愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

太る2

2019年01月30日 | ダイエット

知り合いで、とにかく若い頃の体型を保つのに必死で、ダイエットや運動をして頑張っている人がいるものの、やはり、中高年は難しいと言っている。

 

 

 

その女性は身長が155㎝で65キロあった体重を、ジムのトレーニングとダイエットで43キロまで落とした。

 

 

本人は大喜びして、それまでは地味だったのに、若い女性向きの流行の服を着たりしているというが、それだけ痩せても悲しいかな、若い頃の体型に戻れるわけじゃない。

 

 

 

結局は若い恰好をしていても痩せたオバサンにすぎないのだ。

 

 

 

どんなに数値的には若い頃の体重に戻っても、若さまでは戻って来ないのである。

 

 

「そりゃ、当然よねぇ~」全てにおいて長続きしない私は深くうなずいた。

 

 

 

やはり加齢は仕方ない。

 

「自然に逆らわないようにしとこ」これが、いつも私の逃げ場で、ついこの間まで続けていた、ダイエットがわりのカロリーをコントロールする「糖尿病治療食」もやったり、やらなかったりである。

 

 

 

只、健康面を考えると生活習慣病は避けたい。

 

 

自ら人体実験をした結果、私はご飯よりもお菓子を食べると体重が増加するので、3度の食事はちゃんと摂って、間食をしないようにした。

 

 

ウォーキングもやったりやらなかったりで決して必死にはしない。

 

 

この程度のゆるさが怠け者の私には適当なのだ。

 

 

私より一回り若く、ここ7~8年で20キロも体重が増加した女性がいる。

 

 

17年前に出逢った頃は細身だったのに、あれよあれよと言う間に体格が立派になり、今では焼肉屋で食事をしていて大相撲の新弟子の一団と遭遇しても区別がつかないほどになった。

 

 

 

「どんどん、入る服がなくなっちゃって、困ってますよ。最近は横取りした旦那の服も小さくなっちゃって」

 

 

そうは言いつつも彼女が嘆いているのを聞いたことがない。

 

 

「太っちゃった。あっはっはっー」といたって明るい。

 

 

彼女自身はそのためにダイエットをしようとか、焼肉をやめようとか全く考えていないようだ。

 

 

私は彼女を見ていると痩せただ、太っただのと一喜一憂している自分が何と小さい人間であることよと情けなくなる。

 

 

これからも体型は崩壊していくであろうが、暗いヤセより明るいデブを目指そう。体が太くなるのと共に、彼女を見習って神経も太くならなければと、心に決めたのだった。

 

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太る

2019年01月29日 | ダイエット

女性で「ダイエット」を全く考えたことが無い人は皆無に近い。

 

 

痩せたいと口では言いながら、3度の食事も間食も、もりもり食べる。

 

 

意を決してダイエットをしたものの、長続きしなかったり、リバウンドを繰り返す。「もういいわっ、外見よりも中身よ」

 

 

 

っと言いつつ、しばらくたつと体型が気になって仕方なくなる。

 

 

そこで再びダイエットを始めるが、結局は効果があがらないのだ。

 

 

若い頃の太り方なんて、まだまだ可愛らしいものだ。

 

 

 

中高年と言われる年齢になっての体重増加が、こんなにすさまじく体型崩壊を招くとは、私自身、思ってもみなかった。

 

 

 

原因は年齢による代謝の低下と運動不足なのだろうから、それに気をつけて運動するなり、食事制限をすればいいのだろうが、真面目にキチンと手を打たないから、ズルズルと体型は崩壊していく。

 

 

全く歯止めがないのである。

 

 

 

ふと腹部に目をやると、まるで輪っかをはめたみたいに、肉があまっている。

 

 

息を吸って腹をひっこめると、肩をいからせた妙にいばったような姿になる。

 

 

息を吐くと肉の輪っかは又、出現する。

 

 

 

荷物が多い時、買い物に行ってレジの前で支払いをしようとすると、バッグの置き場がなくて困ることがあるが、そんな時にバッグをちょっと置いておける、丁度いい腹のせり出し具合なのだ。

 

 

 

とはいえ、中身がぎっちり詰まっているわけではない。

 

 

 

肉にハリが無いので今一つ、だらりんとしている。

 

 

風呂上りに鏡を見ると、ふと妖怪を思い出す。

 

 

