心の扉 神戸カウンセリング花時計

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家事を強要

2023年02月16日 | 雑感・愚見

 

2019年 イギリスのノースヨークシャー州に住む

58歳の女性が、夫に繰り返し家事を強要したとして

訴えられました。

 

この裁判では、妻の行為をモラハラ行為として

問われなかったようですが

夫への2年間の接近禁止を命じられました。

 

 

結婚した二人であっても別人格には変わりないので

結婚生活をしていると二人の間に大なり小なりの

ズレが生じることはあるとは思います。

 

その際には、どうするのか。

やっぱ二人で話し合って解決していくしかないと

思うのですが、上のイギリスの夫婦の場合は、

夫が妻の態度を改めさせるために訴えたのでしょうか。

 

裁判所は、妻の態度をモラハラ行為と

認定しない代わりに

二人に別居を命令したかのような

裁判命令となっているような感じです。

 

いくら話しても互いに一歩も譲らず

全く埒が明かなかったら

良い選択とは言えませんが一定期間の別居は、

互いに頭を冷やして

今後の夫婦の関係をどうしたいのかを考える

良い機会となれば良いですね。

 

自分の妻の態度を変えてもらうために

裁判所の手を借りるってのは

よっぽどのことだったんでしょうかね。

 

 

以前、耳にしていたのが

欧米の有名人であるとか

お金持ちの人達の結婚の形として

 

結婚をする前に

二人の間で細かな約束事を取り決めて

それが守られなかったら離婚。

その離婚の際の条件も合意がなされてから

結婚をするというもの。

 

結婚に関して

個人主義に強めに針が振れている欧米の人達の感覚と

日本人である私の感覚と違うのだと思いますが

あれってどうなんでしょうね。

 

愛する人に頼まれたりお願いされたりして

助けになれたり喜ばれたりするのを

自分の喜びと感じて行動するのと

 

ある程度の約束事は、大事かと思いますが

上の様なこと全般が約束事として細かく決められていると

そこから愛を感じることが出来るのだろうか。

結婚時以上に愛を育てることって出来るのだろうか。

なんて思ったりします。

 

自由行動には、その人の気持ちが現れますが

取り決め事での行動では、その人の気持ちが

霞んで見え辛くならないだろうか。

 

本来は、結婚生活を幸せなものとするために

設定した事細かな約束事であるはずなのに

不自由さへの抵抗感や反発心が生まれて

自由を求める気持ちが次第に大きくなり

二人の結婚生活を壊す種とならないのだろうかと

危惧する気持ちが消えないんですよね。

 

もっと光を!もっと自由を!

 

 

 

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