あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

多摩めぐり30 多摩市

2011-10-20 | 日記
万葉のロマン「多摩よこやまの道」と多摩丘陵の歴史を辿る

23年9月17日 タマケンツアーに参加
多摩市教育委員会・学芸員 山崎 和己さんの解説にて
多摩ニュータウンの文化財・多摩よこやま道を歩き
多摩丘陵の歴史を知ることがテーマでした

画像をYou Tubeにて一部載せましたので合わせてご覧ください



多摩センター駅集合
旧富澤家住宅 
明治天皇がうさぎ狩りに訪れた際「御小休所」となった由緒ある家
旧富澤家は江戸時代初期から、連光寺村の名主を代々勤めました
入母屋屋根の式台玄関(客用)お月見飾りがあった

パルテノン多摩の歴史ミュージアムにて、多摩丘陵の歴史を学ぶ
小野神社の随神倚像(東京都指定有形文化財)など貴重な画像を見る

白山神社
東福寺の子抱き地蔵

平久保のシイ(東京都指定天然記念物)
一本杉公園
スダジイ(多摩市指定天然記念物)

旧加藤家、旧有山家、万葉歌碑などを見学
旧加藤家は江戸時代に建てられた入母屋作りの農家
囲炉裏のある座敷に上がってお弁当を食べました

午後は一本杉公園から「よこやまの道」に入り
尾根伝いに東に向かって約4.3キロ歩く

「防人見返りの峠」からの展望
路傍に咲く花々
午後3時半多摩東公園に到着

少々きつい坂道もありましたが
遠い昔、「よこやまの道」を古代から中世~江戸時代にわたって政治
軍事、文化、専業、社寺、霊地参詣などを目的として、
商人や鎌倉武士団、巡礼者、新選組が小野路の小島家へ
出稽古に通ったという道でもありました





万葉の歌碑
   赤駒を山野に放し捕りかにて 多摩の横山徒歩ゆか遺らむ
「赤駒を山野の中に放牧して捕らえられず、
夫に多摩の横山を歩かせてしまうのだろうか」という
防人の妻の心づくしの歌です

いろいろな「よこやま道」の由来を聞きながら、
歴史ある道にロマンを感じ
路傍の花々に足をとめムラサキシキブの群生や
南蛮ギセルにやっと出会えた喜びを感じたりし
無事に多摩東公園バス停に着き
バスに乗り聖蹟桜ヶ丘にて小休止して家路につきました