首から下全部が、たるみきった「子泣きじじい」の顔みたいなのである。

 

 

肉と言うよりも皮が何層にもたるんでいると言った方がいい。

 

 

 

とにかく、ぱんっと張り切っておらず、ただただずるーーーんと下垂しているのだ。

 

 

 

私は生まれてからこのかた、標準だったのは生まれた時の体重だけで、あとは、身長に対する標準体重を下回ったことなど一度もない。

 

 

体質も関係するだろうが、同年輩なのに贅肉もついておらず、若い頃の体型を保っている女性がいるのも事実だ。

 

 

「よく保っていられるわねぇ」感心して理由を聞くと、やはり太らない体質の上に子供の頃から偏食がひどいのだという。

 

 

 

「肉も魚も食べられないし、ふだん食べてるのはご飯と納豆くらいのものだから、どっちかと言うと栄養不良だと思うんだけど」

 

 

165㎝で体重が45キロなんて、60歳目前で、あり得ないと思うのだが本人は「それなりに体型は崩れてるわよ」と言う。

 

「どういうふうに崩れてるの?」

「うーん、しぼんだ」痩せているから若い頃の体型を保っているわけではなく、それなりにしぼんでいる。

 

 

つまりデブであってもヤセであっても張りはなくなるのだ。

つづく

 

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便利な世の中の弊害2

2019年01月27日 | 美容

私の家は明らかに他の家より遅れているので、食洗器も無いし、炊飯器も無い。

 

 

カット野菜も買わない。

 

 

息子と二人暮らしとはいいながら、日に3度は食事は作り、毎回、食器を洗い、調理器具を洗うのは正直言って、面倒臭いと感じる時もある。

 

 

でも調理の時は包丁で手を切らないように注意するし、皿を洗う時は落として割らないように気をつける。

 

 

雑巾で汚れているところも拭く。

 

 

もちろん仕事でもキーボードを打っているし、エステが仕事なので指は随分使っているはず。

 

 

それが調理に殆ど手を使わず、洗濯物も天日に干さず、雑巾も使わないし、皿も洗わず、指を使うのは携帯やリモコンのボタンを押すだけというのでは、指の運動量がとても少ないのは事実だ。

 

 

 

それが積み重なると、指の血行などが滞ってしまうのだろうか?

 

 

 

今までは使い過ぎが不調の原因だったのに、「使わなすぎ」が不調の原因になっていくのかもしれない。

 

 

昔から延々と続いている漢方も、その時代に合わせて、対処法を考えていかなくてはならなくなった。

 

 

おまけに、ここ何十年かの環境や人の考え方の変化は激し過ぎる。

 

 

「これさえ飲めば、体の滞っているところが、全部さっと流れちゃう漢方薬があればいいのにね」

 

次々に起こる新しい症例に戸惑っている先生は、ぽつりとつぶやいて帰られた。

 

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便利な世の中の弊害

2019年01月25日 | 美容

サロンの顧客で中国漢方薬の店を出している50代の女性がいる。

 

 

その方が先日、とても興味深い話をされていた。

 

 

 

ある時、専業主婦の40代の女性二人が、2週間ほど前後してやってきた。

 

 

 

何の関係もない他人同士である。

 

 

 

しかし、その二人は同じ症状を訴えた。

 

 

手の指の関節が腫れてきたというのだ。

 

 

 

指の関節が腫れる理由は色々あるので、この先生も様々な病気を探ってみたが、その可能性はとても低い。

 

 

 

 

たて続けにどうしたものか?そんな病気でも流行り始めているのかと、心配になって様々な方向から見てみたのだけれど、やはり病気が原因とは考えられなかった。

 

 

 

 

そこで、ふと目についたのが、彼女達の10本の指に施された豪華なネイルアートだった。

 

 

小花や星がついたり、様々な色に塗り分けられている。

 

 

 

そこで先生は「家事はなさっていますか」とたずねた。

 

 

すると二人とも、やっていると答えた。

 

 

 

子供はいないとはいえ、専業主婦なのだから当然なのだけれど、話をもっと突っ込んで聞くと、食器洗いは食洗器にまかせ、掃除は、お掃除ロボットやフロアモップを使う。

 

 

 

洗濯物は全自動洗濯機で全て乾燥させるため、物干しに洗濯物を干した経験もない。

 

 

手洗いもしないのだ。

 

 

 

