下駄をはくまで(裏)

広島の暑苦しい気象予報士の、端から見たら非常にバカな日常 (あくまでも匿名で)たまに吠える! まあ読んでコメント書け!!

【緩募】アンケートにご協力お願いします!

2012-09-10 00:00:00 | EVER GREEN 環境
現在仕事に全く関係ないところで
「車」から「自転車」や「徒歩」、「公共交通機関」へのシフトに関する研究・勉強をしています。

そこでなんですが
広島市内の中心部あたりに通勤していらっしゃる方で
通勤手段に関するアンケートにお応えしてくださる方を募集します!
もちろんそれぞれに事情がありますから
現在の手段が「車」であろうが「自転車」あろうが「徒歩」、「公共交通機関」… なんでもかまわないです。

そんなにたくさん聞かないですし、難しいアンケートじゃないです
当然、アンケートに関しては研究以外の用途で使うことはありません!
複数のサンプルがほしいので
お仲間も誘っていただいてお知らせいただければと思います
ご協力してくださる方は
大体の人数をコメントでいただけるとうれしいです
(コメントは承認制にしているのですが、私は見ることができます)

どうか、勤労学生の私にご協力をよろしくお願いします!!



※今月10日前後までサンプルを募集
 15日ぐらいにアンケート用紙をダウンロード可能にします
 アンケートは直接取りに伺うかメールでいただけるようにしたいと思います
 (アンケート締め切りは今月25日ぐらいかな?)
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いろいろアップしました

2009-07-27 00:01:42 | EVER GREEN 環境
とあるところに執筆した
環境問題に関するエントリーをブログに転載しました

http://blog.goo.ne.jp/hadaken69/c/15781bd2b16291a1f78389840cb8d411
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楽しく学ぼう! “Co2検定”!!

2009-05-25 22:22:22 | EVER GREEN 環境
暑くなってきましたが、みなさんお身体には注意してください
(by ラッシャー木村)

さてきょうは
楽しく地球温暖化や環境への取り組みを学ぶことができるホームページをご紹介したいと思います。

その名も “Co2検定”です!!
http://co2kentei.jp/


この検定では
地球温暖化やCo2などの温室効果ガスの知識をただつけるだけでなく
地球温暖化に関する問題にどのようにアクションをとっていけばいいかなど、
私たちの暮らしに即した問題がたくさん出題されています。


私たちの暮らしにより密着した問題をたくさん作るために
地球温暖化問題や環境に関連する有識者だけでなく、
学生や主婦のボランティアグループなども参加しています。

またこの検定を監修したメンバーの一人
杉山範子さんは、私も所属しているNPO法人気象キャスターネットワークのメンバーの一人で
尊敬する素晴らしい人なのだ!


さて検定ですが
問題は30問で、7割21問以上正解すると合格。

実際にやってみると…









結構むずかしいよ…(苦笑)









「食事・食べ物」、「住まい・暮らし」、「移動・交通」、「買い物・レジャー」、「基礎知識」、「ごみ・リサイクル」、「自然環境」、「エネルギー」、「雑学」の9分野から
いろいろな問題が出てきます。

もちろん合格点は取ったけど、全問正解はなかなか…(笑)

だって、“カーペットのしみの落とし方”なんてわかんないもの…(涙)



検定はもちろん無料!
楽しみながら、環境や地球温暖化問題を学び、
みんなに広めて、地球を、緑を、故郷を守るのだ!!
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走る“博物館”!!

2009-05-20 15:15:28 | EVER GREEN 環境
今回はですね
“広島が誇る「博物館」”について書きたいと思います。


“走る博物館”ともいわれています…





それは路面電車です!


(世界遺産・原爆ドーム横を走るサンフレッチェ電車 ※カープVersionもある)


広島の市内電車は
広島市内中心部を、編み目のように6つの路線が走っています。
また、「広島市内中心部」ともう一つの世界遺産の厳島神社がある「宮島」の玄関口を結んでいます。

広島市内の路線延長が19.0キロ。宮島線が16.1キロ。
総延長35.1キロは日本一の規模。
そして1日の輸送人員約16万人も日本一を誇ります!


