心の扉 神戸カウンセリング花時計

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日本三大庭園 岡山後楽園Ⅰ

2021年03月16日 | 名所巡り(岡山)

 

 

 

 

倉敷美観地区の次に訪れたのが岡山後楽園

金沢の兼六園、水戸の偕楽園とあわせて

日本三名園と称されています。

 

今から約300年前に岡山藩2代藩主池田綱政が

藩主の安らぎの場として作らせた庭園は、

大正11年に名勝に指定され

昭和27年には特別名勝に指定されました。

 

 

 

後楽園 正門

 

今回が日本三名園の初観賞となるので

非常に楽しみではあるのですが、

 

美観地区に長く滞在したことで

後楽園に到着したのは午後3時前となり

閉園まで2時間しかありません。

 

岡山城、後楽園共に広大なので

急いで鑑賞したとしても

どちらか一方が片手落ちになりそうなので

岡山城か後楽園のどちらを優先するのか、

 

友人は岡山城を選択し、私は後楽園を選択。

 

 

 

平四郎の松

    

 

後楽園の場所には、

当地の名主であった平四郎の屋敷があり、

その庭にあった松を残したもので

現在の松は、2代目の松。

 

 

弓場

 

藩主綱政は、

タンチョウを大層好んでいたようで

庭園に鶴が飛来した時や、

園内で飼われていた鶴が卵を生んだ時には

江戸にいる藩主に知らせていたほどで

この弓場の近くに鶴舎があります。

 

毎年1月1日には数羽のタンチョウを

鶴舎から出して後楽園散策を行っているそうです。

後楽園と優雅な白い鶴の共演、

絵になること間違いなし。

 

 

 

鶴舎

 

私が身を乗り出して鶴舎を撮影している時に

生タンチョウの鳴き声を聞けたのは幸運でした。

 

空に向かって首を伸ばしたかと思うと

カッカッカッカッカ―――!

身体がビクッ!と反応する位に

けたたましく大きな鳴き声。

 

きっと私を歓迎してくれてんだと

勝手に思って喜んでいたのですが、

後で調べたら外敵が現れた時の

仲間への警戒コールと呼ばれるものでした。

 

 

 

園路

 

 

 

沢の池

 

広い………………。圧巻の景色。

 

広々とした敷地の中央に大きな池がある景観、

雰囲気をぶち壊す余計なことを言うと

一時期嵌ったゴルフ場の景色にも似ています。

 

何度も挑んだ池越えのショット。

何度も成功したし何度も呑み込まれました。

 

後楽園のメインの景色だと思われますが、

この景色を楽しむ前に観騎亭へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

観騎亭

 

藩主に家臣が馬術の上達ぶりを披露する行事の際に

藩主は、この観騎亭から眺めました。

 

 

 

観騎亭と馬場

 

砂煙をあげて馬が疾走する様子が浮かびます。

 

 

寒翠細響軒

 

 

 

寒翠細響軒

 

所々に後楽園のメインの景観を観賞する建物が

建てられていて寒翠細響軒もその一つ。

 

 

沢の池

 

後楽園の一番大きな池『沢の池』には、

島茶屋のある中島。釣殿のある御野島。

白砂青松の砂利島。

 

沢の池の向こう側には、

園内を見渡すための高台の唯心山が見えます。

唯心山の有ることで

沢の池を中心にした園の景観が

格段に良くなっている感じがします。

 

 

 

五十三次腰掛茶屋

 

五十三次腰掛茶屋に腰を下ろして

格子越しの景観も素晴らしい。

 

 

 

津田永忠顕彰石碑

 

岡山藩の藩政確立を主導した重臣とのこと。

 

 

 

慈眼堂

 

岡山藩の第2代藩主の池田綱政が

池田家と領民の繁栄を願って建立したもの。

堂内に観音像が祀られていましたが、

今は、空堂とのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

茶畑

 

当初の園内は綱政が田園風景を好んでいたため、

田んぼや畑が多く配置されていたことでなのか

後楽園は、当初『御菜園』とか『御菜園塚』と

呼ばれていたそうです。

 

 

沢の池 御野島と砂利島

 

沢の池の向こう側は、延養亭と鶴鳴館。

江戸時代に建てられていた鶴鳴館は戦災で焼失し

その後、山口県岩国市の吉川邸を移築したもの。

 

 

沢の池 中之島と島茶屋

 

太鼓橋の向こう側の小さな屋根の下には、

小さな和船が備え付けられています。

 

 

井田

 

かつて園内に広くあった田畑の名残。

 

 

 

 

茶畑に沿って進みます。

 

 

 

新殿

 

高床式構造の建物のため少し高い目線で

茶畑越しに園内の西側を眺めることができます。

 

 

 

千入りの森

 

千入とは幾度も染めるという意味で、

秋には約100本の紅葉が赤く染まります。

 

 

 

桜林

 

千入りの森の隣は、桜林。

私達が訪れた時期は、桜の開花には至らずですが、

隣の梅林で梅の花を楽しめました。

 

 

 

梅林

 

梅林には数多くの梅が植えられていて

まだまだ梅の花は見頃の状態でした。

 

 

 

 

梅の花の美しさと花の香りもなんですが、

グネグネと曲がった枝ぶりが好きなんですよね。

 

今年に初めて見た梅が後楽園の梅とは、

何とも贅沢な話です。

 

 

 

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