千曲川支部ブログ

支部行事報告

TDK千曲川工場跡地の変遷その後(2016年8月現在)

2016年08月16日 | 日記

千曲川支部の会員はTDKの磁気テープ事業の中で特に千曲川工場に直接的又は間接的に関わって来た皆さん達です。8月末現在支部会員は173名ですが退職後支部メンバーとして加入していない人も多くいます。1985年頃の千曲川工場の最盛期には1200名を超える多くの人が働き佐久の地域経済の活性化にも一役を果たしていました。しかし1985年9月22日の「プラザ合意」以後の急激な円高指向の為替変動により工場機能の海外シフトの加速化が始まり、千曲川工場もその煽りで次第に縮小の方向え歩まざるを得なくなりました。更に技術の進歩により記録媒体も磁気記録から光記録等に進化する中で一層の縮小化が計られ最終的には千曲川工場は閉鎖に至りました。     時系列的に千曲川工場の歴史を整理してみますと、    1、昭和44年(1969年)第1期工事が完了し操業開始式典が行われた。     2、昭和52年(1977年)後工程完成と生産技術棟完成      3、昭和54年(1979年)ビデオ組み立てV-CATS稼働       4、昭和56年(1981年)ビデオ前工程専用11Cラインの稼働       5、昭和57年(1982年)物流棟と第二工場棟の増設        6、昭和59年(1984年)トラックヤードが完成 工場全体の機能が整った            7、昭和61年(1986年)から海外シフトの加速化が始まる      8、平成7年(1995年)磁気テープの生産は停止する      9、平成18年(2007年)光デスクの生産が停止して工場閉鎖となる      10、平成22年(2010年)8月26日工場解体前の見学会とOB懇親会が開催される      11、平成23年(2011年)9月工場が解体され更地となる       工場跡地は佐久市が買い上げその後シチズンに再売却され8月末現在シチズンが工場建設中で建物は90%程度出来上がっている様子です。   武井 悠 記

平成22年(2010年)8月26日工場解体の前にOB達の見学会が催されました。昔馴染みのある人達ばかりです。

見学会の後のOB懇親会には佐藤相談役も出席しました。

千曲川工場の花として活躍した女性達もOB懇親会に参加してくれました。

見学会と懇親会についての詳細は本ブログのバックナンバーの2010年8月の記述を参照ください。

 

写真の日付けは10月8日になっていますが、9月末までには解体整地が完了しています。

整地されたTDKの所有地は佐久市が買い上げシチズン時計に転売されて、シチズン時計ミヨタ佐久工場として2016年8月現在建設が進められ建物の外観は9割方完成している様子です。

千曲川工場時代の第一工場棟から物流のトンネルあたりて大規模な建物となっています。

これもシチズン新工場の一部です。

歩道橋橋から正面佐久平駅方面を望む 左側は体育館、物流棟が建っていた場所です。

TDK千曲川工場の跡地は細切れされることなく、シチズン時計KKが広大な敷地(約2万7千坪)を一括購入しそこに昔の千曲川工場を彷彿させる立派な工場の建設を目の当たりにして感慨深いものを感じます。

何時か千曲川工場の跡地を訪ねた時、シチズンのミヨタ佐久工場(実際は佐久のTDK跡地に立地)の敷地にTDK千曲川工場が存在したのだと想いに馳せって頂ければと思う次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