1910年(明治43)から広島市民の足として走り始めたチンチン電車。
戦後、車社会の進展によって多くの都市から路面電車が消えていくなか
広島でも一時利用客がかなり落ち込み、存廃のピンチを迎えました。
でも軌道内の自動車走行禁止などの措置をとるなどして、広島は路面電車を守ってきたのです。


もうひとつ広島の路面電車には大きなピンチがありました。
1945年(昭和20)8月6日。8時15分に広島市内中心部の上空で炸裂した1発の原子爆弾…
広島はあっという間に焦土と化しました。路面電車も多くが大破しました。
しかし3日後には一部路線で運転が再開。悲しみにくれる市民を勇気づけたと言われています。


これは1945年8月6日の朝、爆心地からわずか700メートルの場所で被爆した電車です。
爆風で脱線し、半焼したのですが、半年強で復旧、
まだ立派に現役として、広島市内を走り回っています!!


(“被爆電車”はこのほか3両が現役です)


また車社会の進展で他都市で“お役御免”になった車両が広島に大量移籍、
いろいろな路面電車が広島市内を走っています!

これは元京都市電の車両。
スマートでおしとやかな「京美人」!?
たくさんの車両が走っていて、市内電車の“主力”です。



これは元大阪市電。
オーソドックスな“路面電車”といった感じですよね。
大阪時代とほぼ同じ塗装で、懐かしさすらありますね。


これも元大阪市電。
正面の大きな窓がご愛敬です。


これは元西鉄福岡市内を走っていた電車。
以前は広島市内と宮島口を結ぶ主力電車でしたが、
現在は広島市内の大量のお客さんを運ぶために頑張っています。


その他、神戸や北九州を走っていたチンチン電車も未だに現役です!!

移籍してきた車両は
そのほとんどが当時のままの塗装など、昔の面影を残したまま、広島の街を走り続けています。
そのことが広島市電が“走る博物館”と言われる理由なのです!!
これって立派な“リユース”ですよね!!


路面電車はこれから先、大きな可能性を秘めています。
なんといっても環境面
1人を1キロ運ぶ際に発生するCo2・二酸化炭素はたったの36グラム
自家用乗用車に比べて5分の1ですむんです。
(データは 国土交通白書:国土交通省)

また、
・建設費や車両費が安く、
 地下鉄や新交通システムと比べて建設時の環境への負担も小さいこと、
・渋滞知らずで時間が計算できること。
・電停(停留所)も多く、低床車両でいろんな人が乗り降りしやすい

路面電車は、いまもっとも注目されている交通機関です!!



(広島電鉄の主力電車“Green mover max”も低床車両)


また最近「LRT」(Light Rail Transit)という言葉をよく聞くようになりました。
次世代型の路面電車のことです。

・専用軌道などを確保し、定時性や速達性を確保(都市部は車道との併用可)
・他の交通機関と連携し乗り換えがしやすいこと

などが特徴で、
高齢者や子ども、障害を持つ人も乗り降りしやすい低床の車両など増えていますね。

日本でもJRの路線を引き継いだ富山ライトレールが注目されています。
これに刺激されて、多くの都市でLRTの導入が検討されており
その中にはかつて路面電車が走っていた都市も含まれているんです。

欧米ではたくさんの都市がLRTを導入し、交通や環境改善に大きな役割を果たしています。

先の書き込みでも紹介した“パーク・アンド・ライド”の一翼を担ったり、
またある都市では、
市街地中心部を路面電車やバスなどの公共交通機関のみに解放した歩行者専用道路として、
自家用自動車を制限することで街の賑わいにつなげている例も多数あります。
(「トランジットモール」という言葉がありますね)



また海外のLRTでは多くの導入例があるのですが
軌道に芝生などを植えて緑化し、騒音や温暖化防止につなげようという試みもされています



(広電ではわずかな場所でしか実施されてないですが、鹿児島では結構規模が大きいようです)


かつては“邪魔者”として活躍の場所を失っていった路面電車ですが
将来の“Green”を考えたときに、無限の可能性を秘めています!!

古くて新しい“路面電車”!
広島に来たときはその魅力を体感してほしいのです!!
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地球をまもるために…

2009-05-13 21:56:07 | EVER GREEN 環境
いま、地球環境や地球温暖化問題を考えようと
こんなこともやっている。

Think Green,Love Hometown
~いまあなたに伝えたいこと~

http://eco-cm-contest.jp/

コレも嫁!

コメントも書け!



