愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

女王様

2018年09月30日 | 美容

知り合いの女性が祇園にあるSMの店に行った時の話を。

私は、そういう店が存在することは知っているし、そういう趣味のある人がいるのも知っている。人の趣味は色々だし、宗教と同様で強要されたら嫌だけれど、個人個人で楽しむのは、お好きにどうぞと言う感覚だ。

SMの店というと地下の秘密クラブのようなイメージだけれど彼女が行った店の話を聞くと、随分、オープンな雰囲気のようだった。そうでなければ、男性4人と彼女一人で、食事をした後、「じゃ、行きましょうか」という流れにはならない。好奇心旺盛の彼女は、これも貴重な体験と皆の後に、付いて行ったそう。

マニア向きの店であれば、同じ趣味の人々が沢山、集まっているのでは?っと想像していたが、時間が早かったのか、それとも、いつもこのような入りなのか、店内には彼女達しか客はいなかった。50過ぎと思われるマスターが出てきて唐突に「はい!Sの人」と聞いた。彼女が一体、何と言っていいやらとキョロキョロしていると男性達は誰も手を挙げない。

「それじゃ、Mの人」と言われると男性全員が「はぁい」と手を挙げた。

それを見た彼女はぎょっとして「え?この人達、全員M?]と驚いたが詳しく聞くのも変なので黙っていた。するとマスターは、」Mだとカミングアウトした男性達の前に緑色のコースターを置いたそう。

「あなたは?」マスターは彼女に聞いた。

「え、あの、いえ、私はSでもMでもない、ノーマルだと思うんですけど・・・」しどろもどろになって答えると、彼は鼻で笑った。

「この世の中にはノーマルなんていないんですよ。必ずSかMに分けられるんです。そうじゃない貴女は変態!!!!」

きっぱりそう言い切られ、彼女の目の前には変態の印である赤いコースターが置かれた。

「あたしって変態だったの」彼女は驚きつつ、目の前のコースターを眺めていた。皆、ドリンクをオーダーし、普通に雑談しているとマスターがやってきて、「すみません、実は女王様に急用が出来て今日は来られないんです。でもせっかく来てくれたのだから私が何とかしますから」と謝った。

彼女は「女王様の急用って何だろうか・」と考えた。もしかしたら子持ちで子供の具合が悪くなったのかもしれない。

するとマスターが鞭を持ってきて突然、男性たちを「えい!えい!」っと叩き始めた。誰も知らない人が見たら、クラブのマスターがキレて客にたいして暴力をふるっているとしか見えないのだけれど、この店では、それが喜ばれるのだった。

つづく

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男脳、女脳

2018年09月29日 | 美容

私が子供の頃から「お誕生会」というものが流行り始めたと思われる。

 

 

住宅事情やら経済事情やらで、招かれるのは一人や二人の少人数だった。

 

 

招待された時は、母が何か手土産を必ず持たせてくれた。でも帰ってきて母

が「何をご馳走になったの?」っと聞くものの、何も覚えていなかった。

 

 

もう少し大きくなると誕生日関係なく、友達の家で、ごはんを食べさせてもらうことも多くなった。すると又、母は「何をご馳走になったの?」と目を光らせて聞くのだ。その熱心さは、私の通信簿を見る時より余程、強かったような記憶がある。

 

 

 

「こーーんな大きな牛肉が入っているカレーで何だか、食べられないような葉っぱが入っていた」「フーーーン」と母はしばらく考えている。

 

 

やがて自分の子供が誕生会に呼ばれるようになった。私は帰ってきた子供に聞く。

 

 

 

「ねぇねぇ、ご馳走は何だったの?」・・「いろいろ」

 

 

男の子って、どうして、具体性に欠けるのだろう?その息子の父親にも私は、よく聞いたものだ。「えー、何だったかなぁ、いろいろあったよ」

 

 

 

「いろいろって何よ、肉とか魚とか」「いろいろ沢山あったよ、あそこの奥さん、料理うまいぜ」「ふーーん」何を食べたか覚えてなくても美味しいって事はわかるんだ。

 

 

 

私は大人になると母に自分から報告していた。

 

 

「何々さんのごはんは凄い!鮭まるのまま全部使って、すごく色々なの、初めはね、鮭のマリネで、照り焼きもあったね、イクラ丼にお汁は、かす汁で、頭の骨の酢の物もあったよ」

 

 

「そう、昔からあの家、食道楽だったもんねぇ」

 

 

 

でも私は聞かれたことがない。

 

 

息子に「母さん、今日、何ご馳走になってきたの」とか同居人の男に「○○さんちで何食べてきたの?」とか。

 

