ふるさと府中歴史館・遺跡

ふるさと府中歴史館館長さんのご案内で、
歴史館内と周辺の遺跡を見て回りました。

ふるさと府中歴史館は4月1日にオープンしました。
場所は元中央図書館を改修して整備されたものです。

１階…国府資料展示室ほか
２階…公文書資料室、公文書展示室、宮町図書館ほか
３階…国府資料室、会議室、事務室ほか

国府資料展示室では、古代国府を中心とした市の歴史や
文化に関して紹介する施設となっています。
タッチパネルを利用して「デジタル郷土かるた」や万葉集、
大型画面のCGによる奈良時代の国府の風景など
子供から大人まで楽しみながら学習できます。
はじかみもかるた遊びや、国府の風景など見て遊んできました。

２階の公文書資料室では市の歴史を物語る
文書資料を保存・公開するための施設です。
ゆったりと昔の資料を見ることが出来ます。

また宮町図書館もリニューアルされ、
地区図書館として活用されています。

３階の国府資料室では国府についての資料が閲覧されます。

ほかに国府の出土遺物や歴史的的公文書資料なども
展示されているコーナーがあります。

府中の歴史の深さを感じるふるさと府中歴史館でした。

歴史館を後にして周辺の遺跡を回りました。
新緑の中、新装なったまばゆいばかりの大國魂神社


国府跡からは、国司などの役人の宿舎、
国府で暮らしていた人々が住んでいた家や、
当時使われていた文房具などが発掘されています。


京所（きょうず）多摩寺跡　宮町2～3丁目付近　


府中行在所跡（御座所）　伊勢丹の南側
明治天皇が行幸の際、休憩や宿泊されたところ跡
現在は行在所を解体、移築して、
郷土の森に風格のある建物として復元した。


くるる　


ぷらっと博物館　くるる館南側　
発掘された遺跡の状況がわかり、
土器なども展示されています。

他にも「まちかど博物館」がフォーリス銀行内にあります。
大國魂神社境内東側には他多数の遺跡が点在し、
今ではビルやマンション、住宅となっているところが多い。
どんどん変わっていく街の風景、
昔の面影をたどるのもまた楽しいものでした。