※ぶっちゃけ このブログのシステムはかなり複雑で
書くのにすごい時間がかかるので、非常にめんどくさいのである。
(書いた後は、正直なにもしたくなくなるのだ…)
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“チャリ!”で「地球環境」を考えるので“R”!!

2009-05-13 16:24:19 | EVER GREEN 環境
タイトルの写真は“オレの愛車


チャリです(笑)



名前は「ゲベロッチョ1号」といいます!



家から会社まではそんなに離れていないので
入社時から15年以上、雨の日以外は基本的に自転車です!
(しかも最近はプライベートだけじゃなく
同僚やカメラクルーがいないときなど仕事での単独行動のときも
サボりを兼ねて自転車を使うことが多いのだ。渋滞関係ないしね!)



(写真は、意味不明の言葉を叫びながら自転車で広島の街を走り回る身元不明の40歳男性)



当然自転車はオレの“吐息”以外の

「CO2」の排出が“0”!


地球にも、財布にも、そして健康にもやさしい乗り物ですな!!
(自転車についてはここも見ろ!)



広島は結構“コンパクトにまとまっている街”なので
自転車は本当に便利!
広島市中心部の端から端までのんびり走っても30~40分程度。
広島の人たちは通勤通学に自転車を使っている人が結構多い!

朝の通勤・通学ラッシュ時には時々

ここはどこの国なん?」

と思うこともあります。


実際、折からの“健康”や“自転車”ブーム
そして去年のガソリン高騰も背景に
通勤を車などから自転車に切り替えた人もたくさんいらっしゃるようですな。


パーク・アンド・ライド”(Park and Ride)と言う言葉があります。

車やバイク、自転車などで自宅から最寄りの駅に行き、駐車場・駐輪場に駐車。
その後、電車やバスなどの公共交通機関で会社や学校などの目的に向かうことを言います。
“パーク・アンド・ライド”は、
車やバイクなどから出る排気ガスや、その中に含まれる二酸化炭素の削減につながっています。
また渋滞緩和や車そのものを減らすことも出来るんですよね。

“強者”(つわもの)になると、
「自宅と最寄りの駅」までと、「会社とその最寄りの駅」までの2台の自転車を購入、
パーク・アンド・ライド・アンド・パーク”をやっている人もいるようです。

車通勤から、一部を自転車に切り替え
“パーク・アンド・ライド”を実践している会社の先輩は
「『自転車なんて…』と以前は思っていたけど
 走ってみると気持ちがいいし、痩せたよ!
 車だったら渋滞に巻き込まれると時間が読めないけど
 今だったら、ほぼ時間通りに会社に着くもんね。
 ガソリン代もかなり浮いたし、なぜいままでやらんかったんだろう?」
と言っています。
(ただ「車を運転しなくなったから、酒の量が増えた。
結局浮いた金は全部酒代に消えちゃった…」とも話していましたが…)


そんな自転車ですが、
ただ先日、オレの愛車「ゲベロッチョ1号」に大変なことが起こったのです…

いつものごとくお昼の時間を「はな」ですごそうと、ゲベロッチョとともにやって来たオレ…
ゲベロッチョを駐車場の隅に停めたのです。

店でしばしまどろんでいたところ、

がっしゃーん

という大きな音…


急いで外に出てみると
なんとゲベロッチョ号が帰ろうとしたお客さんの運転する車の下敷きになっていたのです!
あわれ、ゲベロッチョ号の後輪が、くにゃくにゃになってしまいました…(涙)

押してもタイヤがフレームに引っかかって動かないのです…


泣く泣く会社の近くにある行きつけの自転車屋さんまで
炎天下の下、後輪を持ち上げながらゲベロッチョを押して20分ほど歩きました…

お店のご主人が後輪を見るなり、

「こりゃ、ひどいねぇ…」

と一言…

「中古の自転車だったら、これと同じかもう少しいいのがあるよ」

と薦めてくださいました。



「“突然の別れ”はつらいよねぇ…」

ぶっちゃけ迷っていると

「ああ、これ27インチだよね? ひょっとしたら…」と、ご主人が奥をゴソゴソ…


ご主人が何かの修理で余っていた“後輪”を引っ張り出し、修理してくださったのです!


おかげで、ゲベロッチョ1号は見事によみがえったのです!!


(後輪周りだけ“新品同様”のゲベロッチョ。
しかし、ひでぇな、この車輪のゆがみよう…)

限りある資源を有効活用し
地球環境を保護をする「循環型の社会」
を目指すためのキーワードとして

3R」(すりー・あーる さん・あーる)という言葉をよく聞きますよね!