 

 

女のひとを招く時の方が余程気をつかうし、張り切り方も違う。独身の男なんか、その辺のものを量だけドサッとすませて平気なのだ。でも奥さんの居る人、きっと家で聞かれているはずなのだ。「ねぇ、何ご馳走になったの?「いろいろ、たいしたもんじゃなかったよ」とかね。

 

 

 

ちなみに、お盆休みに海に行って帰ってきたら、息子が「美味しいもん、食べてきたんやろーーー」「んや、いろいろ」

 

 

 

私も段々と男脳に近づいてきてるみたい。

 

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数字嫌い

2018年09月28日 | 美容

私は小学校に上がる前に九九を覚えており、スラスラ言える利発な子供だった。

 

 

両親は、ひょっとしたら頭のいい子を産み落としたと疑ったかもしれない。

 

 

算数など苦にも思ったことが無かった。

 

 

ある日、その思い込みは、いとも簡単に崩壊した。

 

 

 

中学に入り、数学の時間に

X=Yと教師が黒板に書いて斜めの線を一本引っ張った。XはYである。

 

 

 

これは何?XはXで、YはYではないか?

 

 

私は、これを受け入れる事が出来なかった。

 

 

X=Yを受け入れられなくなると2足す3も受け入れられなくなった。

 

 

 

りんごが2個あります。お兄さんがミカンを3個くれました。

 

全部で幾つでしょう?そこにあるのは赤いリンゴとミカンの香りがするミカンなのに、それを一緒クタにして5個などと言ってはいけないのではないか?

 

 

 

それから私は馬鹿というものになった。

 

 

理解することを拒否して、放物線をながめ、シグマとか無限大のマークをながめながら、数字が少しでもちらつく世界に近寄らぬように生きていこうと思った。

 

 

 

何の不便もなかった。

 

 

スーパーでも銀行でも利発なガキの頃に身につけた計算能力で十分なのだ。

 

 

メロンが6個あります。弟に3個あげました。いくつになったでしょう???

 

 

答えは5個。誰がメロンを3個もあげるもんか~!!

 

 

X=Y・・・・冗談じゃない!!私は貴方である・・と言う事は無いのだ。

 

 

どこかの土人は数は20個までしかないらしい。

 

 

両手両足で指の数しか数えられないらしい。それ以上は沢山と言うらしい。

 

 

私も、そんな土人と共に生きていたいと思う。

 

 

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ビューティワールドJapanwest

2018年09月26日 | 美容

歳を重ねると、毎年恒例の行事がアッと言う間にやって来る様な気がしてならない。

 

 

毎年10月に開催されるイベント「ビューティワールド」の案内が届いた。

 

 

 

一般の人には知られてない、美容業界の年に一度の最大イベントとでも言うのだろうか?

 

 

 

沢山のブースがあり、今、流行りの化粧品やら美容機器やら、マツエク専用のブースや、ネイル専門のブース、美容師さん必見のブースなど、美容のカテゴリーによって分かれている。

 

 

 

もう何年も通い続けているイベントだけれど、2年前位から行くのが気が重くなってきている。

 

 

 

 

ドクターピュールボーテと出逢うまで、必死になって何か目新しい、効果のありそうな物を探して館内を隅から隅まで探し周り、帰りはコロコロを持って行かないと駄目なくらいの荷物の山だった。

 

 

 

化粧品はどんなに目新しい、効果がありそうな新しい成分が配合されていようとも基本の「混ぜ合わせる」成分が問題なので、そこの部分が私の中では、しっかりインプットされているので、他の化粧品には全く興味が無くなってしまった。

 

 

 

昨年も行くのは行ったけれど、購入したのはタオルのみだった。

 

 

 

欲しい物、お目当ての物が無いというのも行く気が失せる要因だけれど、ここ数年前からコロコロをうるさく引きずっている中国人と韓国人の多さ!!

 

 

 

 

中国人が化粧品を買い漁るのは、まだ、わかるけれど韓国ってコスメのメッカではないのか?日本人が韓国に「美容旅行」に行き、お土産に韓国コスメを山の様に買ってきてるのに、何故、韓国の人が日本の化粧品を買いに来るのだろう?

 

 

 

その辺も、とても不思議現象。館内に響き渡る、うるさい中国語と韓国語を聞いていると、一分一秒でも早く帰ろうと言う気にさせられてしまう。

 

 

 

 

何でも安いからと娘なんかは一日中、館内を目を皿にして、探し回っているけれど、私には、そんな根気も気力も無い。

 

 

今年はタオルさえも買わずに手ぶらで帰ってくるような予感が・・・(^◇^)

 

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いい会社

2018年09月25日 | 美容

私の天使は二人。上が高1、下が小5.

