心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

騙された

2022年07月17日 | 雑感・愚見

 

2022年のインドで結婚式の会場で

新郎がカツラを装着していることを知った新婦が

ショックを受けて失神。

 

意識を取り戻した新婦は、

「ハゲていることは聞いていない!」と叫び

結婚を拒否する新婦を親族らは説得したが

新婦を説得できず結婚式はやむをえず中止。

 

 

新郎は、ハゲを理由に破談は納得いかず、

新婦は、ハゲは絶対に嫌だ。騙されたと怒り、

その勢いで何故か警察に訴えました

最終的に双方が訴えを取り下げて

二人の結婚は、破談となったとのことです。

 

 

日本の民法では、法定離婚理由として

認められているのが

 

●配偶者に不貞な行為があった時

これは浮気のことですよね。

 

●配偶者から悪意で遺棄されたとき

これは相手が何日も帰ってこないとか、

一緒に住むことを拒否されたとか

生活費を一切入れないとかかな。

 

●配偶者の生死が3年以上明らかでないとき

●配偶者が強度の精神病にかかり回復の見込みがないとき

●その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき

 

となっているようなので

ハゲを理由にして離婚はみとめられないようなのですが

慰謝料のことを考えなければ

一緒に住むのが嫌だと家を飛び出して関係を断った状態が

数年間経過すると婚姻関係が実質的に破綻していると

みなされて離婚が認められることになるようです。

 

インドの二人は、結婚式の当日であるものの

正式な婚姻届けは結婚式後に出す予定だったとすると

離婚じゃなくて婚約破棄問題扱いとなるのでしょうか。

 

日本では婚姻届けの提出当日に離婚するのは

双方の合意があれば認められるはずなので

離婚届を出せば良いはずですが

 

日本でも婚姻届けを提出済みの場合に

インドの二人のように新婦が結婚を拒否し、

新郎が破談を認めないとなると

簡単に離婚は難しくなりそうです。

(法律家ではないので正確な所は?)

 

しかし、新郎がハゲていることを知って

失神してしまうほど嫌なのですから

結婚を拒否したいという新婦の気持ちも理解できるし、

 

新郎が新婦にハゲを告げなかったことは

新婦を騙そうとしたというより

左側のお尻に小さな黒子があるような程度のことだと

考えていたのだと思いますし、

 

ハゲの何が悪いねん!と言いたい所ではありますが、

まあ人それぞれなので新婦が嫌だと思っていることを

おかしいとか、酷いとか言うのも変なので

新婦がそのような女性だっただけかな。

 

なのでどちらが悪いとか酷いとかではなくて

この二人には縁が無かったと

考えるのが妥当ではないかと思ったりします。

 

今後の二人に幸あれ

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。