3R」とは…
Reduce(リデュース)=減らす

Reuse(リユース) =また使う

Recycle(リサイクル)=資源として再生すること、再資源化

のことをいいます。

また最近は、

Refuse
(リフューズ)=ゴミになるものを拒む。断わる
という「R」を入れて、「4R」といったり、

Repair(リペア)=直す 修理する

Rental(レンタル)=借りる

といった考え方を含むこともあるようですな。


そこから考えると
自転車
地球環境に対する負荷が小さい、本当に地球に優しい乗り物ではないでしょうか?



ゆがんだ車輪が“リサイクル”(再資源化)されるかどうか分かりませんが、
車輪を交換して“リペア”(修理)してまた使うと言うことは“リユース”につながります。
ゴミにしなかったので“リデュース”につながったといえるかもしれませんね。
またこじつけですが、
街中では自転車には“レンタル”をしているところもありますね!


また自転車には、車などにはない魅力があります。
のんびりチャリを漕いでいると
普段はあっという間に過ぎていく風景の中に
ちょっとした“発見”がいくつもあるんですね。

大量生産大量消費で地球環境を破壊し、
スピードに追われ大事なものを見落としがちな“現代社会へのアンチテーゼ”として、
そして地球が本来あるべき姿を守るための一つの“ツール”として
これから「自転車」が果たす役割は大きいと思っています。


ぶっちゃけご主人からは

「かなりガタが来ているから、正直そろそろ買い換えの時期かもしれませんよ」と

は言われていますが、
もう少しゲベロッチョとつきあいながら
これからもずっとずっと地球に優しくいようと誓ったので「」!!


修理待ちの間に実は
「ゲベロッチョ2号」として頑張ってもらうパートナーをもう決めちゃったのだ!「Giant SEEK 3R」です!


知人のライターも乗っているこのチャリは
お店のご主人も一押しの“走る自転車”なのだ!!

(おおっ、これも偶然“3R”じゃないか!)



サイクルランド・ナカシマ
082-250-3551
広島市南区出汐1-3-22
※ご主人がとても親切で、腕も確かなのだ!!
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サクラに異変!?

2009-04-02 19:55:41 | EVER GREEN 環境
会社をサボって、広島市中心部にある「平和記念公園」に行ってきました。

公園を取り巻く元安川(もとやすがわ)や本川(ほんかわ)沿いに
約400本ほどのソメイヨシノが立ち並んでいます。
「満開」発表ではありますが、
よく見ると「つぼみ」が結構多く、満開手前の“7分咲き”ぐらいの感じでしょうか?

2日現在、広島県では西部沿岸部のほとんどで“満開”になっています。
実は広島市中心部には6本の川が流れていますが上流の県北から川面を伝って流れてくる「冷たい空気」にさらされるため、
川沿いのサクラの開花の進み具合はどうしても2~3日程度遅れてしまいます。

幸いこの週末は天気の大きな崩れはなさそうですし、金曜からは気温も上がってきます
お休みに合わせて満開のサクラを楽しむことができそうですね!
(まっ、どうせサクラを愛でるのは数分で、ほとんどの方は“だんご”のほうに夢中になるんでしょうが…)




サクラの下で宴に興ずる人たちを見守るように建つ「原爆ドーム」…

その風景を見るにつけ、
「平和」とういうことの大切さを、あらためて実感せずにはいられません。
私たちが先頭に立って、「平和」と「GREEN」を守っていかなくてはいけませんね!

ところで、前回のサクラに関するエントリーで
“サクラの開花が年々早くなっている!”というお話をしました。
そして
もっと深刻な問題も出てきている”ということもお話をしました。
きょうは、その中身をご紹介したいと思います。


サクラの開花を決めるにあたって重要な要素は、
1.冬の寒さ
2.そしてその後の春の暖かさ
というお話も前回しましたよね?


サクラは秋までに「花芽」を作って、いったん“休眠”に入ります。
(動物の“冬眠”と同じようなものです)
その“寝ている”サクラを起こすのが、実は“冬の寒さ”!
サクラにとって“冬の寒さ”は“めざまし時計”なんです!!

これを“休眠打破”といいます。

ぶっちゃけいえば、
冬が寒くないとサクラは綺麗に咲かない!!
ということなんです!