 

 

電話で娘と話していると子供の進学や将来の事が多いものの、母親としての彼女達の心境の変化に驚くことがある。

 

 

幼稚園に通うようになった時、彼女達は「うちの子は物を作るのが好きだし、それに上手なの」とか、「音楽がかかると、踊りだしたりするから音感がいいみたい」などと、親バカ丸出しで私に報告してきた。

 

 

自分の子供が他の子供よりも優れているものを発見したのが、嬉しくてたまらない様子だ。

 

 

「それは将来楽しみだね」と言うと口を揃えて彼女達は、こういう個性を伸ばしたいと言っていた。

 

 

 

ところが、ここのところ、彼女達の意見はガラッと変わってしまった。

 

 

 

子供を「いい会社」に入れることしか頭にないみたいなのだ。

 

 

「個性を伸ばしたいって言ってたじゃない?」と言っても「そんな事、言ってる場合じゃなくなってきたのよ。

成績だって中の下だし・・・」と、とても暗い。

 

 

 

彼女達の意見は、うちの子は出来が悪い。だけど安定した人生を送らせたいとなると、今から親子が力を合わせ、どんな無理をしてでも偏差値の高い学校に入学し、俗にいう一流企業と呼ばれる「いい会社」に就職するしかない。

 

 

そのような会社に入っておけば、我が子が仕事が出来なくても他の、優秀な人々が仕事をちゃんとやってくれる。組織の輪の中に入っている限り、安定した収入は保証されてるというのだ。

 

 

子供が小さかった頃は、それぞれの個性を発見して喜んでいたと言うのに、母親というものは、こんなにもコロッと変わるのだろうか?

 

そのたんびに、あれこれ言われる子供は、さぞや迷惑に違いない。母親が目を△にしてヒステリックになっていても、子供は親の言う通りにならないのが世の常である。

 

私は子供達の反逆に、ひそかに期待している。

 

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おまわりさん

2018年09月24日 | 美容

昨年の今頃、大阪の打ち合わせ場所として指定されたカフェがわからず、近くの交番に飛び込んだことがある。

 

 

そこには直立不動の若い、おまわりさんが一人居た。

 

 

まだ制服が身につかず、顔は緊張し体もコチコチ。

 

 

まるで地方の街道沿いに唐突に立っている、おまわりさん人形みたいだと思った。

 

 

まだ慣れていないのかなと思いつつ「この、お店はどこにあるのでしょうか?地図の通りに行っても無いんですが」と聞いた。

 

 

 

彼は、地図を見つめて「少々おまちください。ただいま、調べてまいります」とハキハキした口調で言い、裏の方に消えて行った。

 

 

その途端、奥から、彼の

「おい、この店、誰か知らねぇかよ」と言う声が聞こえてきた。そこには何人かいるようで・・。

 

 

「えーー知らねぇなぁ」「わかんねぇよ」「うーーん。どっかで見たような気はするんだけどよ」などという声が次々にしてきた。盛り場にたむろしている、あんちゃんと同じか、それ以上に口が悪い。

 

 

「てめえら、早く思い出せよ、待ってるんだからよぉ」

 

 

彼は頼りない同僚を前にしてイラついている。私は彼の豹変ぶりが可笑しくて、必死で笑いをこらえていた。

 

 

2~3分すったもんだしたあげく、やっと結論が出た様子。

 

 

「お待たせいたしました」会話が筒抜けだったとは、知らない彼は、さっきと同じように緊張した面持ちで姿を現した。

 

 

「道が間違っていたようです」彼は丁寧に地図に書き入れてくれ、お礼を言うと

「失礼します」と敬礼までしてくれた。

 

 

 

交番を一歩出ると、犬のお巡りさんの曲が自然に口をついて出て来て、笑いが止まらなかったのを覚えている。

 

 

今年も近くまで行ったので、その交番を覗いてみたけれど彼の姿はなかった。

 

 

あの可愛い、お巡りさんは勤務に慣れただろうか?

 

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キャンプ

2018年09月23日 | 美容

海のシーズンが終わってしまった。

 

 

分厚いウェットスーツを着て、冬場でも海に潜っていた時もあったけれど、それも、今では卒業した。

 

 

夏の終わりは、とてつもなく寂しいけれど、秋になるとキャンプが待っている。

 

 

 

 

今では、手ぶらで行っても、全て道具が揃っているキャンプ場も沢山あるらしいけれど、私は、そういう所はキャンプの醍醐味が無いので好きじゃない。

 

 

 

娘が20代の、お年頃の時期に「ボーイフレンドの選択の仕方」を伝授した事があった。

 

 

もっとも、これは一般的と言うよりも、私の主観が殆どなのだけれど。

 

 

それは「一緒にキャンプに行く」ということ・・・。

 

 

若い女の子に、どんな男性が好みですか?っと聞くと、まず、優しさと答える人が殆ど。そんなものは糞くらえ~!!だ!!