平成28年度納涼パーテーからの報告

2016年08月05日 | イヴェント

8月4日(木)午後6時より佐久グランドホテルにて千曲川支部恒例の納涼パーテーが開催されました。参加者は63名で初めて参加した人は、野口潔、中村清雄、中野秀俊、柳沢光雄、以上4名の皆さん達でした。午後6時に佐藤副支部長の司会で進行し先ず最初に堀内支部長の開会の挨拶の後、新規参加者4名の皆さんからそれぞれ自己紹介の挨拶がありました。引続き特別ミニ講演として、30年以上前にTDK磁気テープ事業が最盛期時代TDKニューヨークの責任者としてアメリカ市場拡販のため苦労された上田和男さんが、SDテープがアメリカ市場をリードしたこと、TDKテープがアポロに乗って月を往復したこと、アメリカ人の販売業者を連れて何回も千曲川工場を訪問した時の思い出等を話してくれました。そのあと宴会オープンの乾杯をすると一気に会場の雰囲気が和らぎ同窓会のようになり、それぞれが入り乱れて輪となり話に興じていました。その様子は写真を見て頂けば分かると思います。午後8時には長老の清池龍蔵さんの音頭で会を締めホテルから最寄りの人以外は全員待合わせていたバス、タクシーで帰宅の途につきました。次回の懇親会は平成29年1月10日(火)の新年会です。

堀内支部長と佐藤副支部長 納涼パーテーの開会を宣言しています

今回の新規参加者 左から柳沢光雄、中野秀俊、野口潔、中村清雄 以上の皆さん達です 昨年から今年に定年退職した人たちです

開会の挨拶をする新支部長の堀内隆史さんです

写真中央はミニ講演をした上田和男さん 彼を挟んで30-40年位以前に上田さんがNY駐在当時技術サポートとして協力した畦上仁さんと中山陽一さん、 久々の再会です

磁気テープの研究部門を支えた人達、左から 古賀啓治 福田一正 江崎城一郎、野口潔 森田治幸 金井寛 剥岩芳信 丸田文生 以上の皆さん達です 

海釣りのメンバー 大塚正幸 神津 弘 川上義雄 佐藤和幸 遠藤精一 以上の皆さん達です

千曲川工場時代の仲間達 佐藤一英 鎌田豊稔 清池龍蔵 横森隆海 川上義雄 以上の皆さん達です

スッカリ酔いの気分に浸っています 神蔵 昇 渡部国明 藤 茂 中村清雄 柳沢光雄 大塚徳雄 以上の皆さん達です

ここにも談笑の輪がありました 前列左から 依田邦一 梶本憲文 大沢早雄 川原 博 佐藤信弘 後列左から 渡辺 進 福田一正 斉藤金春 以上の皆さん達です

懐かしい同窓会気分です 左から 松井常雄 内田裕紀 高木 繁 志水久夫 小林啓司 高柳幸信 後ろ側左方を歩きかけている丸田文生、続いて 横山研二 桜井章夫 石川裕二 以上の皆さん達です

 その昔磁気テープ原反を塗ったり、切ったり、検査した仲間達 左から 小林幸男 中村 昇 荒井(南雲)弘 吉田靖史 浦中 忠 以上の皆さん達です 

 


平成28年度第2回麻雀大会の報告

2016年08月05日 | イヴェント

大沢早雄さん主宰の麻雀大会が8月4日(木)社友会納涼パーテー開催に先立って午前10時から午後5時まで行われました。今回も4パーテー16人でゲームが行われましたが、主宰者の大沢さんはメンバー集めに苦労されました。趣味が多様化した昨今では昔のように麻雀に興ずる人口が少なく、最近退職した若者(?)達の多くは余り麻雀ゲームに興味を示していません。それ故今回集まったメンバーも何時もの顔触れで平均年齢は72才の人達でした。しかしゲームが始まると全員7時間近く続いたゲームに集中し年齢を感じさせない元気さでチー、ポイを繰り返していました。優勝は参加者の中で最も若い志水久夫さん,準優勝はやはり若い遠藤精一さん、三位は70才を超えた堀内隆史さんでした。

前列 佐藤一英、奈良、宮崎、渡辺文昭、後列 遠藤、内村、大沢、志水 以上の皆さん達です

中村昇、佐藤信弘、武井悠、鎌田豊稔 以上の皆さん達です

片平敏美、奥村茂貴、堀内隆史、渡辺進、以上の皆さん達です

優勝者の志水久夫さんが主宰者の大沢さんから優勝賞品を受け取る場面です

準優勝の遠藤精一さん

麻雀の名手を自任していた堀内隆史さんは3位はやや不満足だったようでした