ただ昨今暖かい日が多い、いわゆる“暖冬”といわれる冬が出現する回数が多く、
その影響で、九州南部など南日本でサクラに大きな異変が起きているんです!!



(気象キャスターネットワーク&波田 調べ ※転載厳禁)
この資料をご覧ください
これは1990年と、2000年~2007年までの種子島測候所が観測した
ソメイヨシノの「開花から満開までの日数」をわかりやすく図にしたものです。
通常、サクラ(ソメイヨシノ)の開花から満開までの日数はだいたい「7日」といわれています。

しかし種子島ではここ数年
「10日~2週間」程度かかった年が多く、
年によっては「3週間~1か月近く」かかった年も。
それどころか1990年や2002年のように
“満開にならなかった年”も出てきているんです!!
(「満開」とは、8割以上の花が咲いている状態のこと)

“記録的な大暖冬”だった2006~2007年の冬、
その年のサクラにも異変が起こりました!!



2007年春の広島市内のサクラです。
上の写真は「満開発表」の平和公園ですが、

サクラの花、スカスカです…

アップにしてみてみると
「つぼみ」と「花」、「葉桜」が混在しているのがわかります。


実は、いつもなら開花を合図に、花がほぼ同時に開くのに
この年はそれぞれのつぼみが花開くのがバラバラで
気の早いサクラの花は咲いて散ってしまったけど、遅いサクラはまだつぼみ…”という状態になったから。

1990年と2002年の種子島では、その状況があまりにもひどく
同時に咲いた花が8割以上にならなかった”ということなんです!!

その原因は
冬に暖かい日があまりにも多く、“休眠打破”がうまくいかなかった…

要するに、
“寒さという「目覚まし時計」が鳴らなくてサクラが寝ぼけてしまい、
目覚めるのに時間がかかった”ということなんです!!

2007年の広島ではいつもと逆で、
高い山の上にあるサクラから咲き始め、徐々にそれが低い場所へと下がってきました。
そういえば、沖縄でもサクラは高いところから咲いていきますよね!

暖冬の原因はいろいろありまして、決して“地球温暖化が最大の原因”とはいえません。
ただ一方で、昨今気温が高い年が多く、年々平均気温が上がってきているという事実を見ると、
“地球温暖化”の影響が出てきているのは間違いないのではないでしょうか?



このまま地球温暖化を放っておくと
近い将来、あふれんばかりの薄桃色の花の下での花見はできなくなるかもしれません…

私たち人間以上に自然は敏感なんです…



いっせいに咲き誇り、散り方の潔さもあって
日本人が最も愛しているといっても過言ではない“サクラ”…

宴に興ずるのもいいですが
サクラの花を眺めながら、
“平和”と“GREEN”について今年はちょっとだけ考えてみませんか?



PS 1
種子島測候所は2007年秋に廃止になりました。
今、合理化や効率化を理由にたくさんの測候所が廃止・無人化されています。
今回紹介したデータも、人がきちんと観測してきたために得ることができた貴重なデータです。

また防災の最前線として機能してきたという歴史もあります。
防災のため、そして地球温暖化を食い止める監視役として、
この“無人化・廃止”の流れ、なんとかならないんでしょうか?

PS 2
今年の広島のサクラの開花、公式発表は“3月22日”でした。
実は去年とルールが変わったらしく、標本木が6~7本だったのが1本に減ってしまいました。
去年までの標本木は3月19日にいっせいに開花したのですが…
だから、オレの予想は決して間違いじゃないのだ!!

なんか「去年までは“プロレスルール”だったけど、今年からは“K-1”ルールだよ」といわれているみたいで不快です…

そもそも過去のデータとの整合性はどう取るんだよ? このあたりが“地球温暖化懐疑派”の人たちのツッコミどころになるのに…


ちなみにこの私、サクラに関してはさほどの興味ないんです…(苦笑)
サクラの季節が終わってからの“新緑が萌えるころ”のほうが好きですね…
あの新緑が織り成す“緑のグラデーション”がたまらないんです

萌え~!!
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広島の“新名所”をご紹介!!

