狷介。「けんかい」と読む。中学生のとき「いぼすけ」と読んだことをここに告白するが、それはどうでもいい。意味は次の通り。
けんかい 【狷介】<(名・形動)[文]ナリ
心が狭く、自分の考えに固執し、人の考えを素直に聞こうとしない・こと。
どうも私はいぼすけ、いや狷介な人間らしい。多くの友人がそういうのである。そうかもしれない。私を嫌う人は、私のこの性格故に嫌いらしい。私を好く人はこの私の性格故に好くらしい。あと「偏屈」「潔癖性」「わがまま」などともよく言われる。いずれにせよ寛容さがない性格のようだ。
私はあまり人を憎まないようにつとめている。が、狷介な私のことだから人の好き嫌いが激しくなる。結局私の「誰とでも仲良くしよう」プロジェクトは挫折しているようである。事実、蛇蠍のように嫌っている人間が数人いる。顔も見たくない。声も聞きたくない。そんな連中である。しかしカウントしてみたら6人しかいなかった。中学高校時代のO.M、S.A、大学時代のM.T、M.S、O.A、留学時代のF.K。たった6人である。案外寛容なんだな。
ところで私はどんな人間を嫌う傾向にあるのだろうか。6体のサンプルがあるのだから、これを手がかりに探ってみようと思う。
今手元に6枚の紙がある。そこに彼奴ら名前を書く。次に彼奴らのむかつくポイントなどを書き出す。あああ、やらなきゃ良かった。昔の嫌なこと思い出しちゃったよ、と思いつつも作業を続行した。やはり共通点が多い。あまりにも分かりやすい結果が出てしまった。結果はこんな感じだった。
1. 衒学趣味
2. 人を見下しがち
3. 断定口調
4. 虚栄心が強く上昇志向
5. 傲慢
6. 金銭に対する執着が強い
7. 自慢にならない自慢を繰り返す(あるいは友人や身内の自慢話をする)
8. ミーハー
9. 思い込みが激しい
10. 自己相対化できない
11. 普段は強気だが、相手が強く出るとおもいっきりビビる
12. 人のプライヴェートにやたら立ち入る
13. 人のコンプレックスにつけ込む言動が多い
14. 人のあら探しが好き
15. 相手を否定したがる
こんなところであろうか。重複する部分も多いので、少し整理してみよう。
まず1の衒学趣味、4の虚栄心、上昇志向、7の自慢話をひとつにして、ふつうにa. 強い虚栄心としよう。つぎに2の見下しがち、3の断定口調、5の傲慢、9の視野狭窄、10の自己相対化ができない、15の相手を否定したがるをまとめて、b. 自分至上主義にする。12から15はまるっと、すりっと(「トリック」の仲間由紀恵風)、c. 他者支配への欲求でいいと思う。6と8と11は保留。
つまりである、我があまりに強く、他者に認めてもらいたいがあまり、なりふり構わずアピールし、それに飽き足らず他者をも支配、否定しようとする奴。あるいは必死のアピールが奏功せずやけくそになり他者を否定しようとする奴が、私はきらいなのである。自分が大事なのは誰でも一緒であるが、それを韜晦するだけの品性を持ち合わせるべきではないか。まー基本的には他者に対する劣等感とか恐れに対する過剰反応なんかがあるんだろうね。
保留した5の金銭への強い執着だが、それは私が古い価値観の持ち主であり、金金言う人間が嫌いなだけである。もう少し寛大になりましょう。同じく保留した8のミーハーだが、ひとつは「情報通だと思われたい=すごいと思われたい」虚栄心に連なるからで、もうひとつは移ろいやすいものに熱狂する軽薄さゆえであろう。11は「へたれ」だから。自負があるなら突っ張り通して欲しいよ。
結局行き着くところは一般論でしたね。渋谷の女子校生風に言うならば「自己チュー超ウゼー」である。結局は自己と他者の距離の置き方の問題なのだろう。
