心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

愛ゆえに

2023年04月17日 | 雑感・愚見

 

2020年7月 兵庫県で

離婚を拒否された34歳の妻が激怒し、

36歳の夫の後頭部を狙ってボーガンの矢を放ちましたが、

互いにとって幸運にも外れました。

 

普通は、それで冷静になって

自分がしでかした恐ろしいことに震えそうなものですが

今度は、包丁で首を刺すと言う暴挙に出て

首を刺された夫は、命は助かりましたが二ヶ月の重症を負い、

当然のことながら妻は、逮捕されました。

 

事件後、二人は離婚しましたが、

2021年の5月の女の初公判で被害者である元夫は、

「復縁して再び一緒に暮らしたい。」と述べ

執行猶予付きの判決を希望しました。

 

 

この事件について少し調べてみたんですが

加害者の元妻の語る世界と被害者の夫が語る世界とは

まるで違っていました。

 

34歳の女は、動機について

「働かず、暴力をふるう夫と別れるため。」と供述。

 

被害者の夫の友人の話では、

コロナ禍で職が限られる中で

飲食関係の仕事をしていたので

夫が働かないというのは加害者の元妻は

事実とは違うことを言っている。

 

友人は、事件が起きる前から被害者の男性から

奥さんの浪費や生活態度について相談を受けていた。

 

子供のために風俗の仕事はやめてくれと

繰り返し繰り返し言っても聞いてくれず、

感情的になって何度か手をだしたことは聞いていた。

 

事件後の被害者の夫は、

僕は別に、妻のことは恨んでいない。

自分が人間のクズだと見られることで

嫁が情状酌量になるなら、それで良いと話していた。

 

検察は、

「強い殺意に基づき悪質性が高いとして厳罰が必要。」

として懲役5年を求刑。

 

※言葉はキツイけど被害者の夫の心情を汲んだのか

弱めと言うか、殺人未遂事件ですよね。

かなり弱い求刑のような感じが………。

 

弁護側は、

「小柄な被告は、夫からの反撃を恐れて

高い殺傷能力の凶器を使わざる得なかった。」

と主張して執行猶予のついた判決を求めていました。

 

※この期に及んで、元妻は悪くない的な弁護は

どうなのか………。

何となく事が治まりそうなところに

こんなことを主張されたら「ちょっと待て」と

私ならやっぱキレて良いですかとなりそう。

 

 

2021年5月21日神戸地裁は、

殺人未遂の罪に問われていた34歳の女に

懲役3年・執行猶予5年を言い渡しました。

 

殺人未遂で驚きの執行猶予付きの判決は、

被害者の元夫の心情が大きく影響したんでしょうけど

それにしてもなあ………。

 

法廷で元妻の女は、夫と再婚する意志を示し、

夫も復縁して一緒に暮らしたいと述べていることから

元の鞘に収まるようです。

 

法律のことは置いておいて

当事者の二人がそれで良いと言うのなら

周りがとやかく言うことではないのかも知れませんが、

 

でもなあ・・・ しかしなあ・・・

元の鞘に収まって一緒に暮らし始めて

夜、ぐっすりと眠れるのかあ。

 

とにかく事件をきっかけに憑き物が落ちて

以後の二人の夫婦生活が幸せなものになることを

願うばかりです。

 

でもなあ・・・ しかしなあ・・・

色々な意味で凄いなあ・・・

 

 

 

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