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飯能天文同好会会員のブログ

ダークフィラメントの変化

2016年05月23日 | 太陽

少し古いのですが、
一昨日の太陽面Hα画像です。
黒点が中央付近に見えていました。



Hαでの撮影を終えて
太陽面を3倍の日食観測用双眼鏡で見ると
この黒点は、はっきり見えました。

日食グラスでは辛うじて存在が確認できる感じです。
この日食グラスですが、
安全性は保証されているものの、
透過率がやや高く、ちょっと眩しいのですが、
薄雲が出ていたので、調度良い明るさに感じました。

Hαでは、黒点の近くにダークフィラメントがあり、
数分で形が変化しているのがわかりました。



by inoz

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長く伸びた雲

2016年05月18日 | Weblog

夕方18時半頃、空を横切る長い帯状の雲が出ていました。

スマートフォンで撮影なので
光量不足か、ノイズがちな感じです。


パノラマオプションでつなげてみましたがこんな感じです。


こんな光景を見られたのも
東武東上線が脱線でダイヤが乱れていたので
早めに切り上げて帰ることにしたからでした。
ちなみに、この雲は、
気象庁Webの気象衛星(高頻度)画像でも
関東地方を北東から南西へ横切る
雲として確認できました。

夜は月だけ撮影しました。
木星と火星も明るく輝いていましたが
倍率をあげられる機材を出すのが
億劫でやめました。。。



by inoz

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画像の周波数成分

2016年05月16日 | 

今夜は大きめの地震があり
久しぶりに携帯の緊急地震速報を聞きました。
21:23でした。

今夜の月ですが
ネットで地震情報確認しているうちに雲が迫り
西から迫ってくる雲に覆い隠される直前でした。
月の左側に見えていた木星は、すでに雲の中でした。
21:45頃です。



この画像をソフトウェアのバントパスフィルタで、
低周波成分と、高周波成分を分離してみました。
左側のぼやけた画像が低周波成分で
右側が高周波成分です。

 

GW中に同好会の天文合宿がありましたが、
第1夜が雨天で星を見ることができず
天文の話で盛り上がった際に
望遠鏡の見え方が
反射系と屈折系で異なり
どっちが高周波成分が卓越しているとか
低周波成分が強調されるだとか
話していた記憶があったので
ふと思いつきでやってみました。

使ったソフトはImageJというオープンソース・ソフトウェアです。
FFT演算で周波数変換できたり
興味深いソフトです。
画像処理の演算系に詳しい人には使い出があるのではと思います。

by inoz

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