2009-03-26 19:04:26 | EVER GREEN 環境
今回は広島の名所をご案内したいと思います。

なんといってもまずはこれかな?
“新”広島市民球場。MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島(マツダスタジアム)です!
10日の地元開幕戦には“全面天然芝”のフィールドを選手が駆け回るでしょう。


ただ、今回はこのマツダスタジアムを紹介したいのではありません。
あたりまえすぎて、おもしろくない。


紹介したいのはこのスタジアムの道を隔てて反対側にある
巻き寿司専門店 はな」です!!




どうですか? すごいでしょ?
天ぷら定食 700円です(笑)
今回はエビと小イワシが乗っているため300円upですが…

エリンギやシイタケ、さつまいもなどたくさんの野菜が入っているのと、
“ギガ単位”のボリュームがこのお店の売りです。
(写真にはないですが、このあとさらにもう一皿天ぷらが出てきました… 苦笑)


また今回いただいたのは「帆立のムニエル」


相変わらずのボリューム…(苦笑) そしてふんだんな野菜…
実はこのたっぷりな野菜、“ただの野菜”ではありません!!

な、なんと
全部が、地元広島の無農薬野菜なんです!!



メインであるホタテとモンゴウイカ(香りがいいんだ…)のほかに
右から、コリアンダー、ベニハゴケ、カイワレ、上にミント、キュウリ、レタス、ミニトマト(甘い!)、ルッコラ(ハツカダイコン)

そして、下の写真にある付け合わせの野菜ですが、
ジャガイモから時計回りに、ゴマノハ、胡麻油で炒めたカブナ、ワケギ、ツボミナ、ツマミナ…

これもなんと700円でいただきました(ぶち安い!!)


このお店は“あくまで巻き寿司専門店”なんですが
旬の地元産の無農薬野菜をおいしくたくさん食べさせてもらえるので
いま、一番の楽しみなんです!!


今、しきりに「地産地消」という言葉が叫ばれています。
いろいろな食べ物が私たちのまわりにはあふれていますが、

日本の食料自給率はたったの“40%”…

多くの食べ物は外国から輸入されています・

遠い諸外国から食料を運ぶ際にはたくさんのエネルギーを消費し、
そのときにたくさんの二酸化炭素(CO2)や汚染物質を排出しています。
食料輸送が環境に与える負荷を表す言葉に「フードマイレージ」というのがありますが、
たくさんの食料を輸入する日本はその数値が他の国に比べても格段に大きくなっています。
(ホントは“お取り寄せ”もよくないんだよね…)

また今の日本では、食に季節感がなくなっていますよね?
ショートケーキにはいつもイチゴが乗っているなど、
大概の野菜や果物は季節に関係なく口にすることができます。
温室栽培などの技術が向上したからですが、
暖房や照明などにもたくさんのエネルギーが費やされているため、
“旬ではない食材”の栽培からはたくさんの二酸化炭素(CO2)が排出されていることも私たちは知らないといけないでしょう。


“地産地消”にはたくさんのメリットがほかにもあります。
・新鮮な食べ物を食べることができる
・旬な食べ物を食べることができる
・故郷の歴史や文化、そして活性化にもつながる
旬な食べ物を食べることは、自分自身の健康を維持するのに大きなメリットがありますよね!

わかりやすいのが“夏野菜”と“冬野菜”!
地上に出来るものが多い夏野菜は「身体を冷やす」働きがあり、
地下に出来るものが多い冬野菜は「身体を温める」働きがあると言われています。

水分がたっぷり含まれているスイカには、水分補給と身体に貯まりやすくなる老廃物を出す利尿作用があると言われていますし、保存がしやすいカボチャは冬の大事な栄養源。
その土地その土地の特産物には、その土地の気候風土を背景とした理由があるんですね。

昔の人たちの知恵はすごい!


また広島では、みかんやレモン、はっさくなど柑橘類の生産が有名ですが、
りんごもたくさん生産しているのをご存知ですか?
収穫量は1380トンで全国で13番目(2007年 農水省)
しかもリンゴを研究する青森の大学教授が
「糖度が高く本場のものよりもおいしい!!」と絶賛したぐらいの品質なんです。
(おそらく北日本よりも日照時間が長いため、糖度が高くなるのではと思います)

みなさんの街にも、たぶんこのような“掘り出し物”の野菜やくだもの、畜産物がたくさんあると思います!!
ぜひそんな食材を食べて、健康になり、地球にも優しくなってほしいですね。
そうなれば、そのうちもっと手頃に地元の食材が楽しめ、地元の街が元気になるに違いありません!!


