あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

銭湯お遍路42

2011-04-22 | 日記
多摩市 立花浴泉
多摩市一宮3-6-5  京王線聖跡桜ヶ丘下車 徒歩3分
川崎街道をから少し入った狭い道路沿いにある。
煙突を目指して歩く。
交番が駅のすぐそばにありますので便利です。




入り口には牛乳石鹸の暖簾がかかっている。
下足箱は松竹錠、下足番は木製。
中に入るとおかみさんがフロントから優しく迎えてくれました。



脱衣室とてもきれいで清潔感があふれていました。
天井は高く格天井でした。


天井のマス目の中には、梅やあやめなどいろいろな花が描かれていて楽しめます。

ロッカーは多く床はピカピカ、洗面台もきれい、
ドライヤーは普通のと、7分間100円のイオンドライヤーがあります。
これはオゾンウオッシュといいブローしながら清潔な髪に、
マイナスイオンで潤いアップするとのことです。

額絵もゴッホの絵や赤富士の絵がありとても和みます。

浴室の背景画は雄大な赤富士のペンキ絵。
側面の壁にはアニメが描かれていました。

カランは20、全箇所シャワーヘッド付き。

浴槽は2槽でバイブラと座湯、この日はラベンダー湯でした。
他に水風呂、サウナとあり、定期的な薬湯日の張り紙がありました。

お風呂上りにコーヒー牛乳を飲みながら、
フロントは人のよさそうなご主人に代わっていて、
いろいろと世間話をしてきました。
震災の話から東京都の銭湯状況や、
地域の銭湯事情など話され一休みし、
10日から始まった第3回「風呂屋の富士山詣で」の
スタンプ帳をいただいた。

このスタンプ帳は10軒の銭湯を回って
銭湯オリジナルグッズ、「お風呂に貼れるバスポスター」をゲット。
自宅のお風呂に入りながら富士山の絵をながめ銭湯気分を味わえる。
また9月30日までに10軒回ってゲットしよう。

立花浴泉は清潔で雰囲気も良く
また行ってみたいお風呂の一つになりました。





井の頭公園

2011-04-21 | 日記
満開の桜の咲くころ井の頭公園に友人と行ってきました。
花見客でにぎわうなか、久々に会う友人との出会いに
心開く日でもありました。

友人のお手製のおはぎをいただきながらの花見、
花より団子とはいえ美味しいおはぎに大満足し、
卵焼きや漬物に舌鼓を打ちながら、
桜を愛で風情があるゆったりとしたひと時を過ごすことが出来ました。

園内をゆっくり散策し、野草に詳しい方たち、
写生を楽しんでいる人、いろいろな方と触れ合い、
少し汗ばむくらいの陽気でしたが、
雑木林の方は人も少なく森林浴ができ
マイナスイオンをたっぷり浴びてきました。
午後になると一段と花見客が増えていました。

帰りはお決まりのコース、北口へ出て、
大好きなダイア街を歩き、相変わらずの行列の店を横目で過ごし、
さつま揚げの「つかだ」さんで買い物、
ハモニカ横丁では魚屋さんでしばしの会話を楽しみ、
いつ行っても昔懐かしい吉祥寺でした。


公園内は賑やか、水鳥は優雅に泳ぎ、
桜は中心の色が黄緑からピンク色が濃くなると
散り始めのお知らせだそうです。



雑木林からの斜面にはいろいろな花が咲いていました。


芭蕉の俳句で「さまざまの事おもひだす桜かな」とありますが、
いろいろあった後の花見は、芭蕉の句のように感慨深いものでした。

銭湯お遍路41

2011-04-15 | 日記
三光湯
昭島市東町4-11-1 JR青梅線西立川南口下車 徒歩5分

4月上旬昭和記念公園に桜を見に行きましたが、
一部を除きまだつぼみも膨らんでいない状態でした。
その帰りに公園側とは反対方向の三光湯に行ってきました。

駅を降りると地域の案内板がありそれを見て検討をつけて、
青梅方向に向かって歩いていくと、
左側に入る小道がありもしやと、思った通り煙突が見え始めました。
まるで銭湯に行くための道のようでした。
そこを通り抜けると大きな道路沿いに堂々とした三光湯がありました。


建物は立派な破風作りで、何処から見ても伝統的な二段屋根
白壁と白いタイルに一層映えていました。



飾り彫刻のように見える懸魚は龍のように見えました。



フクロウの暖簾が下がる入り口

男女の入り口の暖簾もフクロウと兎の絵が描かれている素敵な長暖簾でした。

フロント形式 広くて明るいロビー
脱衣所は広く一通りの設備が備わって比較的新しいものでした。

浴室は明るいタイル張り、絵はモザイクタイル画でした。

浴槽は備長炭入りの滑らかなお湯で、
サウナ、ジェット座湯、ボディマッサージ湯、
薬湯は毎日「宝寿湯」、他に「あわあわ」などもあり、
それぞれ楽しめるお風呂です。

火照った体は水風呂でほんの少し冷やし、
体調を整えてから上がってくるとのぼせない。

帰りにはフロントの方が娘さん代わっていて少し話ができました。
肌も何気につるつると柔らかくなってとてもいいお風呂でした。


昭和記念公園に咲いていた花々です。





銭湯お遍路40

2011-04-12 | 日記
吉祥寺 弁天湯

JP吉祥寺駅下車 ダイア街を通り抜け、東急デパートを目指し、
藤村女子中・高の隣 徒歩7分 煙突が見えてきます。

以前から行きたいところだったがやっと、3月に行ってきました。
東日本大震災のあったあと少し落ち着いてからでしたが、
3月は1回しか行かれなかったので、今年中の88か所目標達成は遠のきました。

