華麗なる腑抜けの世界

倦怠感溢れる日々を称揚しつつ

かなりくどいかもしれないが政治家のクールビズ

2006-06-07 23:27:59 | 政治
 今日は国会(参院決算委員会)のテレヴィ中継があった。全閣僚が参加した。クールビズで。やはりセンスの良し悪しが問われるところである。

 小泉首相:ストライプチョークの黒いスーツに黄色のドゥエ・ポットーニのシャツ。インナーのシャツの色が濃過ぎ。しかしクールビズ初日のかりゆしクールビズはだらしなかったな。髪型がアレなのでマッドサイエンティストみたいだったし。

 麻生外相:濃紺のスーツに薄いローズ色のシャツ。品があってよい。伊達男の面目躍如。数日前の白いスーツだが、あれはどうみても香港の富豪であった(まー麻生氏も九州の実業家だしな)。
  
 谷垣財相: 青いスタンドカラーのシャツ。ご丁寧に一番上のボタンまでとめていた。シャツの裾はパンタロンから出していた。一昔前の浅田彰。あるいは昭和のSFに登場する未来人。この人はクールビズには不向き。つーか政治家に不向き。

 中川農相: グレーのスーツに白いシャツ。白いポケットチーフ。襟のあたりがだらしなかった。ハンサムなのにもったいない。
 ※中川農相のクッション:水色のクッション(しかも魚の模様)。臙脂(えんじ)色の椅子とマッチしていない。小池大臣の膝掛けを見習うべき。腰痛だから仕方ないが。
 
 川崎厚労相:青いシャツ。ジャケットなし。体躯が立派な分、だらしなく見えた。

 杉浦法相:明るいグレーのスーツに白いシャツ。程よく黒い肌とロマンスグレーの髪によくマッチしていた。爽快感あり。

 小池環境相:品のいいピンクのスーツ。同じピンクでも井脇女史とは大違い。でもPTA。  

 猪口少子化担当相: PTA。

 小坂文科相:チョークストライプのスーツにストライプの寒色系のシャツ。くどくならず、なかなか決まっていた。

 中馬行革相:ループタイが渋くておしゃれ。NHK教育「趣味の○○」系の番組に出てくる洒落たじいさんといった感じ。あるいは古本屋のおじさん。

 沓掛国家公安委員長:グレーのスーツに白い開襟シャツ。襟をジャケットの外に出していた。戦前のかほりを色濃く残している感じ。

 竹中総務相:老けた高校生。30年後のえなりかずきはあんな感じになるんだろうね。



 他の人は無難な着こなしだった。ただ、二階、北側両大臣がなぜか怖かった(つーかハリウッド映画に出てくる日本の893のような感じがした)。あとかたくなにクールビズを拒む民主党議員は何とかならないのか。