 

 

 

男は、まず逞しさ!!サバイバル!!どんな環境にあっても生き抜く力が無いと駄目だと私は思っている。

 

 

 

まず、キャンプに行って、火もおこせない奴は論外。

 

 

そして虫を怖がる男も論外。

 

 

 

共に料理を作り、共に散歩をし、共に語らう時間を共有すると、その人となりが必ず見えてくる。

 

 

 

自己中の男や、相手を気遣う思いやりの無さなど、全てがキャンプで見えてくるというもの。

 

 

優しさというものは、まず前提に強さが無いと生まれてこない。

 

 

 

なので娘には「キャンプに行けば、その男の性格なんか簡単に身抜ける」と言っていた。

 

 

そして今、子供達にも恵まれ、一応、平和な暮らしをしているけれど、旦那様は海釣りに夢中。

 

毎週末にイカ釣りに海に行っている様子。

 

これはこれで、お金もかかるし、困ったものらしいが、変な遊びに惚けるくらいなら断然マシだと私は思っている。

 

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ケチ度合

2018年09月22日 | 美容

自分でコーヒー代を決して出さない男がいる。

 

 

コーヒーを飲み終わって立ち上がる、その絶妙なタイミングに「ごちそうさま」と言う。

 

 

私はムッとして伝票をつかみ、今度こそは、私が「ごちそうさま」と言うのだと決意を固め、「お茶飲もう」と私が誘い、又、言う時期を逃し、タイミングを盗まれる。

 

 

 

これは、もはや芸術だね。でも彼は私が人生の金銭上の危機にぶちあたると貯金通帳とハンコを持って来てくれた。

 

「ありがたい」・・・・私はその時ばかりは、コーヒー代の伝票は自らつかんでいる。彼はケチではない。

 

 

 

銀行を信用してない女がいる。

 

 

彼女は札束をゴッソリ、大き目なハンドバックに入れて、一瞬たりともハンドバックから手を離さない。

 

 

その紙包みに触らせてもらったが、2センチ以上はあった。いつか一緒に旅行に行こうと誘ったら、その札束入りのハンドバックを振り回し「あんたが誘ったんだから、私はタダよ~イッひっひ」と待ち合わせのホームで笑っていた。このドケチめ!!

 

 

 

そのドケチは、お茶漬けを食べようと一切れ、1000円もする塩鮭を2切れも持って来て、お茶をぶっかけた。

 

 

私は、とてもじゃないけれど、一切れ1000円の塩鮭を、口に入れる事は出来ない。

 

 

彼女は飛行機に乗って、九州の旨いものを、わざわざ仕入れに行き、それをターミナルに忘れて来て、本当に声を出して泣いていた。私は飛行機代をかけて、辛子レンコンを買いに行くなんて芸当は出来ない。

 

 

 

彼女は寒い日は暖房代の節約だと言って自分の家には帰らず「本当にここは暖かい。

 

 

ケチの家は寒いから嫌だよね」と自分の事は棚にあげている。

 

 

そして私の金銭感覚はザルだと攻撃する。その彼女が「あんたは、本当に変な人だね。佃煮やマヨネーズの瓶をなんであんなに貯めるの?」

 

 

「だってダシ入れて冷蔵庫に入れる」「破れたトレーナーは」「切ってガラスを拭く」「だって戸棚いっぱいるじゃん、捨てれば」「いや、もったいない」「ケチだね、だいたい、あんたの電話代と暖房代でトレーナーなんか何十枚も買える」

 

 

 

今でこそ、息子に怒られてしなくなったけれど、私はビニール袋が捨てられなかった。

 

 

どんな小さなビニール袋もとっておく。ラップも干して2度は使う。

 

 

先日も実家のゴミ箱の上に黒い大きなビニール袋を置いて忘れて来たことに気づき、電話をした。

 

 

「あれ、ゴミ入れて捨てるから、捨てないでね」と義姉に電話した。

 

義姉は「電話代でゴミ袋何枚買えると思うの?」と呆れていた。

 

 

義姉は花が大好きで一週間に一度、ひとかかえもある花を買わずにいられず、亭主の靴下を、かがっている。

誰がケチか?わからない。

 

