私以上に頭は、しっかりしており、足どりがおぼつかないだけで、惚ける気配も無い。

只、3年前に父が亡くなってからというものは、話し相手もおらず、日増しに元気がなくなり、昨年からは食欲も落ち、すっかり弱気になり、「いつお迎えが来るのか?」ばかり言っていた。

そんな母を心療内科へ連れて行ったのは1年以上前だったと思う。

老人性鬱病・・・と言われ、何種類かの薬を飲み始めたものの、一向に改善へは向かっていない。

それどころか、食事の後は胸焼けや吐き気、めまい等、様々な症状が現れていた。

一日、暗い部屋で寝ている母を見て、紅葉を見に行こうとか、散歩に行こうとか誘ってはみるものの「私はベッドで寝ているのが一番楽なの」とのたまう。



そして昨日、思い切って違う病院を訪れた。
そこは総合病院の中にある心療内科で完全予約制。

ネットでもちろん下準備の為、医者の情報も確認して行ったものの
受付の方から看護士さんまでが本当に暖かく迎えて頂いた。

沢山の問診の項目があるカルテに母の代筆で書く事30分。
予約していた10時丁度にカウンセリングが始まった。

専門のカウンセラーが母の子供時代の事から家族構成やら実に様々な方向から聞き出す事30分。

普段、寝てばかりいる母にとって、椅子に座っている事だけでも苦痛の様子で早めに切り上げてもらい次は担当の医師のもとへ。

ネット上の写真で確認はしていたものの、実際にお会いしてみると実に柔和な穏やかな顔立ちの先生で私は一度に好きになってしまった。

普通の切り口上で質問してくる医者と違い、まるで自分の母親に接しているような話し方で先程のカウンセリングの内容を確認されながら、母に色々な方向から話しをしてこられる。

「ここは病院ですが、来院されて薬を飲んで治ると思わないでください」
「治そうと言う気持ちが無いと良くならないですよ」

では今から診察します~っと言われ今まで心療内科では診察なぞ受けた事が無いのに全身を聴診器と共に脈や血管を触診された。

「内臓はしっかりされていますね」
「お迎えが来てほしいと思っていませんか?」と言う質問に母は
・・・「いつも思っています」

「お母さんね、長生きする人、短命な人、皆、天命というものがあるのですよ」

「お母さんは長生きをして、孫やひ孫達に、老い、生、死と言うものを見せてあげなければいけません」

この先生は今年の3月に92才の母親を亡くされてから、今まで高齢者との
接し方が間違っていた事を深く反省されたとおっしゃっていた。

そして、1時間ほど話し続けられ、母に対するアドバイスは・・・

「太陽の光を浴びなさい」「一日一句を目標に俳句を作りましょう」
そして、薬は出しませんと・・・。

何でも、内科の資格を持ちながら心療内科の看板を掲げている医師は
京都では5人しか居ないと言われていた。

心と体は密接な繋がりがあるから両方に長けていないと、患者を診られないとも。

それ以外の医師は殆どが精神科医と言われていた。

最後に母の手を握り、100才まで生きて下さいねと・・・。


こんな暖かい心を持った医師が居るんだと病院に来て「感動」したのは
生まれて初めてではないだろうか?

そして今日、お天気が良かったので母の様子を見に行き、
「日光浴した?」と聞いたら、母の答えに私はヒックリ返ってしまった。
「だってカーテン開けて日が入ってきたら、床が痛むし椅子もつぶれる」
・・・・開いた口が塞がらない・・・・。

 

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