心の扉 神戸カウンセリング花時計

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クーリング・オフ

2021年11月26日 | 雑感・愚見

 

2020年 春に中国で

離婚届の提出後30日以内なら

夫婦一方の意思で離婚届を取り下げられる。

と言う規定が導入されたとのことです。

 

喧嘩などに伴う感情的、衝動的な離婚を

防ぐのが目的だそうです。

 

 

日本の場合はとちょっと調べてみたのですが、

まず離婚届を書いて相手に渡したけれども

後になって気が変わった場合には、

役所に対して離婚届を受理しないように

申し出をすることが出来る制度があります。

 

役所で所定の用紙に記入、押印して提出すれば

離婚届が提出されても離婚は成立しません。

この申し出の有効期間は6ヵ月で

その都度、申し出をする必要があります。

 

離婚届が提出された後に気が変わったとしても

離婚届の撤回は認められていません。

 

ただし、

同じ相手と結婚することは可能なので

同じ相手との婚姻届けを提出することで

離婚届の撤回と同じ意味を持つことを

行うことは可能とのことです。

 

中国の場合は、

感情が高まって行動することを許容したもので

日本の場合は、

感情が高まったからといって許容できるものと

許容できないものがあるとした判断。

 

どちらの制度が国民にとって

良いのかと簡単に言えるものではありませんが、

感情的になった時に

どちらの方が行動のリミッターの外れ方が

激しいのかを見て取ることが出来るように思います。

 

私達の心の主役は、感情で

喜びや快感を得るために行動をし

悲しみや苦しみを避けるために行動します。

 

何事においても冷静に感情が伴わず行動し

何かを得ても喜びも快感も伴わなず

徹頭徹尾クールな生き方では

白黒の人生を生きていることになりかねません。

 

逆に感情の起伏が激しく、

始終激しい感情に突き動かされて行動するのも

起きなくてもいい危ないことが

色々と身の回りに起きそうです。

 

結論はいたって普通の結論

冷静さと感情のバランスが大切ですね。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



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