とある日の銀杏もみぢの遠眺め 久保田万太郎
ここは福岡城址、舞鶴公園の銀杏紅葉です・・・昔の写真です。
例句ですが・・・
頭から、「とある日の」
somedayというのとはちょっと違いますね。
作者の心には幼い時から毎年のように見て来た銀杏紅葉の景色があるのです。
その時々の情景を思い浮かべているのかもしれません・・・それを
とある日の・・遠眺め、と言っているのでしょうか。
今年7月に漬けた奈良漬です。
弟に送りました・・・ブログ用にとスマホでしたが、相変わらずピントもあやふやです。
今年は例年の半分しか漬けてませんので少しだけ送りました。
この秋が深まる時期は好きです。
銀杏紅葉には、思わぬ時にその美しさに巡り合います。
此方では、いわゆる朝倉街道を日田市に入る少し手前に杷木町があり、そこから左手に山間に向かって登って行けば小石原焼の里へと続く。
その陶の里への道中に点々として営みを続けている家々に、必ずというほど銀杏の木がある。どの木々も背高く枝は見事にと張って、数十年ものあいだの時の流れに実をつけ葉を染めて来たのであろうことを知らされる。
私はこの道をドライブするのが好きで毎年のように行くが、黄葉の時期を狙って行けるかは分からない。
心の中での遠眺めで済ますかもしれません。