巻き寿司専門店 はな
082-264-9174
11:00~18:00
毎週火曜 第2水曜休
広島市南区西蟹屋3-13-5
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時代の先端を行く“科学者”とご一緒したのだ!

2008-10-28 20:46:32 | EVER GREEN 環境
先日、千代田に行ってきて、バスを降り過ごしそうになったことを話した。
(ホンマにヤバかった…)
実は広島県環境保健協会が主催する
「第49回広島県公衆衛生大会」にゲストとして出席してきたのだ。

そこでスンゴイ人とご一緒したのだ!

日本での地球温暖化問題の研究の第一人者の一人で
新進気鋭の若手科学者
ここ1~2年はテレビでよくお見かけするようになった
国立環境研究所 地球環境研究センターの
江守正多さんである!
wikipedia
http://www-cger.nies.go.jp/climate/person/emori/index.html

そんな江守さんの活躍ぶりはここでもみられるのだ!
地球温暖化についてもよくわかるので要チェックだ!!

「team-6 ホームページ 地球温暖化シミュレーション」
http://www.team-6.jp/cc-sim/



実は江守さんと仕事でご一緒するのは3回目。
去年の8月、今年の2月、そして今回。
ぶっちゃけすっかり“マブ”である(たぶん…)

写真でもわかるように
オレよりちょっとだけ“イケメソ”なので、当然女性に大人気である。
今年2月にあった、とある気象キャスターの集まりでも、
女性陣は講習会そっちのけで“ワー キャー”言ってたぐらいだ。
非常に面白くためになる話をしてくださったのだが、
“江守スマイル”にたぶん話の中身は覚えていないに違いない…


初めてご一緒させていただいたのは
全国地球温暖化防止活動推進センターが主催した去年8月の“気候の危機inひろしま”。
このシンポジウムは非常に大きなイベントだったのだ。
全国的にも注目されていたイベントだったので
オレは普通にまじめにやろうと思っていたのだが、
“広島らしさ”を強硬に前面に出そうとしたスタッフに
私はなぜかサンフレッチェのユニフォームを着用させられた。
また、広島の“異変”を紹介するVTRを作ることになったのだが
ここでも“広島らしさ”を強要され、ベタなBGMをつけさせられるなどの演出を強いられたのである。
(サンフレのユニフォームに関しては、スタンバっていたところ
前の方に座っていた初老の女性グループに
「なんだコイツは…」とかなり怪訝そうな顔をされて傷ついたのだ ほっとけ…)


たぶん、江守さんもほかの参加者もみんな
「なんだコイツは」と思っていたに違いない。
しかし、意外に大ウケで会場も盛り上がり、
打ち上げでさらに打ち解けることができたのだ。
(このシンポはほかの場所と比べて内容もかなり良かったらしく
参加していた、元環境大臣で全国地球温暖化防止活動推進センター代表の大木浩さんにもほめていただいた)


広島ではカキやお好み焼きを堪能した江守さん。
次に広島に来る時には“ディープな地元グルメ”を紹介することを
すでに約束している。
その時は、これでもかと“マニアック”な店や食べ物を紹介してやろうと思っているのだ(笑)
(お好み焼きだって、街中より周辺部のほうがおもしろくておいしいからね!)

その一端を紹介したのだが、食べ物のことになると“立て板に水”のごとくしゃべるオレのことを
「なんだコイツは」とまだ思っているかもしれない。
でもとにかく“地球温暖化を何とか止めなければいけない!”という部分では意見が一致している(まあ当たり前だ)
当然影響力は江守さんの方が断然上ではあるが、オレも微力ながら協力したいと思っているのだ。

何かあったらいつでも声をかけてください!
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「心技体」 そして「愛」!

2008-10-27 23:16:46 | EVER GREEN 環境
先日、千代田に行ってきて、バスを降り過ごしそうになったことを話した。
(ホンマにヤバかった…)

実は広島県環境保健協会が主催する
「第49回広島県公衆衛生大会」にゲストとして出席してきたのだ。
テーマは“脱温暖化に向けたコミュニティの役割を探る”
地球温暖化防止について“地域の役割”を果たすためにどうすればいいかを考える会だ。

ここ2~3年、こういった会合に呼ばれることが多くなった。
非常にありがたいことである。
“外野”がやかましいらしいが、呼ばれるということは評価をしてくださる方が多いということ。
できるだけ参加して微力ながら力になりたいと思っているのだ。