ダイア街を抜けてまっすぐ歩いて行くと煙突が見え、
外には薪が沢山積み上げてありました。


弁天湯は定休日に「風呂ロック」B.T.Uと題してライブイベントを行っています。
外壁にも表示してあり、内部にはポスターが貼られ有名人も出演されていました。



カウンター形式でフロントも広々としています。

脱衣場も広く、浴室との仕切りの上部には裸婦、魚、海藻の絵が摺りガラスに描かれています。
浴室への入り口は3か所あり、洗面台の他に小さな洗い場までありました。
籠、ロッカーは多く、床はピカピカ、トイレは中庭に面してありました。

浴場はシャワー付きカラン、黄色のケロリン桶。
背景画は2月に描き替えられた、ローマのヴェスピオス火山の絵が雄大でした。
絵師は、中島盛夫氏。完成後盛大なイベントが行われたようです。
他に舟・鳥の絵や彫像などあり中々賑やかでした。

浴槽は、薬湯・レモングラス+グレープフルーツ(精油入り)、日替わりのようです。
電気風呂、座湯、カリウム石浴湯、などあり、
色とりどりのバラの花が浴槽一杯に浮かんでいました。
バラの花に囲まれて入ったのは初めての経験でとてもいい気分でした。

帰りは日も暮れて街中が節電の影響で暗い中ふと見ると、
昔、夫とよく行ったレストランが目に入り、迷った末寄ってみました。
50年前は「バンビ」という名前で、今は平成に入りリニューアルし、
店名も「ジャポールージュ」となり外観も変わっていましたが、
中は相変わらず狭い階段を上がっていく2階はそのままでした。



スタッフの方と昔話をしながら、レストランバンビ時代の復刻メニュー
「牛ハラミのバンビ焼き」スープ、サラダ、パンといただき、
湯上りの後のお腹を満たしてきました。
ずっと節約節食ムードで過ごしてきましたので少々のスタミナを・・・


街中計画停電、節電のためネオンは消え以前の賑やかさはなく、
ほの暗い道を駅まで歩き、被災地の状況を思うとこの比ではない。
一日でも早い復興を願うばかりでした。



片倉城址公園

2011-04-09 | 日記
4月3日、友人に誘われ片倉城址公園に行ってきました。
弟の通夜、葬儀と重なって気も重かったので、
カタクリの花の群生地と聞き思い切って出かけました。

朝から曇っていて気温も低く、せっかくのカタクリの花は、
皆、下を向きつぼんでいました。
カタクリの花は温かくないと開かないそうです。
花の写真は早起きとは限らないようです。


カタクリ・片栗 別名:カタカゴ(堅香子)の花は、
ユリ科の多年草で種子が地中に入ってから7~8年かけて
やっと花が咲きます。



片栗粉の名はカタクリからきていて、高価なため今ではジャガイモから
でんぷんを取り片栗粉としている。
昔は薬などとして利用していたようです。

片倉城址公園は、城址と豊かな自然環境が残る公園として
東京都指定文化財や八王子の八十八景に選定されている。
公園に入ってすぐたくさんの彫刻が目に入ります。
この彫刻は長崎の「平和記念像」の製作で有名な
彫刻家北村西望や他の彫刻家作品17基が展示されています。
また、池がありカワセミやカモが訪れる人を楽しませてくれているとのこと。
この日はカモが遊んでいました。



片倉城址跡は芝生の広場として、家族連れのピクニックなどで賑わっています。
桜の花はまだちらほらとしか咲いていませんでした。



他に住吉神社があり、片倉城を守るため、北東鬼門の位置に、
城の鬼門除けに建てたと伝えられています。

神社を守っている方々からこの日はお茶のサービスがあり
たき火を囲み暖かいお茶とお菓子をご馳走になりました。
昔の話に花が咲き、いかにこのあたりが素朴な所だったかと
貴重な話でしばしの団欒を楽しんできました。




入り口広場から雑木林を抜けて広場に向かう小道沿いは、
四季折々の花が楽しめる散策コースになっていて、
北側斜面にカタクリの群生がありましたが、
寒さにじっと耐えていて花は開いていませんでした。
開いている花を見つけてやっとカメラに収めてきました。
額アジサイもさびしそうに震えていました。

暖かく太陽を一杯浴びて咲く姿を想像して帰途につきました。