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心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

成せば成る

2019年09月27日 | 雑感・愚見

2008年に閉園した小豆島孔雀園は、

約3,000羽の孔雀を放し飼いにし、

音楽に合わせて高さ10mの高台から40羽の孔雀を羽ばたかせる

飛行ショーが1時間に一度、多い時には複数回開催されていて、

年間に50万人も訪れる人気の園だったのですが、

 

2002年あたりから飛行ショーで

園内を囲む高さ5mの柵を越えて飛び去る孔雀が続出して

約3000羽いた孔雀が500羽へと激減。


その影響なのか孔雀園を訪れる人も次第に減少し、

2008年に38年続いた孔雀園は閉園となりました。

 

柵を飛び越える孔雀が続出したのは、

本来、飛ぶことが得意ではない孔雀達が、

飛行ショーを何度も繰り返す内に

飛行することが上手くなったことが原因のようです。


私は、人間に飼われている動物は危険が一杯の中で生きる

野生の動物よりも運動能力が低下するものだと思っていました。


ところが、小豆島孔雀園で飼育されていた孔雀の飛行能力が

野生のままの孔雀よりも向上したと言うのですから

人間が無理やりと言うか、飛ぶことを促す鬼コーチの人間の存在が、

孔雀のポテンシャルを引き上げたことになります。


この出来事って、才能や能力や環境の所為にする前に、

何か一つの物事に真剣に打ち込めば、

誰もがその分野で自分が思う以上の実力、能力を持てるって

孔雀が教えてくれてんじゃねえの。

って思ったりするんですよね。


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木村一基王位誕生

2019年09月27日 | 人物

昨日、将棋の8大タイトル戦の一つ王位戦が行われ、

挑戦者の木村一基九段が、豊島王位をフルセットで勝利して

念願のタイトルを奪取しました。

 

木村九段は、これまで6度のタイトル挑戦の場に

登場していましたが、

あと一歩のところで敗退が続き、

しばらく成績もやや低迷し、

タイトル戦から遠ざかっていました。

 

そのことから強かったけれども

タイトルには届かなかった棋士と

過去形で語る人もいましたが、

 

ここ最近は、複数のタイトル挑戦権争いに加わり、

最高峰のA級にも復帰も果たし、

当時の強さ以上の強さを見せるようになりました。

そして、

今回、脂がのりに乗っている豊島王位に勝利して

念願の初タイトル奪取となりました。

 

故米長邦夫氏の初名人位奪取の時も感動しましたが、

木村一基九段、いや新王位は、

タイトル奪取後のインタビューで

涙を流していましたね。

 

今回のタイトル戦は、

何度も何度も悔しい想いを味わいながらも

諦めることなく研鑽し

挑戦の場に立った木村一基九段を、

日本人の精神、判官びいきが作動していたのか、

木村一基ファンの方だけでなく豊島ファンの方々も

木村九段を応援している人もいたように思います。

 

木村一基新王位、本当におめでとうございます。

いや~凄かった。

 

 

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