「雑巾がけは?」とたずねたら「あんな汚い物、触るのは嫌」と嫌な顔をする。

 

 

 

趣味も特になく、日中は、ずっとテレビを観ていて、スーパーからの宅配の食材、レトルト、冷凍食品が届くのを待っている。

 

 

 

手を汚すのが嫌なので、カット野菜を注文してそのまま使う。

 

 

 

電子レンジをフル稼働して調理し、包丁、まな板も使わないのである。

 

 

 

「あまりにも手を使わな過ぎて、循環が悪くなって腫れたんじゃないかしら?手足の指を動かすのは、とても大切な事なんですよ」そう言われた彼女達は「えっ??」と驚きながらも、手を使えと言われたことに戸惑っている様子。

 

 

 

「全てを変えろとは言わないし、ネイルも止めろとは言わないから、ゴム手袋をして、まず皿洗いから始めてみてください。人間、使わない部分から退化しますから」

 

 

 

彼女達は先生に言われた通り、皿洗いを始めたら、徐々に腫れもひいてきて、元に戻りつつあるという。

 

 

 

使い過ぎで腫れるケースはあるが、その逆で具合が悪くなる場合があるとはビックリしてしまった。

 

 

 

日々、手を使うのは当たり前だと思い、誰も注意を向けなかった。

 

 

 

調理は手でするのが当たり前、食後に皿を洗うのは当たり前、でも様々な家電製品が出てきたことによって、その当たり前だった事項が当たり前ではなくなり、その結果、楽にはなったけれど、楽になりすぎた弊害が出てきている。

 

 

 

しかし、関節が腫れるほど、手を使わない生活って、一体どういうものなのか?

 

 

一日中、手を動かしている私には想像も出来ない。

 

 

認知症の予防には指を動かすといいと聞いたがあるが、これだけ手を使わずに家事をこなそうとする女性が増えれば、日本の未来は認知症のオンパレードになるかもね??

 

 

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整形3

2019年01月23日 | 美容

そこそこ顔が知られている年齢も微妙になってきたタレントは新しい顔になって再び登場する。

 

 

 

彼女達にとっては、この先の仕事のステップアップを考えての整形だったのだろうが、今まで何人か見て来た、私個人の印象を言うと全て「あーーあ」だった。

 

 

 

私が整形をしたと判断したタレントの全てが前の方が良かったからである。

 

 

確かに垢ぬけなかったかもしれないし、大人の女性としての雰囲気はなかったかもしれないが、それなりのパワーがあった。

 

 

しかし、顔を、いじった後の彼女達からは、それなりのオーラやそれなりのパワーが見事に消え失せていた。

 

 

美男美女だから、オーラやパワーがあるわけではない。

 

 

貧乏くさく薄幸そうな美男美女は沢山いる。

 

 

その反対に美男美女ではなくても人をひきつける魅力のある人は沢山いる。

 

 

人それぞれ、持って生まれたキャラクターがあるのに、そうでない方向に自分を持っていこうとするから、そこに無理が生じてしまう。

 

 

 

本人は望み通りの容姿になって満足なのだろうが、明らかに彼女達はタレントとすら言い難くなってきた。

 

 

 

一般人の方がずーーっとパワーがあってオーラがある。

 

 

 

整形をするのは外見を整えるわけだから、確かに以前よりは美人になったと言えばなったと言える。

 

 

 

顔面はまとまったけれど、個性の無いつまらない顔になってしまった。

 

 

 

本人は前に比べていい女になったという自覚からか、それともいじっちゃって顔が変わったのはメイクのせいだとしたいのか、どうも皆、厚化粧だ。

 

 

 

 

「そんな事でわたしの目はごまかせんぞ」私は画面の中の彼女達をじーーーっと睨み付けているのだが、どこか痛々しい。

 

 

 

バージョンアップして大成功ならともかく、前よりもパワーもテンションも落ちるなんて踏んだり蹴ったりではないか??

