今だから…昭和さ ある男のぼやき

主に昭和の流行歌のことについてぼやくブログです。時折映画/書籍にも触れます。

ウィリー沖山「スイスの娘」

2006-10-22 11:25:40 | 戦後・歌謡曲

昨日、横浜県民ホールへ「第6回C・M・F音楽祭」へ行って来ました。
雪村いづみ・弘田三枝子・山下敬二郎・西口久美子@元青い三角定規・ウィリー沖山…それはそれは濃いメンバーで、日本の中高年は元気イッパイであることを思い知らされました。出演者も客も元気元気…トイレは近いけど(笑)
あの調子ではあと数十年はイケそう…私のほうが先にくたばりそうです(汗)

その会場で、ウィリー沖山さんの自主製作のベスト盤が売ってました。
ウィリーさんを見たのは2度目なんですが、最初に見たとき、「これはCD欲しいな…」と思っていたので、喜び勇んで購入。
ショーが終わったらみんな買いに行くのかな…と思いましたが、もう持っているのか、CDをいじれる世代じゃないのか(大汗)、皆さんサッサとトイレットか外へと消えていきました…。おかげでスムーズに買えましたけど。


ウィリー沖山「スイスの娘」
やっぱりというか、残念ながらというか、インディーズ盤です。
一応Amazonでも買えますよ。

しかし、インディーズとあなどるなかれ!
ビクターがチャンと協力しているので、当時のオリジナル音源
しかも、マスタリングが別宮環氏という、その筋では高名な方。
よって、あの当時の音が良い音で聞くことができるのであります(^▽^)

Mr.ヨーデルの異名を持つウィリー沖山。
実はヨーデル以外でも何でもござれ、なお方。
低音の響きが実にイイ…。日比谷のジャズフェスティバルで歌ってた「慕情」にはシビレました。あの手のポピュラー系をまとめたCDもお願いしたいですね。
惜しまれるのは今手に入るCDがコレ1枚きり。
やっぱり巧過ぎる人は売れないらしい…。

さて、CDの収録曲は…。
キャトルコール
スイスの娘
東京のヨーデル唄い
バック・イン・ザ・サドル・アゲイン
ダーリン・ダーリン
ヨーデル唄いと洗濯女
ホワイ・ベビイ・ホワイ
アルプスの若者たち
アルペン・ミルクマン(山の人気者)
恋の投縄
悲しいヨーデル
アイ・ミス・マイ・スイス
スケーターズ・ワルツ・ヨーデル
チャイム・ベル
峠の我が家

の全15曲。これで2500円。(ココに解説あり)

これ、予想以上に聴いていて心地良いです。
良い買い物をしました。
個人的には「スイスの娘」「東京のヨーデル唄い」「峠の我が家」がおススメ。
特に「峠の我が家」の低音がたまりませぬ。巧すぎるぜウィリー。

公式サイトを見ると、昭和8年生まれだそうです、ウィリーさん。
何の何の、声は裏声から低音まで衰えるどころか円熟味の増した素晴らしいモノになっております。見に行ってみる価値はあると思います。

…とまるで、ウィリー沖山の太鼓持ち状態になって、今回はオシマイm(_ _)m