心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

天井裏の主

2022年11月16日 | 雑感・愚見

 

2020年 アメリカのネバダ州で

スーパーの天井裏で生活していた35歳の男が

逮捕されました。

 

犯人の男は、スーパーの総菜などを盗み食べ、

天井裏には、専用のリビングルームまで

造っていたようです。

 

 

犯人の35歳の男は、アメリカのネバダ州ライアン郡にある

スーパーマーケットチェーン『レイリーズ』の店舗の天井裏に

1週間ほど住み着き、食事は店内の惣菜を食べていたようです。

 

この犯人の男は、惣菜の窃盗を働いていますが

売上金には手を出していないようなんですよね。

 

もしかして、それはたまたまでしかなくて

天井裏生活の最終日あたりには売上金を窃盗して

とんずらの予定だったけれども

その前に逮捕されたのかも知れません。

 

売上金を窃盗するつもりだったのか、

全く頭になかったのか実の所は分かりませんが、

売上金に手を出しているかどうかで

罪の重さも違ってくると思ので

犯人の男にとって結果的に良かったかと思います。

 

逮捕に至ったきっかけは、

夜勤シフトの従業員が深夜に出勤した際に

店内の天井から突き出ている人の脚を発見し、

すぐさま警察に通報し逮捕となりました。

深夜に天井からぶら下がる人の脚。

びっくりしたでしょうねえ。

で、で、出た――――。

 

 

日本の場合は、空き家に侵入して

何か月か生活していた男が逮捕なんて事件が

あったように思うのですが

 

大胆にも言うのか愚かと言うのか、

如何にもバレて捕まりそうな感じがする

人の出入りがある建物の天井裏に侵入して

そこに住みつくなんて事件を

これまで聞いた記憶がないんですよね。

どうなんでしょうね。

 

アメリカでは、ホームレス等が

天井裏に勝手に侵入して住みついていたことが

過去にも何度かあるようですね。

 

まあホームレスの方々の場合は、

当然、逮捕されるでしょうけど

もう生きるか死ぬかの問題だと思うので

それらの事情を加味した判決を願いたいものです。

 

 

日本の場合は、マンションの自分の部屋の天井裏から

隣の部屋に住む女性の部屋の天井裏へ侵入した事件。

 

女子トイレの天井裏に侵入した事件。

 

天井裏ではありませんが

「生まれ変わったら道になりたい。」の名言を残した

側溝の間に寝そべってスカートの中を覗いていた

2013年の男の事件。

 

なので日本では天井裏に侵入する事件の場合は、

そこに住みつくことを目的にしたものではなくて

覗き目的が殆どのように思います。

 

 

さてですが、

覗きたいと言う欲求は、誰しもにある欲求であって

心の中に覗きたいと欲求があることを理由に

病気であるとか変態とか言われるようなものでは

ないのです。はい。

 

広義の意味では、ワイドショーとか写真週刊誌とかを

楽しむ気持ちも覗き欲求と似たようなもので

見たいか知りたいかの違いですね。

 

なので覗き欲求が強いか弱いかだけで、

強いからといって精神的な問題があるとは言えませんが、

強すぎた場合には、他人への迷惑行為となり

その先にあるのが犯罪行為となります。

 

ただ多くの人は、覗きの欲求が有るからと言って

やたらめったに欲求が発動しませんし、

欲求に突き動かされて犯罪行為に及ぶこともありません。

 

最近では、自分の覗き欲求を満たすためではなく

盗撮映像を販売して利益を得ることを

主の目的にした人もいるようですね。

 

 

なんにせよです。犯罪行為と分かっていながら

止めることができなかったり、

何とか止めることが出来ていても

強い葛藤で苦痛を感じていたりする場合は、

改善の取り組みを始めた方が良いことになります。

 

ではあるのですが本人が衝動を制御して

強い葛藤を感じている人はまだしも

犯罪行為だと分かっていても強い衝動から

行動を起こしている人の場合は、

改善のための取り組みは難しくなります。

 

大抵は、誰かに促されてやって来たり、

また本人の考えでやって来たとしても

本人にとって快楽であり満足であり

喜びを得ているので

なにかとんでもない大きな痛手を被らない限り

本気で改善する気持ちにはなれないんですよね。

 

スポーツでも勉学でも何でもそうですが

本気で取り組む気持ちが持てるかどうかで

その先の成果が全く違ってきますからね。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。