 

 

 

整形はしないまでも女性タレントの浮き沈みは激しい。可愛かったのに、あっと言う間にパワーとオーラが消える。

 

 

 

表情に疲れが見え、つるつるだった肌がブツブツだらけになり、それを厚化粧で隠しているのを見ると哀れになってくる。

 

 

 

それを乗り越えようと一念発起して整形したりする彼女達。

 

 

 

最近はテレビで見かけることも殆どなくなってきたが、顔をいじった分、大きく花開くことはあるのだろうかと、今後の展開をおせっかいな私は見守っていくつもりだ。

 

 

 

高須クリニックの院長はツイッターで「今年の紅白歌合戦では僕の作品が沢山、登場しているよ」と言われていた。

 

 

今まで、見た事の無い番組だけれど、今年は、先生の作品を、じぃ~っと観察するために見ようと思っている。

 

 

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整形2

2019年01月20日 | 美容

例えば、ショッピングの女王、中村うさぎさんのように、自分の整形について

自発的に知らしめているのなら、まだわかる。

 

 

 

好き嫌いは別にして堂々としていて潔いではないか?しかし、デビュー後、何年もたって、整形した彼女達は、何もしていないような顔をして実は、顔を、いじっている。でも皆には、バレバレである。

 

 

 

面と向かって、「変わりましたね」と言われるより「あらーー、あの人、顔いじったみたい」と陰で言われる方が、ずっと恥ずかしい。

 

 

 

 

なのに彼女達は、デビューして皆に知られた顔を後で微調整し、陰でコソコソと噂される方を選んだのである。

 

 

 

 

写真週刊誌などで、タレントの過去の学生時代の全く違う顔がバラされることもあったが、それを見ても「いや~整形までしてデビューして」と感じたことはない。そりゃあ、そうだろうなぁと何となく納得してしまった。

 

 

 

 

商品だから「これぞ、とっておき」という最も良い状態にして売り出すのは当然だと思う。

 

 

 

となると途中で顔をいじるのは、バージョンアップということになるのだろうか?

 

 

 

 

しかし顔というのはタレントにとって、最も重要な部分であるから、それを変えるというのが、わからない。

 

 

 

「みんな、あなたの顔知ってますよ。いじったのも全部バレるのに、そんな中で顔をさらして仕事をしていけるんですか?」と言いたくなってしまう。

 

 

 

まぁ、そういう状況でも平気で仕事をしていけるから、平気で整形もするのだろうが、私にとっては、ものすごーーく勇気のある人なのだ。

 

 

 

 

どうして彼女達はデビュー後に整形するのか?大体、顔をいじるのは、どの番組でも手軽に使われているようなタレントばかりだ。

 

 

 

薄利多売といった雰囲気が漂っている。別にそれはそれで、彼女達の芸能界でのポジションとしていいのではないかと思う。

 

 

 

沢山の番組に出ているから、それなりに名前を知られているけれど、見ている側とは違い、本人達には色々な思いがあるのかもしれない。

 

 

 

芸能界に入るのに「自分はお手軽に使われる、番組のレポーターになるわ」と言う女の子は居ないだろう。

 

 

 

 

皆、それなりの女優や歌手になりたいのだ。それがまぁ、色々な理由で薄利多売になってしまうのであるが、最初は、がむしゃらに仕事をしていても、ふと、むなしくなってきた。このまま、ずっとこのような状態でいいのだろうか?

 

 

 

何年かやっていて壁にぶち当たるのは、どんな仕事でも同じだ。

 

 

 

 

そこでどうするか?会社員であれば転職などが出来るだろうが、芸能界に一旦はいると、そこから転職する人は少ない。

 

 

 

男性の場合は早々に見限って転職する人もいるが、女性の場合は結婚して引退する以外は、転職組は少数に思われる。

 

 

 

一旦テレビから姿を消すのは休養であったり、本当は何をしているのかわからないけれど、海外留学というのも居た。

 

 

 

気の毒なのは彼女達が休養しても、海外留学をしても見ていて何の不都合もないことだった。

 

 

 

「やっぱりあの人がいなくては駄目ね」とはいかない。

 

 

 

「そう言えば、この頃見ないわね」と言われる人はまだマシだ。姿を消したことすら気づかれない人は山のようにいる。

 

 

それでも彼女達は、どんな事であっても注目されて芸能界で生き残って行きたいのだ。

つづく

 

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整形1

2019年01月19日 | 美容

韓国の「扇風機おばさん」こと、ハン・ヘギョンさんが先日、亡くなった。

 

 

整形中毒で、自ら、大豆油や工業用のシリコンを注入し、異様に膨らんで、どうしょうもなくなった時に日本の高須クリニックの院長によって助けられた。

 

 

 

 

死因は不明だけれど、異物を注入した事が原因だと憶測する人も多いと思う。

 