あー。疲れた。
くだらなくて済みません。
けんかい 【狷介】<(名・形動)[文]ナリ
心が狭く、自分の考えに固執し、人の考えを素直に聞こうとしない・こと。
どうも私はいぼすけ、いや狷介な人間らしい。多くの友人がそういうのである。そうかもしれない。私を嫌う人は、私のこの性格故に嫌いらしい。私を好く人はこの私の性格故に好くらしい。あと「偏屈」「潔癖性」「わがまま」などともよく言われる。いずれにせよ寛容さがない性格のようだ。
私はあまり人を憎まないようにつとめている。が、狷介な私のことだから人の好き嫌いが激しくなる。結局私の「誰とでも仲良くしよう」プロジェクトは挫折しているようである。事実、蛇蠍のように嫌っている人間が数人いる。顔も見たくない。声も聞きたくない。そんな連中である。しかしカウントしてみたら6人しかいなかった。中学高校時代のO.M、S.A、大学時代のM.T、M.S、O.A、留学時代のF.K。たった6人である。案外寛容なんだな。
ところで私はどんな人間を嫌う傾向にあるのだろうか。6体のサンプルがあるのだから、これを手がかりに探ってみようと思う。
今手元に6枚の紙がある。そこに彼奴ら名前を書く。次に彼奴らのむかつくポイントなどを書き出す。あああ、やらなきゃ良かった。昔の嫌なこと思い出しちゃったよ、と思いつつも作業を続行した。やはり共通点が多い。あまりにも分かりやすい結果が出てしまった。結果はこんな感じだった。
1. 衒学趣味
2. 人を見下しがち
3. 断定口調
4. 虚栄心が強く上昇志向
5. 傲慢
6. 金銭に対する執着が強い
7. 自慢にならない自慢を繰り返す(あるいは友人や身内の自慢話をする)
8. ミーハー
9. 思い込みが激しい
10. 自己相対化できない
11. 普段は強気だが、相手が強く出るとおもいっきりビビる
12. 人のプライヴェートにやたら立ち入る
13. 人のコンプレックスにつけ込む言動が多い
14. 人のあら探しが好き
15. 相手を否定したがる
こんなところであろうか。重複する部分も多いので、少し整理してみよう。
まず1の衒学趣味、4の虚栄心、上昇志向、7の自慢話をひとつにして、ふつうにa. 強い虚栄心としよう。つぎに2の見下しがち、3の断定口調、5の傲慢、9の視野狭窄、10の自己相対化ができない、15の相手を否定したがるをまとめて、b. 自分至上主義にする。12から15はまるっと、すりっと(「トリック」の仲間由紀恵風)、c. 他者支配への欲求でいいと思う。6と8と11は保留。
つまりである、我があまりに強く、他者に認めてもらいたいがあまり、なりふり構わずアピールし、それに飽き足らず他者をも支配、否定しようとする奴。あるいは必死のアピールが奏功せずやけくそになり他者を否定しようとする奴が、私はきらいなのである。自分が大事なのは誰でも一緒であるが、それを韜晦するだけの品性を持ち合わせるべきではないか。まー基本的には他者に対する劣等感とか恐れに対する過剰反応なんかがあるんだろうね。
保留した5の金銭への強い執着だが、それは私が古い価値観の持ち主であり、金金言う人間が嫌いなだけである。もう少し寛大になりましょう。同じく保留した8のミーハーだが、ひとつは「情報通だと思われたい=すごいと思われたい」虚栄心に連なるからで、もうひとつは移ろいやすいものに熱狂する軽薄さゆえであろう。11は「へたれ」だから。自負があるなら突っ張り通して欲しいよ。
結局行き着くところは一般論でしたね。渋谷の女子校生風に言うならば「自己チュー超ウゼー」である。結局は自己と他者の距離の置き方の問題なのだろう。
あー。疲れた。
くだらなくて済みません。