母の日いらねーよ。

世の中母の日。
私は毒を吐く。



怒涛の現場応援6連勤が終わって、
やっと休みの今日。
まあ、ゴロゴロしていたいわけですよ。
早朝からのお弁当はお休みじゃなかったしねえ。


で、夕方に晩飯の買い物にシブシブ出かけたら、スーパーには、カーネーションの鉢やら、切り花やら大盛大。


「おや、今日は母の日かい？」


そんなもの、どこ吹く風ですよ。




スーパーを見渡すと、
いつも通りの光景。


晩飯の買い物をする
おそらく「母」な人たち。




なーにが母の日じゃい。




ふだんと同じように、
家族のために働かされとるわい！




母の日スーパーにいくと、
買い物してるのは男性ばかり、
なんてことになったら納得だがな。




しかし、そんな日にもかかわらず、
ばーさんの買い物に、
無駄についてきてるじーさん。


ばーさんがカート押して買い物してるよこで、後ろに手を組んで、どれどれ～とばかりに商品を覗き込んでる。


イラッときますねー。


役立たずな上に邪魔！


ばーさんは、完全に背中が曲がっている。
強烈な猫背でカートを押しているが、
じーさんは手を後ろに組んでふんぞり返ってる。
あのばーさん、おそらく後ろで手を組むことできない。
背中曲がりすぎてて。
なんであんなになっちゃったのか、
余計な御世話だが考えてしまう。
あそこまで行く前に、なにかできなかったのか。
じーさんのように、手を後ろに組んで、
ふんぞり返ってたら良かったのに。
あんな姿にはなりたくない。






母の日なんていらない。
そんなもの作るから、
その日だけ、ありがとう～～とか
薄っぺらいことになってる。
その日すらなんの感謝の言葉もなかったりする。
報われなさを、改めて感じるいやな日。
無意味な日。余計な日。






もっといらないのは
こどもの日。


意味がわからない。


こどもの日ってなにする日？
まさかこどもに感謝する日？
こどもなんて、ただ生きてるだけで、
別になんもしてない。
むしろ、してもらってるだけの存在。


毎日が子供様、我が子様の日なこの時代に、
なんであらためてこどもの日なんてのがいる？
毎日が子供様の日じゃないですか～～
毎日が我が子様の日じゃないですか～～




やたらに、子育てママのために、
なんたらかんたらと目にしますが、
やり過ぎだっつーの。
そんなんだから調子に乗りまくりの
子育て様が、
どこにでも、考えなしに子連れで乗り込み、傍若無人に子育て様をふりかざしてくんのよ。


なにも世の中、大変なのは小さい子を育ててるママだけじゃないよね。


私は、こども連れおことわりの店を増やして欲しい。


よそのこどもなんて関わりたくないっつーの。


ヤイヤイ言って、子育てママのなんたらーなんてやってても、
自分の子が大きくなったら？
まだその渦中にいる気ありますか？




こどもが大きくなるほど、
かわいいなあ、なんて思うことはなくなり、私立の学校に入ったり、専門学校に入ったり、やれ、部活で使う何を買えだの、合宿の費用を出せだの、かかるお金の額も跳ね上がる。


もちろん、
旦那の給料だけでやっていくのは、
土台無理な話。


外でも働き、家事や、家族の運営もひとりでこなし、学校の行事や、学校の役員や保護者の努め。
大きくなったとはいえ、まだまだ手のかかる見た目にはもうかわいくもないこどもの面倒をみて。
生きていくだけでいっぱいいっぱいになる。
まさにワンオペで家族を運営していかなければならない。
よその子育てのことなど、
関わりたくないと思う。


こうして「子育てママの敵は、子育てが終わった女性である」ができあがるのよ。


みんな大変だったんだから、
おまえも、なんとかやれよ。としか思わない。




駅の近くに、私語厳禁のカフェを作って欲しい。


銀行やら、役所やらの面倒な仕事を片付けて、ちょっとゆっくりひと休みしたい。


たいていは、ちょっとコーヒー飲もうと店に入ると、
隣の席でベラベラ喋ってる人たちがいて、くつろげやしない。
病気のはなし、旦那の愚痴、
くだらねえオチのない話。
こんなのが聞こえてきたら、
イライラするだけなんだよね。
チャラチャラ女子大生が、
「ママが昔やってたっていう声楽をまた習いに行き始めてー、私の面倒は誰が見るのよ！」なんて言ってるのを聞くと、
立ち上がって一言言ってやりたくなるじゃない（笑）
くつろげないわー。




ぜひ、お一人様用、私語厳禁、
確実に一息つけるカフェを作ってくださいな。