華麗なる腑抜けの世界

倦怠感溢れる日々を称揚しつつ

初めてのサッカー観戦(NHK・BS1「2006FIFAワールドカップ・G組 韓国×トーゴ」)

2006-06-14 00:52:14 | テレヴィ
 「日本初戦、に敗れる」(朝日新聞朝刊)。サッカーである。盛り上がってます。ひとつサッカー観戦でもしてみようと思い、韓国×トーゴ戦をテレヴィで見てみた。初めてのサッカー観戦である。昨日もちょっとだけ見たのだが、あれは見た部類ではない。今日は真剣に見た。春のWBC以来のスポーツ観戦である。その前にスポーツ観戦をしたのは、アテネパラリンピックのフェンシングである。

 なかなかおもしろかったし、興奮した。私はサッカーを語る為に必要な語法を持ち合わせていないが、少し感想を述べたいと思う。まず・・・・。ああ、もうダメだ。おもしろかったのだが、うまく表現できない。ああああああ。なんせ初めてのことで。

 ただ感じたことがある。トーゴの選手は身体能力値が高い。ただ緻密さが感じられず、あきらめが早い。そのように感じた。韓国の選手は戦略戦術に長け、精度が高く、勝利に執着する熱烈たる気概が感じられた。大雑把に言えば、トーゴは体で、韓国は頭で勝負していた。トーゴ人の鍛え上げられた身体が織りなすリズミカルなプレー、韓国人の頭脳と情念が生み出す巧みなプレー、いずれも素晴らしかった。トーゴが斧なら、韓国はカミソリといったところか。どっちが極端に優位に立つでもなく、緊張感が漂う試合運びであった。よくわからないが、アフリカ人とアジア人の資質の違いが顕著にあらわれていたのではないだろうか。うう。これが私が生まれて初めて記したスポーツ感想文です。

 正直なところ韓国という国はあまり好きになれない。しかし良い試合を見せてくれてありがとう(特にアン選手となべやかんに似た選手のプレーはゾクゾクするものがあった)。韓国のプレーヤーおよびサポーターには、品性とゆとりのある態度であとの試合に臨んで欲しい。少なくともグラウンドに太極旗を立てないように。負けたとき、焼身自殺をしないように。あと日本が負けたとき、必要以上に喜ばないように。

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