華麗なる腑抜けの世界

倦怠感溢れる日々を称揚しつつ

風邪が治らない。そういうときは・・

2006-06-11 22:05:16 | 日々のひとりごと
 何遍もしつこいかもしれないが、体の調子が良くない。食欲がない。そういう時、読者諸兄諸姉は何を喫するか?。私はこうである。

 椀にかつをぶし、山吹味噌、刻んだ葱と生姜とミョウガ(大量)、柚子の皮を入れ、熱湯を注ぐ。最後に一味を少し振りかける。これはみそ汁ではない。みそ汁にしては香りが強すぎる。そもそも我が家ではみそ汁に島原の麦味噌を使っている。そのため、私の舌や鼻にとって、信州の山吹味噌は辛口で、力強い、パンチの効いたものである。「アッー!!」という感じだ、「アッー!!」という。あくまで薬として飲む。二日酔いのときに、グリーンカレー(あるいはターメリック多めのカレー)を食べるようなものである。医食同源。「アッー!!」。

 あと風邪の時に喫するものに葛湯があるが、アレはソウルフル系統のものではない(すなわちアッー!!系ではない)。どちらかと言えばダウナー系であり、私の嫌いな言葉をあえて使うならば癒し系である。


 ※味噌についての雑学はこちらからどうぞ。アッー!!

本能寺の変(NHK「功名が辻」第23回)

2006-06-11 21:18:35 | テレヴィ
【お悔やみ】右大臣・織田信長さん(49)=写真
 
 ※本能寺でお亡くなりになられました。死因は自刃による失血死か。
   

 「功名が辻」を見た。今回は本能寺の変である。テレヴィ時代劇が好きな人ならば、何遍も見ているシーンである。しかし今回の本能寺、少し変であった。本能寺の変ではなく、本能寺が変といった感じであろうか。原因は舘ひろしであろう。たいてい本能寺の信長というものは、寝間着のまま弓、あるいは槍で戦うものである。しかし舘信長は具足を(部分的に)つけて、鉄砲で戦っていた。刑事ドラマを引きずり続けているのだろうか。舘ひろしだけならいいのだが、濃姫(和久井映見)まで、一斉射撃をうけ、スローモーションで倒れていくのである。これは刑事ドラマの殉職シーンの演出である。よく考えたら「西部警察」は大河ドラマと同じ時間帯であった。10年前、大門団長こと渡哲也も信長を演じていたが、超えてはならない一線は越えていなかった。
 しかしいい最終回であった。と思ったが、主役は信長ではない。山内一豊でもない。そう、山内一豊の妻である。話の中盤まで来て、私はやっと「主役が誰か」という疑問を持ったのである。冷たい太陽もびっくりである。
 しかし織田信長って言語障害だったんだね。