高級店に卸している業者の方から貰ったトラフグを
友人が大量に持って来てくれたので
今夜は、フグ鍋となりました。
私達は、フグ鍋を「てっちり」とか「テッポウ」とか
言うのですが、東京では何て言ってたか忘れました。
私のフグ鍋の初体験は、
学生時代に先輩に連れて行ってもらった
大阪・千日前の「味園」で、
最後が、酉の市の帰りに食べた
東京・浅草の三浦屋です。
お皿に、山盛りの高級食材のトラフグ。
炊飯器には、締めの雑炊用のご飯。
トラフグ以外の食材として、
白菜、大根、ニンジンを適当な大きさに切り、
シイタケ、シメジ、マイタケを用意。
付けダレとして、ポン酢と一味、
大根、ニンジンのすりおろしを用意。
鍋に水を張り、顆粒出汁をぶち込んで
大根と人参もぶち込んで、
適当に醤油を垂らし
鍋から湯気が立ち昇り準備完了です。
高級食材のトラフグを
台無しにしてしまうのか、しないですむのか、
二人に少しばかりの緊張が走ります。
迷いや怖れを打ち払う気合一閃！
フグを鍋にぶち込み宴の始まりです。
モグ モグ、モグ、
モグ、モグ、モグ。
用意していた食材が、
あれよあれよと綺麗に消えて、
最後に、友人が激烈に押す白子が登場です。
私にとって白子は、
美味しいけれども多くはいらない
小鉢の料理の認識だったので
一個で十分と伝えたのですが、
この白子、一個食べたらもうそれはそれは、
コクがあってクリーミーでキレがあって、
温泉卵のような、チーズの様な、
とにかく美味い。美味すぎました。
一個で良いの言葉を即座に撤回して
友人と５個づつ完食。
私の白子へのイメージが一回の体験で
完全に書き換えられてしまいました。
私の施療においても、多くの人が
一発で停滞の要因となっている心の規則を
書き換えられる一助となりたいものです。
友人に感謝！この白子との出会いに感謝！
