心の扉 神戸カウンセリング花時計

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天国からの絵葉書

2024年06月29日 | 雑感・愚見

 

2006年 アメリカのインディアナ州で

母から息子宛てに投函された未配達の絵葉書が

58年ぶりに届きました。

 

82歳になっていた息子は、

感動して亡き母の追憶に浸りました。

 

 

まるで天国の母親からの絵葉書のようで

絵葉書には、どんなことが書かれていたんでしょうね。

 

こんなの突然受け取ったら

身体はわなわなと震え、見開いた目からは水が流れ出るので

何が書かれていたとしても読めないとは思いますが。

 

感情豊かなアメリカ人にとっては

とてつもない最高の贈り物だと興奮する人多数で

テレビドラマや映画化が決定するかも知れません。

 

この絵葉書って母親が旅行先から

実家の息子宛てに投函したものだとすれば、

旅行から帰った母親から

「旅行先から投函した絵葉書って届かなかった?」って

絵葉書の絵や内容を息子に話をしたはず。

 

なのできっと新社会人となり故郷を離れて

新しい街で一人暮らしを始めていた息子に向けて

故郷から絵葉書を送ったものじゃないかと。

 

元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか

寂しかないか お金は有るか 今度いつ帰る♬

 

 

たまに耳にする外国の航空会社や外国の空港での

預けた荷物が他の空港に運ばれていたりしての

荷物の行方不明問題。

 

あれって飛行機を乗り継いだ時に

一つ一つの荷物に浸けられたタグの確認を怠り、

荷物の移動をミスってしまうんでしょうけど

あれと同じ感じなんでしょうかね。

 

でもまあ航空会社や空港で行方不明になった荷物が

58年ぶりに発見されて持主の元に届けられたってのは

さすがに聞いたことはありませんけどね。

 

未配達の母親からの絵葉書を受け取り

気持ちが落ち着いた後で冷静になって考えると

本当なら投函した時の母親の息子への想いを

58年前に受け取れていたはずのものを

郵便局の管理ミスなのか怠慢によってなのか、

受け取ることが出来なかったのですから

 

あれ待てよと、

これ58年分の慰謝料請求が出来るんじゃねえって

裁判を起こしたりして………。

 

58年間、配達が遅れたことで大きな感動を得られたのも確か、

58年間の迷惑を被った郵便局の怠慢さといい加減さへの怒り。

58年間も投函された絵葉書一枚を破棄することなく

重要書類の如く大切に保管していた郵便局への感謝。

 

余計な感情や気持ちが湧き上がることもなく

シンプルに感動できる

インディアナ州の82歳の男性のような人が

人生を幸せに過ごす達人なのかも知れません。

 

案山子/さだまさし(まさしんぐWORLDコンサート「カーニバル」)

 

 

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