あるがままに徒然雑記

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府中市・文化遺産を訪ねて

2012-09-01 | 日記
東日本大震災からもうすぐ1年半。
「防災の日」の1日、全国各地で地震や津波を想定した訓練が実施された。
「防災の日」は、被災地の人々が復興へ向かって、
懸命に頑張っているその現状を心新たにしてしていきたい日でもある。

奇しくも1日の天候は荒れ模様
8月に降らなかった雨が一気に激しい雷雨となり暴れだした。
かろうじて雨が降り出す前に市内の文化遺産を訪ねてきた。

市史跡 御嶽塚(みたけづか)
平成16年3月府中市史跡に指定される。
市内でも数少ない盛土が現存する貴重な塚

JR南武線西府駅の西、徒歩1分。
西府文化センターの一角にある。
府中崖線沿いのこの地域では発掘調査によって
約13基の古墳群が発見されたが、この御嶽塚はそのひとつ。
周囲に溝のある円墳だったと考えられる古墳で、
塚の上の石祠には御嶽大権現が祀られてある。
西府文化センターの西側には、
圭頭太刀、鉄鏃、金銅製の耳飾りなどの多くの副葬品を伴う、
河原石積みの横穴式石室の古墳が、
並んでいたことが明らかになっている。
これらの古墳は、御嶽塚古墳群と呼ばれ、
古墳時代後期の6世紀から7世紀初めに築かれた古墳である。

御嶽塚


御嶽大権現の石祠


「小野宮願主内藤伊助 安政五年十一月吉日」の銘


市指定文化財
甲州街道本宿一里塚跡

甲州古道は、江戸を起点とする五街道のひとつであり、江戸日本橋から、
内藤新宿を経て、府中宿を通り、さらに多摩川を渡り、日野の万願寺、
そして甲州へと続き下諏訪で中山道と合流していた。
この本宿一里塚は、江戸よりちょうど八里目にあたる一里塚。
現在は日新町1-10、日本電気(㈱)府中事業場内にあり、
この碑も日本電気(㈱)によって昭和43年に建てられたもの。
見学は受け付けに寄り許可が必要です。

七里目は市指定文化財、甲州街道常久一里塚跡が
清水が丘3-15にあります。

塚の上には、榎やけやきなどが植えられて、
旅人が陽射しを避ける休所ともなった。



甲州道中一里塚跡の碑

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