千曲川支部ブログ

支部行事報告

千曲川工場跡地にシチズンの工場が完成し稼働開始しました

2016年12月06日 | 日記

2016年8月16日のレポートでTDK千曲川工場の跡地は佐久市経由でシチズンに購入され、新しく工場が建設されている報告を致しました。この度その工場が完成して12月2日に完成式典が行われました。以下12月3日(土)付けの信濃毎日新聞の記事を引用いたします。     腕時計製造などのシチズン時計マヌファクチャリング(埼玉県所沢市)が佐久市根々井で建設していた「ミヨタ佐久工場」が完成し、12月2日現地で式典が開かれた。同社によると、シチズン時計直轄の工場新設はおよそ半世紀ぶりで、時計組み立て工場では世界最大規模。敷地面積は8万3192平方メートル(TDKの元所有地の100%)で鉄骨2階建て延べ2万739平方メートル。主にムーブメント(駆動装置)や完成品の腕時計を組み立てる。ミヨタ工場(御代田町)飯田殿岡工場(飯田市)等の生産ラインを集約して量産機能を高める。ミヨタ工場の老朽化などに伴い新設。高速交通網が整い、災害が少ないことなどを考慮して佐久市を選んだ。現在製造ラインの移管は15%程度で半年程で5割程度に高め、2018年春に完成させる予定。ムーブメントの生産量は月間1000万~1200万個を想定している。従業員は300人で段階的に増やす方針。現地採用も予定している。シチズン時計マヌファクチャリングの荻原秀雄社長は取材に「雇用だけでなく、小中学生や住民が見学できる、地域に開かれた工場にしていきたい」と話した。   他社の工場ではありまずが、TDK千曲川工場の跡地がこのようなかたちで再生したことは本当に喜ばしいことと思います。 

正面入口から

工場の外観

敷地東南角の歩道橋から見た工場の建物

従業員の駐車場側から見た工場 手前のフェンスから駐車場周辺はTDK時代は研究開発棟があった場所