オレはパネルディスカッションのパネラーの1人として、広島の気象や気候変動の影響をちょろっと話した
(あんな短い時間でいいのだろうかとも思ったぐらいだが、本当にアレでいいですか? 主催者のみなさん…)

しかし、その前に素晴らしいゲストが千代田にやってきて、素晴らしい話をしたのだ!
そのゲストとは…

日本での地球温暖化問題の研究の第一人者の一人
新進気鋭の若手科学者
ここ1~2年はテレビでよくお見かけするようになった
国立環境研究所 地球環境研究センターの
江守正多さんである!
wikipedia
http://www-cger.nies.go.jp/climate/person/emori/index.html

実は江守さんと仕事でご一緒するのは3回目。
ぶっちゃけすっかり“マブ”である(たぶん…)
写真でもわかるように
オレよりちょっとだけ“イケメン”なので女性に大人気なんだそうだ。
先日の気象キャスターの集まりでも、
女性陣は講習そっちのけで“ワー キャー”言ってたぐらいである。

そんな江守さんの活躍ぶりはここでもみられるのだ!
地球温暖化についてもよくわかるので要チェックだ!!
「team-6 ホームページ 地球温暖化シミュレーション」
http://www.team-6.jp/cc-sim/

初めてご一緒させていただいたのは
全国地球温暖化防止活動推進センターが主催した去年8月の“気候の危機inひろしま”。
このシンポジウムでは、
“広島らしさ”を強硬に前面に出そうとしたスタッフに
私は無理やりサンフレッチェのユニフォームを着用させられ、しかもべたべたなVTRを作ることになった(内容は諸事情で秘密だが、広島でのいろいろな異変をべたべたなBGMをつけて製作上映した ユニフォームも前に座っていた初老の女性にかなり怪訝そうな顔をされたのだ ほっとけ)

しかし江守さんをはじめ、参加者からは大ウケだったらしく
打ち上げの大盛り上げの一因になったのだ。
(参加していた元環境大臣で全国地球温暖化防止活動推進センター代表の大木浩さんにもほめていただいた)

江守さんは
打ち上げの2次会で食べた広島のお好み焼きをいたく気に入ったらしく
今年2月にお会いしたときもずっとお好み焼きの話をされていたのだ!


さてすっかり前置きが長くなってしまった。
江守さんはシンポジウムの最後に
地球温暖化問題解決のためのキーワードを示した。
それは
心技体」…

「心」とは、
私たちの価値観やライフスタイル、要するに“私たちの心がけ”を変えること。
我慢しなくてもいいけど、身の丈にあった無駄を省いた生活を心がけることともいえる。
「技」とは、
日本が誇る技術 例えば省エネ技術、CO2削減技術。
「体」とは
社会体制、社会制度、社会インフラ。
私たちがしようとする“心がけ”と最新の技術を最大限活かすことができる“社会の制度”を構築することだ。

江守さんは
地球温暖化問題を議論する“朝まで生テレビ”で初めて
「心技体」を使い始めたそうだが、
あまりの言葉のインパクトと問題の解決策のツボを見事についた表現に
某2ちゃんねるの実況で「心技体、キターーーーーーーーーッ!!」と大ブレイクだったらしい(笑)

その「心技体」、
どれが欠けても地球温暖化問題は解決できない。それぐらい差し迫った問題が起こり始めている。
「『心技体』、“3本の矢”があれば私たちの地球は折れない」と江守さんは力説した(うまい!)

それに対抗したわけではないが
(いや、この企画を持ち込まれたときにかなり意識した。広島はオレのホームグラウンドだからね)
オレは「」という言葉を掲げた。
江守さんの「心技体」の「心」の部分にあたるかもしれないのだが、
温暖化によって異変が起こりつつある広島の自然や環境、生活の部分に心を配るとともに、
広島の自然や環境などを愛し慈しむこと。
そのためには、「地産地消」など広島のよいところをアピールすることなどで広島の活性化を図ること。
「広島を愛すること」、それが全ての始まりなのではないかと提案したのだ。

これは江守さんも賛同をしてくださった。
大会のあとも、車で広島市内まで戻る間、温暖化に関連する話は尽きなかったのだ…


みなさんもぜひ、
「心・技・体」と「愛」で、地球を救ってほしいのだ!
コメント
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