 

 

女性のタレントで、顔を見ないなぁと思っていたら、暫くしてひょっこり姿を現すことがある。

 

 

 

もしかしたら今もあるのかもしれないが、昔は、そういう場合、ひっそりと出産するケースが多かったらしい。

 

 

 

私も噂で何人かの話は聞いた事はあるけれど、それが嘘か本当かは解らない。

 

 

 

別に彼女達が出産しようとしまいと関心もないし、顔を見ても出産したかどうかなんてわからないのだから、どうしようもないのである。

 

 

 

顔つきでは出産の真偽はわからないが、わかりやすいのは「整形」である。

 

 

 

歯並びを直したりする人は沢山いるけれど、私としては、整形のうちにはいれない。

 

 

 

歯並びを矯正するには顎を手術しなくてはならない場合もあるだろうが、私の中では整形の範疇にはない。

 

 

 

やはり、目や鼻をいじるのが整形なのである。

 

 

これまでテレビを見ていて、何人も整形をしたタレントを見ては「勇気あるなぁ」と感心していた。

 

 

 

だいたいグラビアを含めて、アイドル系の子たちは、デビュー前に全てを済ませているようだ。体型は十分だが顔が不十分な子は調整し、デビューした時点でそれなりのランクまで持っていく。

 

 

 

「あら、昔と顔が違ってる」とバレるのは地元の人々や彼女の関係者ばかりである。

 

 

日本の特定地域でバレていても日本全国から比べたら、殆どの人は昔の顔を知らないわけだから、素知らぬフリをすれば、それで済んでしまう。

 

 

が、デビューして何年か経っているのに整形するなんて、それは日本国民に「やっちゃいました」と公言しているようなものではないか?

つづく

 

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猫に小判

2019年01月18日 | 美容

先日、衣替えをしている時に衣装ケースの奥の方に、いや~な思い出満載の服が出て来た。

 

 

私は衝動買いは、滅多にしない性格だけれど、一度だけ、バカげたことで、お金をドブに捨てた事がある。

 

 

 

何のパーティだったか、忘れてしまったけれど、友人を会場に車で送って行った。

 

 

その時の私の恰好は、ゴムぞうりに自分でハサミで裾を切ったジーンズに男物の黒いセーターを着ていた。

 

 

 

会場の玄関で友達を降ろすと、私の知り合いの某化粧品メーカーの偉いさんが立っていて、手を引っ張って、中に入れとしつこく言う。

 

 

 

「こんな恰好じゃぁ」と思い、8時くらいだったろうか、河原町通りを走って開いている店に飛び込んだ。

 

 

 

一番先にマネキンの着ているスーツを脱がせ、その下の黒いセーターを出させ、試着室で汚いものを次々と足で踏んで着替えた。

 

 

「ねぇ、黒いストッキングある?」「黒い靴ある?」

 

 

全部あったので偉い店だと思った。

 

 

お金を持っていなかったのでカードを出した。

 

 

 

えっ?えっ?・・・三万九千円は安いが三十九万円?ってことがあるか?

 

 

私は、じぃーーーっと数字を見た。

 

 

私はブランドというものを知らなかった。

 

開いていた店はマックスマーラというブランドの店だったのだ。

 

 

 

ちっとも似合わなかったが友人の間で「花ちゃんのマックスマーラ」という笑い話はできた。

 

 

あれから一度も39万円を着ていない。

 

 

当時は、まだ結婚していたので私の呼び名は「花ちゃん」だった。

 

 

今年も、マックスマーラを見て、「あ~あ」とため息まじりに、奥にしまい込んだ。

 

 

これが本当の「猫に小判」

 

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おばさん3

2019年01月16日 | 美容

おばさんには、問題も多いが、人間関係をスムーズにして行く上で、重要な役割も果たしている。

 

 

 

うちの近所の商店街の中に弁当屋があって、昼前に店の前に弁当を並べて売るのだが、店長の男性が売ると客は寄り付かないのに、おばさんに替わると不思議と売れて行く。

 

これは,おばさんパワーである。

 

 

 

おばさんのハイテンションと声のでかさが販売には良い影響を与えている。

 

 

見慣れないものがあると、まず寄っていくのも子供と、おばさんである。

 

 

 

私が30年以上前、アメリカのニュージャージー州に行った時、一番最初に擦り寄ってきたのも、おばさんだった。

 

 

