一句鑑賞

散る柳

最近は出向いてないが柳川の柳の葉はまだ散っていないかな・・・

柳散るの例句には

あげてくる汐の静けさ柳散る   三宅応人

この句が目に留まります、というよりも海に近い各地の川筋には柳の木が多いので。

あ、見たことのある景色だと誰もが思いますね。

この句では滿汐が川に上ってきている、それもよく見ないと気付かない静かさでと言ってます。

その川に柳の細い葉が、これまた音もなく散っているのです・・・これもよく見ないと分からない。

歳時記の解説には、音もなくはらはら散るさまは侘しさを感じさせるとあります。

汐は静かに上げて、葉は音もなく散り落ちている、その真逆の情景でしょうか。

 

船頭の棹を休めて散る柳

コメント一覧

一句鑑賞
Re:国東へ♪
ことごとく、でしたね。
スミマセン!
一句鑑賞
国東へ♪
こんばんは
拙句への鑑賞ありがとうございます。

国東半島一泊二日!
いいですねー、羨ましいな。

何度か行ってますので、思い出します。
富貴寺、真木大堂などなどですね・・・
それぞれに素晴らしかったです。

季節は違いますが・・・
国東の庭ことごく白木蓮 という句を思い出しました。
ではグッドショットを!
ふじ
柳に風と・・・
http://blog.goo.ne.jp/fuji96
柳といえば・・・風になびく姿しか思い出せません(><) が、もちろん散るんですよね。
静かに満ちて、散ってくる柳を下でさりげなく受けとめている・・・雰囲気が感じとれる気がします。

柳の散る様子は、船頭さんが棹をも休ませてしまうほどなんですね。 柳越しの船頭さんの姿が見えるようです。
思わず手を休めてトキを譲ってしまうほど情緒のある「散る柳」、
車で通りすぎるだけではなく、一度歩いて散るところをちゃんと見ないといけませんね。

今年参加しているビデオ教室の撮影旅行は、「国東半島一泊二日」 になりました。
秋月方面を期待していたのですが、ちょっと残念(^^。
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