人口の何倍も羊がいる羊大国のニュージーランドの
クライストチャーチ市では、羊が国道を横断する時には、
標識を立てて渡らせた後は、
羊の糞の後始末をしないと罰金刑になります。
ニュージーランドに、
そんな法律があるとは知らなかったけれども
当然と言うべき法律かなと思います。
羊の数が、人口の約7~8倍の1億数千万頭いて
カンガルーも人口の2倍以上いる
オーストラリアにも同じような法律があるのかな。
あっても不思議じゃないどころか、あるべきかな。
羊と車の衝突事故を防ぐために標識を立てるのは、
日本では、事故や車の故障で高速道路の路肩に停車する際に
三角形の反射板を設置する必要があるのと同じで、
羊の糞の後始末をしないと罰金と言うのは、
ペットの糞尿を放置した場合には、
罰金を科せられるのと同じですよね。
ペットや車同士の交通事故の違いはあっても
人間の社会に羊や動物が上手く共生するために
制定されている法律の精神は同じですよね。
規制緩和、規制緩和とか、自由の保障とか、
まあ言葉の意味するところは賛同できますが、
無秩序に繋がるようなものは、自由じゃないですからね。
私の田舎の或る地域では、田舎道を手綱に引かれた黒牛が………
あれ散歩させているのだろうか、ちょっと分かりませんが、
たま~にですが、車と黒牛との衝突事故を聞きます。
大抵、黒牛はびっくりしたなあモー、
車は、バンパーが外れ、ボンネットは曲がり大破。
特に、事故が多いのは陽が落ちてからの黒牛の散歩中。
でしょうね。闇夜にカラス何て言いますが
私の仲間内では、闇夜に黒牛と言っています。
最近は、人間ですら(ペットにも)夜の散歩の際に
反射板とか光を放つものを身体に付けて
散歩している姿を見かけます。
昔は、そんな便利で効果的な品物が無かったこともあるので
最近の黒牛の散歩は、違ってきているかも知れません。