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心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

ダイエットと減量

2018年12月28日 | 雑感・愚見

1990年、アメリカのM・へブランコは、

数か月で人間業とは思えない300㎏を減量して

ギネス・ブックに掲載され、

その10年後には、体重が500㎏ある

世界一太った男としてギネスに再び掲載されました。


ダイエット、ダイエットの文字や言葉が躍り出して

最後のダイエット法、究極のダイエット法と呼ばれるものが

毎年のように書籍やテレビで紹介されたりしています。


毎年のように違った手法が紹介されていると言うことは、

どれもが成功率が高いものではないことを

示しているように思えるのです。


つまり、色々と紹介されているのは、

ダイエットの方法ではなく減量の方法かと思います。

減量は簡単ですが、

ダイエットは簡単なものではありません。


減量は、短期間だけ

頑張りと我慢のスイッチを入れて

摂取と消費のバランスを変えれば

驚くほど体重が落ちます。


何でも経験して置こうとして、

私は過去に減量をして、

1か月半で20数キロ落した経験があります。


減量の怖いのが、アメリカの方のように

元に戻そうとする身体の機能が働くことで

強烈なリバウンドがあります。


リバウンドを繰り返すことで、

美と健康のために始めたはずの減量(ダイエット)が

美と健康を損ねる原因となります。


このリバウンドを防ぐためには、

落した体重を維持するために

減量から節制へと切り替えて、

その節制をずっと続けることになります。


何かの番組に出ていた医者が、

レプチンとか何とか言うものに

個人の安定体重が設定されるそうで、

落とした体重を1か月か3か月維持すれば、

その体重に設定が書き換えられると

話していましたが、

落した体重を2年間維持した私の場合、

そうはなりませんでした。


私の場合、節制を続けられなかったのではなく

維持したくない理由が出来たので

節制を解除したのですが、

3か月どころか2年間維持したはずなのに

リバウンドが始まりました。


減量とは体重を落とすための取り組みですが、

ダイエットは体重を落とす取り組みではなく

習慣を変える取り組みだと思っています。

 

摂取と消費の習慣を変えるだけではなく、

ストレスを解消したり、欲求を充足させたり等、

様々な要因を解決した分だけ、

自己管理とかいう大層なこととは関係なく、

身体は、自然と適正体重を

維持してくれるようになります。


しかし、さほどの苦も感じずに

自己管理を長く続けることが出来る人も

少なくないので、そのような人は

身体の健康のためにも減量を始めても

良いように思います。


ダイエットに関しての施療となると、

食欲を減退させるために

直接的な催眠暗示を行うことで、

その一助を担うことは出来るとは思いますが、

それよりも、

心理療法とか催眠を活用して

ストレス解消や軽減、ストレスの発生源を解消する

間接的な取り組みの方が有効かと思います。


催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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