下駄をはくまで(裏)

広島の暑苦しい気象予報士の、端から見たら非常にバカな日常 (あくまでも匿名で)たまに吠える! まあ読んでコメント書け!!

今さらではありますが… 「失望」「怒り」「脱力」 ~日本代表vsブルガリア代表 レビュー

2006-05-12 22:54:50 | フットボール・サッカー
あまりにも脱力だったので、書かないつもりでいたが、
マイミクや知人のコメントや駒野・寿人への想いを見て、やはり何らかの形で自分の想いを残しておきたいと思った。だから書くよ。
(でも、他のいろんな人が語り尽くしたかも知れないけど…)


試合の率直な感想は「失望」と「怒り」。そして「脱力」
正直ぐたぐたな試合だった。何の意味があった試合なんだろう。
ピッチの11人の選手がバラバラだった。大きく分けて2つ。「確定」といわれる選手と「当落線上」といわれる選手たちの意識の違い。
「当落線上」といわれる選手たちは本当に頑張ったと思う。その象徴が玉田。激しく動き回り、5本のシュートを放った(でも枠に行かなかった。今の彼はそこまでなんだと思う)
巻。巻も激しくボールに絡もうとしていた。それが日本唯一のゴールにつながった。
村井。左サイドで攻守に躍動していた。
そして佐藤寿人。何度も裏に抜け出し、決定機を作ろうとしていた。

一方で「確定」とされる選手たちは集中力に欠けるプレイが目立った。一部の選手はチャレンジもなく「流している」ようにさえ見えた。その象徴が「2失点」ではないかと思う。
(小野と小笠原が入ってよくなったという人もいるが、中盤は逆に停滞したのではないかと思うのだが… どうですか? えらい人?)

そんな試合を見てジーコは
最終的な(ワールドカップ登録メンバー)23人への影響はない。大体頭の中でできている」といった。


じゃあ、呼ぶなよ! 使わない選手を…

試合途中で思わず顔を覆ってしまうシーンがあった。村井のケガである。彼は膠着している状況を打開しようと味方のパスに思い切り足を延ばそうとした。そして選手生命の危機につながるかもしれないケガを負ってしまった。彼だってドイツを目指して、わずかな望みのなか必死に戦っていたのだ。
そして出てきたのが三都主。これにはがっかりした。試合前は「日曜に試合に出ていた選手は使わない」といっていたはずだ。しかも「たくさんの選手を使いたい」というのなら、なぜ駒野ではないのか。両サイドができる彼をなぜテストしないのだろう。
そんな選手に対して、ジーコのコメントはあまりにも失礼ではないか。


日本代表は本番直前で非常に大きな不安を抱えている。
不安定なディフェンスライン。海外組頼みの中盤。そして決定力のないFW。けが人も多いし、レギュラーを約束されている選手のうち、今シーズンまったく結果を残せていない選手たちもたくさんいる。これでドイツで本当に勝てるのか?

前回のW杯も直前の試合で結果が出なかった。そこでトルシエはゴン中山をメンバーに入れるという「サプライズ」を行った(おそらくこれで久保がはじかれたと思っている)
今回はどうなのか…

ジーコは13日のスコットランド戦、
いわゆる「当確組」で先発を組むという。

「本大会に向けたいいテストになる」(三都主)

そして「当落線上」の選手たちにチャンスはあるのだろうか?

この試合で「本番」の結末がある程度見えるに違いない。
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3 コメント

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Unknown ()
2006-05-13 08:07:39
コインブラ メルダ!
返信する
こいんぶら氏には (トラマ@2号機)
2006-05-13 08:11:14
監督就任当初から不信感を抱いていたので

今さら何を彼が言っても気にもなりません。

ただひとこと



「失った4年間は大きいぞ」



ということを日本サッカー協会の面々に

言ってやりたいと思う。

仮に日本代表チームが本大会で勝ちあがったとしても

俺はジーコを認めない
返信する
Unknown (hadaken69)
2006-05-13 12:10:51
>>流さま



どこかへ消し去ってやりましょう!



>>トラマさま

もう一方にもお返事しました(笑)



「失った4年間」というものは本当に大きい。

“キャプテン”の責任も問われますよね!
返信する

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