 

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夕焼け

2018年09月21日 | 美容

夕方、お二人の、お客様を、お見送りする時に外を見ると空が燃えていた。

 

 

「綺麗な夕焼け~」と空を指さした。空の遠くのほうまで茜色のグラデーションが続いており、うっとりするような綺麗さだった。

 

 

思わず、「夕焼けぞらがまっかっか」と三橋美智也の歌を歌ってしまったら、彼女達にゲラゲラ笑われた。

 

 

 

そして一人には「ふっるーーー!!」と言われ、そして、もう一人の方は私より年上だと言うのに「なぁに?その歌。初めて聞いたわ」・・・・嘘つけ~!!しらばっくれるな~っと言いたかったが我慢。

 

 

 

あまりに彼女達が私のことを笑うものだから「じゃあ、何を唄えば良かったのかな?」っと聞くと・・・

 

 

「せめてスパイダースの「夕日が泣いている」にしてほしかった」と言うのだ。

 

 

 

私は普段、若作りは決してしないけれど、実際の年齢よりは若く見えると言われてきた。年々、シミやソバカスが増えていくのは自覚しているものの、老けていると言われるよりは嬉しいものである。

 

 

 

ところが夕焼けの一件のように、ふと口をついて出て来るものに、しっかり年齢があらわれてしまうのである。

 

 

 

こういう場合、一体、何を歌ったらいいのだろうかと考えた結果、一番、無難なのは童謡であるという結論に達した。

 

 

今度、きれいな夕焼けを見たら、胸を張って「夕焼け小焼け」を可愛らしく歌ってやろう。

 

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悲しみの中の光

2018年09月19日 | 美容

ドクターピュールボーテを使われて2年目のK様50代。

 

 

先月、K様に、とても悲しい出来事が起こった。

 

7歳下の47歳の妹さんが、くも膜下出血で倒れられて、殆ど即死だったらしい。

 

 

 

知らせを聞いて、着るものも、そのまんまで慌てて、家族と共に郷里である富山へ飛んで行かれたそう。

 

 

 

 

急な事なので喪服も持たず、当然の事ながら化粧品なんかは全く考えてなく、その辺のサンプルをちょこっとだけ持って行かれたそう。

 

 

 

お通夜から葬儀まで一週間くらい滞在されたのだけれど、丁度、あの酷暑の日々。場所から移動するにもカンカン照りの中を歩いたり、それよりも、涙が溢れ出て止まらなかったり、汗もダラダラ出るし、顔がグシャグシャになったと帰って来られて、すぐに来店された時に言われていた。

 

 

 

Kさんの肌を見て、私は「なーーにも変わっていないですよ。

 

相変わらず綺麗な肌ですよ」っと言った。これは、お世辞でも何でも無く、本当に良いコスメを使っていると止めたとしても、瞬時に肌が戻るわけではないと言う真実。

 

表面の角質だけに作用し、界面活性剤で水びたしにするようなコスメなら、止めた途端に肌が萎んでしまう。

 

 

ドクターピュールボーテのコスメは「再生美容」・・・細胞一個一個を元気にしてくれるので、止めてみたところで、そんなに一気に肌が悪くなることは無い。

 

 

 

おまけにK様は日焼け止めを使ってなくても日頃、キチンとしたケアをされており、肌の水分量がタップリあるので、紫外線にガンガン当たったとしても、簡単には日焼けしないし、シミにもならない。

 

 

 

葬儀に三列された何年かぶりに会った親戚の方達が「こんな時に不謹慎だとは、わかっているけれど、肌が綺麗になったなぁ~」っと驚かれたそう。

 

 

 

そして先日の初盆に帰省された時は前回の例があるのでスーツケースにピュールボーテのコスメをフルラインで詰めて持って行かれた。

 

 

3年ぶりの同級生達も、お線香をあげに来てくれ、皆に「その肌、どーーしたん??」っと驚かれたと言って喜んでおられた。

 

 

「久しぶりに同級生に会ったけれど、手入れしてる、してないで、これだけ差がでるんやな~私の肌が一番綺麗やったわ~」と謙遜も無く、堂々と自慢しておられた。

 

 

「本当に気持ちが、どん底だったけれど、皆に肌を褒められて、気持ちの切り替えが出来たし、本当に良い物を薦めてくれてありがとう」・・っと言われて、泣きそうになってしまった。

 

 

肉親を亡くした悲しみは計れない程の悲しみだろうけれど、そこに化粧品があったから、一縷の光を見出して下さったのなら、こんなに嬉しいことは無い。

 

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