あるがままに徒然雑記

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菖蒲湯 銭湯お遍路番外編 松の湯

2014-05-05 | 銭湯お遍路
七節気 【立夏】第19候 蛙始鳴(かわずはじめてなく)
朝晩の寒さも和らぎ、蛙がようやく鳴き声を聞かせ始めるとき。

5月5日は端午の節句。
今では男の子の成長を祈る節句となっていますが、
もともと旧暦5月は梅雨の湿気で伝染病や害虫などに悩まされる時期でした。
そこで、奈良時代、5月の最初の午の日に菖蒲を飾って邪気を祓うようになりました。

菖蒲湯は薬草の菖蒲で穢れを祓うことから、
端午の節句は【菖蒲の節句】ともいわれます。
菖蒲湯に浸かると葉が香り立ち、
茎の部分が保湿効果や血行促進にもなります。
                       参考文献【日本の七十二候】より。

そこで今日は近所の銭湯【松の湯】へ行ってきました。
松の湯は銭湯お遍路を始めた最初の銭湯。
浴槽は、岩風呂、ミクロ風呂、ボディマッサージ風呂、
座風呂などすべてに大きな菖蒲の束が3~4束入れてあり、
湯はあふれ湯温も熱めで快適なお風呂でした。
他にサウナ、水風呂もあります。
カランからの湯量も豊富で文句なし。
天井も高く背景画は近代的なモザイク画、
壁面には現代の背景画絵師、中島、丸山氏のポスターが貼られていました。
このポスターは水に濡れても破れない特殊加工印刷がされており、
東京都公衆浴場組合で購入できます。
はじかみも何枚か持っていますがながめているだけ・・・

確かに菖蒲湯の効果は絶大でした。
今日の気温は低く、くらやみ祭のお手伝いで、
一日中立っていた身体は冷えきっていましたが、
腰、肩甲骨、ふくらはぎ、足裏などマッサージ風呂などで、
十分温まった身体は夜風が心地よく、
家に帰ってもまだ汗が吹き出てきました。
肌はつるつるスベスベしています。
菖蒲湯の銭湯に行って正解でした。

菖蒲湯のポスター


松の湯入り口


暖簾が新しくなっていました




 

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