華麗なる腑抜けの世界

倦怠感溢れる日々を称揚しつつ

しつこくクールビズ

2006-06-01 18:38:45 | 社会
 件のクールビズショーだが、先ほど初めて動画をテレヴィで見た。想像していた以上にイタイものがあった。テレヴィ局が恣意的な編集をしているのかもしれないが、それを差し引いてもイタイ。大の大人、しかも権力者が浮かれているからである。にやにや、へらへらである。しまりがない。
 環境問題はもう二の次である。アナウンサー・小池百合子はいたが、環境大臣・小池百合子はいなかった。もうアナウンサーではないのに。いや、アラブ問題に真摯に取り組んでいたアナウンサー時代の方が、今よりずっと政治家らしかったのではないだろうか。メディアを最大限に利用して環境問題の啓蒙をすすめるのは結構だが、やはり何か違っているような気がする。
 しかし谷垣氏はすごい。クールビズなのだが全然涼しげじゃない。かといって熱いわけでもない。寒いのである。これは冷たいとも別である。動画を見ると余計そう感じられる。そうなのである、谷垣氏は寒い人なのである。登山しようが、サイクリングしようが、加藤紘一氏を泣いて止めようが、寒いのである。
 
 

クールビズファッションショー

2006-06-01 15:58:58 | 社会
 何人かの閣僚がモデルとして参加したとのこと。とりわけ注目されたのが、次期総裁候補の三人、すなわち谷垣禎一財相、麻生太郎外相、安倍晋三官房長官である。ここでも安倍氏の圧勝であった。やはりかっこいいのである。谷垣氏はと言えば、ちょっとおしゃれな銀行員という感じであった。田舎のガリ勉が上京し、気の迷いでポール・スミスあたりで服を買ってしまった、というような雰囲気か。麻生氏に関しては、普段から政治家(というか堅気)という感じがあまりしないから、あの程度でいいのだろうが、いささかさわやか過ぎである。   


 
  ※ご満悦の谷垣財相


 
 竹中、北側、小坂、松田、額賀の各大臣は、パック旅行の客にしか見えない。さきいかと缶ビールが悲しいほどよく似合う。小池、猪口の両女性大臣は、ふつうにPTAであった(←意味不明)。
 しかし(ルックス的に)普通のおっさんがモデルをした方がリアリティーがあり、世のおじ樣方にもよいお手本になる。その点でこのショーは成功したのではないだろうか。ただ中川昭一農相が欠席したことは、実に残念。
 あとマオカラーの王毅大使はどう見ても007の敵役である。まんまドクター・ノー。

クールビズ

2006-06-01 00:45:48 | 社会
衣替えのことを今ではこういうんですか?。環境問題、とくに地球温暖化対策の意味もあるらしいです。アパレル業界の陰謀でしょうか?。

従来の衣替えとクールビズとは基本的な考え方が違うようです。ネクタイしなくていいそうですしね。わたしは務めに出たことがないのでよくわかりませんが。変に洒落込まなければならないという切迫感が、クールビズという洒落た言葉によってもたらされているような気もします。背広にネクタイって、楽でしょうし。