日本のおばさんと同じように「ねぇねぇ」といった親しげな態度で近づいてきて、あれこれ氏素性を聞きだされ、翌日には全てが周囲の人達に知れ渡っていて自己紹介をする手間が省けた。

 

 

 

ついこの間は喧嘩でもしたのか、繁華街のブロック塀に鼻血を出してへたりこんでいる、見るからに世を拗ねた青年がいた。

 

 

皆、見て見ぬふりをしていたのだが、そこへずんずんと鼻息荒く登場した、おばさんが居た。

 

 

「あんたーーーどうしたのっ?」

 

 

ポケットティシュを差し出すと、彼は無言で頭を下げてそれを受け取った。

 

 

 

「若いのに昼間から情けないね、ちゃんと家に帰りなさいよ、ちょっと帰るお金持ってんの?おばさんが貸したげよっか?」

 

 

 

歩き始めた彼の後をくっついて、いつまでも大声を出し続けていた。

 

 

 

おせっかいかもしれないが、世の中には彼女のような人がいないと困る。

 

 

 

私は、とてもじゃないけれど彼女のように豪快にはなれない。

 

 

 

となったら、なるべく、どす黒くならず、ひっそりと生活し、気にくわないことに関しては、きっちり文句を言うという姿勢で、おばあちゃんと言われる年齢区分まで、大人しく過ごしていこうと考えているところである。

 

 

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おばさん2

2019年01月15日 | 美容

おばさんと呼ばれたくない、おばさんの為に、「年輩のご婦人」と表現を変えて書いてみたら、文句は一切来なくなった。

 

 

こうるさい、おばさん達も一応、「年輩」だということは自覚していたようだ。

 

 

 

イケメンも歳をとれば、おじさんになり、可愛いおねえちゃんたちも、おばさんになる。私が、おばちゃんになってわかったのは、体が想像以上に思い通りにならなくなると言う事だった。

 

 

 

今は駅の改札もプリペイドカードを使えば済むけれど、まだ、そんな設備がない時代は、おばさんが券売機の前で、切符を買うのにモタモタしているのを見て、「早く準備をしときゃいいのに」と舌打ちをしていた。

 

 

 

 

ところが、この歳になってみると、財布から小銭を出すのでさえ「あらら、あらら」という時がある。

 

 

 

この太い指が動いてくれない。

 

 

 

新札が何枚か入っていて、そこから一枚抜き取るのも、体に脂肪分は十二分にあるのに、水分量は減っているから指先に、お札が引っ掛からない。

 

 

 

ペロッと指先を舐める人もいるが、あれは見苦しいから絶対にやるもんかと思うと、お札一枚を取り出すのでさえ、指先との格闘になってしまう。

 

 

 

その一方で、オバサン達が図々しくなってしまう理由もわかった。

 

 

 

怖い物が無くなるのである。

 

 

そこで、どす黒い人は周囲に被害を及ぼしてしまうわけである。

 

 

 

2年程前、電車に乗っていたら、私と同年輩くらいの、オバサン二人が話をしていた。

 

 

 

そのうちの一人が震度4の地震があった時の事を、もの凄い大声で話はじめた。

 

 

 

「家に帰って着替えていたらなぁ~急にグラッときたから、もうビックリしたわ!!おっぱい丸出しでパンツ一枚だったから、どうしていいかわからんかったわ~」

 

 

 

その途端、周囲の人々は、ちらりと彼女の方に目をやり、そして皆一様に「はぁ~」とため息をついて、視線を床に落とした。

 

 

 

連れの、おばさんも絶句していたので内心、呆れていたと思う。

 

 

 

おばさんが3人以上集まったら、もう誰も太刀打ちできない。

 

 

 

特にこれから楽しみにしている出来事、例えば、贔屓の役者の舞台を見に行くとか、バーゲン会場に行くとか、観光地に行くとなると、テンションが上がりまくって、メチャクチャうるさい!!

 

 

 

 

大声で話すから、これからの予定が、こちらにも全てわかってしまうのである。

 

 

 

 

電車で出くわすと迷惑この上なく、私が若い頃は、ただ、じっと睨み付けるだけだったけれど、最近は(もっとうるさくなったら、一言、文句を言ってやる)と身構えている。

 

 

これも又、怖い物がなくなった、おばさん化現象の一つだろうか?

 

オバサン談義はつづく~

 

 

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